家庭料理などでよく使われるごま油。みなさんも料理をするときに一度は使ったことがあると思います。しかし、その中にはなんとなくで使っていた方もいるのではないのでしょうか?
ごま油の役割などを意識することで、作った料理がさらに美味しくなります。なんとなくで済ませてしまうのは勿体無いです。
今回はごま油の選び方が分からない方というかたのために、ごま油の効果や選び方、おすすめの商品を紹介したいと思います。
目次この記事でおすすめする商品
ごま油の役割
ごま油はごまから抽出された油で、主に中華料理などに使用されます。通常の油よりもごま特有の香りが強く、香り付けとしての役割があるのが特徴です。
例えば、炒め物などに使用すれば香りや風味がつきます。また、香り付けとしての効果を生かすためにサラダに直接かけるのもおすすめですよ。
リノール酸といった不飽和脂肪酸が多く含まれており、健康にも良いと注目されています。不飽和脂肪酸には生活習慣病を防ぐ効果があるため、体調が気になる方はごま油を使用してみると良いでしょう。
ごま油の選び方
実際にごま油を購入するときに、一体どのような点に注目すれば良いのでしょうか?ここでは、ごま油の選び方を様々な視点から紹介します。購入時の参考にしてみてください。
目的で選ぶ
ごま油は通常の油として使用するだけでなく、そのままかけて使用するなどの様々な使い道があります。
サラダ油などの通常の油では焼いたり揚げたりするだけなので、使い道が豊富なのがメリットです。使い方によって、選ぶごま油を変えてみるのも良いかもしれませんね。
中華料理に使うなら色も香りも濃厚な焙煎式
ごま油にも様々な種類があります。ごまの焙煎温度や圧搾方法によって特徴が変化するのです。焙煎をしたごまから抽出したごま油は香りやコクが強く、色が茶色であることが特徴です。
力強い香りを生かして、中華料理などに使用すると良いでしょう。例えば炒め物では回鍋肉や青椒肉絲などに使用することが多いです。
その他にも麻婆豆腐にも使用されます。このように中華料理全般に使用できるのもメリットになります。そのため、中華料理を作る際には焙煎式のものをおすすめします。
サラダのドレッシングに使うならさっぱりした低温焙煎式
低温で焙煎したごま油は、色が透明に近く、茶色さはほとんどありません。他の油と見間違えをしてしまうなんてこともあるでしょう。
ごまの香りは強くはないため、素材本来の味と風味を生かしたい場合に使います。サラダのドレッシングとして使用されることが多いです。
その他マリネや揚げ物などに使用することで、さっぱりとした味わいに仕上げることができます。中華料理以外にも使用できるのがポイントですね。
ケーキやうがいにも使える生搾りの太白ごま油
太白ごま油とは、焙煎処理を一切行っていないごま油のことを指します。低温焙煎式のものよりも透明に近く、香ばしい香りはほぼありません。通常の油よりも酸化しにくく、長持ちすると言ったメリットもあります。
透明さや香りの無さを生かして、ケーキといったお菓子作りに使用されたり、うがい薬として利用されることもあります。通常お菓子作りではバターを使用することが多いのですが、太白ごま油を使用すれば、さっぱりとした焼き上がりになります。
酸化しにくいため、油っぽさや油の焦げた匂いなどがしないのもメリットです。比較的長持ちします。
香りを楽しみたいなら圧搾式を選ぶ
圧搾式とは、圧力をかけて油を抽出する方法で、昔から利用されている方式です。
焙煎式よりも栄養素を傷つける恐れが無いため、香りや栄養素が落ちないのがメリットになります。
より香り付けを重視するの場合、こちらの圧搾式のごま油をおすすめします。
添加物の有無を確認して選ぶ
食料品として販売している以上、含まれている添加物などが気になると思います。添加物が体に良いわけがありませんので、少しでも量が少ないものを選びたいものです。
ごま油に含まれる添加物には、酸化を抑える酸化防止剤や泡の発生を防ぐ消泡剤などが使用されていることがあります。これらの添加物を摂取してすぐに症状が出る訳ではありませんが、体に蓄積することで人体に悪影響を与える可能性があるため注意しましょう。
商品によっては、純正ごま油100%と表記されているものもあります。これが表記されたごま油は、他に一切添加物を使用していないという意味を持ちます。添加物が気になる方は、それらが表記されているものを選ぶと良いでしょう。
容量たっぷりの商品を選ぶ
普段からごま油を大量に使用する方や大家族の方などは、ごま油の消耗が激しいと思います。そういった方には大容量のごま油がおすすめです。
少量のものを買って肝心なときに切らしてしまったということがありません。一度に使える量の調節もしやすいのもポイント。
ただし、使い切れない可能性がある点には注意してください。油は日々酸化し、劣化します。劣化した油は身体に悪影響を及ぼすため危険です。大容量のものを購入したらなるべく早めに使い切るようにしましょう。
ごま油の最強おすすめ人気ランキング10選
ここでは、おすすめのごま油をランキング形式で紹介します。実際にごま油を購入するときの参考にしてみてください。
10位 日清 ヘルシーごま香油 130g
お店でもよく見かけるごま油だと思います。圧搾で最初にでた油と低温焙煎ごま油、そして良質ななたね油をブレンドしてあるのが特徴です。そのため、焙煎ごまの香りとごまそのものの味を両立しているのがポイントになります。
さらにコレステロールが0であるため、身体の健康が気になる方にも使用ができるのも良いですね。値段も低めで購入しやすいと思います。
9位 オーサワのごま油 缶
会津若松伝統の圧搾式を用いて油を抽出しています。そのため、豊かでまろやかな風味とマイルドな香りが特徴です。中炒りであるため、香ばしさもちょうど良いくらいに調整されています。
添加物が使用されていない点もポイント。身体の健康が気になる方も使用できます。缶に油が封入されている珍しいタイプで、ごま油を日光などから守ることができます。劣化が気になりません。
8位 日清 純正ごま油 本胡麻搾り 1500g
深く煎ったごまを圧搾式でじっくりと抽出しています。そのため、濃厚な香りと芳醇な旨味が実現しているようです。本格的な香り立ちなので、どのような料理にも使用できるのがポイント。
容量が1500gとかなり多めになりますので消費する量が多い方や、大家族の方などに向いているでしょう。ただし、使い切れない場合は劣化してしまう可能性があるため注意してください。
7位 九鬼 純正胡麻油こいくち
ごまを通常よりも多めに焙煎し、伝統的な圧搾法で油を抽出しています。そのため、通常のごま油よりも香りが強めでありコクも深いのが特徴です。炒め物をはじめ、ナムルや焼肉といった中華料理や韓国料理に向いています。
圧搾法だけでなく、焙煎やろ過の仕方などにもこだわっており、良質で個性的なごま油を生み出せる日々努力をしています。こだわりを感じさせる商品は品質にも影響します。
6位 かどや 金印純正ごま油 瓶 200g
こちらのごま油もよくスーパーで見かけると思います。良質なごまを丁寧に焙煎してから抽出しています。そのため、香ばしい香りで昔から人気がありました。
昔から販売しているごま油で、品質が保証されているのがポイントです。長年販売されてきているのがその証でしょう。手頃な価格で購入できるのも人気の秘訣。さらにどこでも販売しているというのも大きいでしょう。
5位 マルホン 太香胡麻油 450g
厳選されたごまを焙煎し、圧力のみで抽出しています。穏やかな香り立ちと澄んだ琥珀色の油が特徴です。
抽出には化学薬品を用いたものもありますが、ごま本来の旨味や香りが阻害される可能性があります。そのため、昔ながらの圧搾法のみで油を抽出しているそうです。
様々な料理の旨味と香りを引き立たせるため、和洋中問わず使用することができます。何にでも使える点は良ポイント。回鍋肉はもちろん、パスタや煮物など様々な料理に使用できます。
4位 マルホン 純正ごま油ゴールド 200g
厳選されたごまのみを使用しており、さらに残留農薬がないかなどのチェックも行っています。農薬の人体への影響を気にする方には良いポイントですね。
こちらの商品は圧搾のみで油を抽出しており、化学薬品を使用していません。ごま本来の味と香りを楽しむことができます。
大量生産に適したものであるらしく、それによるコストダウンのおかげで安く購入することが可能であるそうです。値段が下がっても、様々な料理に使用できる点は変わらず、汎用性が高いごま油だと言えます。
3位 ジェフダ 調合ごま油 1500g
ジェフダが生産した純正ごま油に大豆サラダ油をブレンドしたものです。純正ごま油は原料のごまの良さをそのまま抽出しています。そのため、まろやかな味とコクのある風味・香りがダイレクトに伝わるのが特徴です。
中華料理にも使うことができますが、揚げ物や炒め物・和え物などにも使用することができます。様々な料理に使えるのは良ポイント。汎用性が高いごま油だと思います。
量が1500gと多めなのも便利な点です。大量に消費する大家族などにおすすめですね。ただし、品質が劣化する前に使い切るようにしてください。
2位 九鬼 太白純正胡麻油 600g
太白タイプのごま油になります。低音圧搾法で抽出しているため、通常のごま油と違い、色が透明で特徴的な香りがありません。しかし、ごまの旨味や栄養素はそのままなので、ごま油として使用することができます。
無味無臭さを利用して、サラダのドレッシングやケーキの材料に使用したりすることも可能です。ケーキに使用すれば、ふわふわで柔らかな食感になります。
もちろん揚げ物などにも使用でき、通常のごま油で揚げるよりもさらっとしており、あっさりとしたものが作れます。ギトギト感が苦手な方にもおすすめですね。
1位 マルホン 太白胡麻油 1650g
厳選したごまを焙煎せずに油を抽出しています。そのため、ごま油特有の香ばしい香りなどはせず、油の色は透明になります。香りや味がないため、素材本来の味を引き立たせることが可能で、和洋中問わず様々な料理に使用することができます。
この商品にはセサミンと呼ばれる栄養素が含まれており、抗酸化作用を持っているそうです。老化防止などにいかがでしょうか?
容量が多めで1500g以上あり余ってしまうことが懸念されますが、酸化しにくいため使い切れない時の心配が無いのが最大のメリット。ここが人気の秘訣だと思います。
マルホン 太白胡麻油 1650g 1,922円 九鬼 太白純正胡麻油 600g 955円 ジェフダ 調合ごま油 1650g 1,058円 マルホン 純正ごま油ゴールド 200g 305円 マルホン 太香胡麻油 450g 702円 かどや 金印純正ごま油 200g 297円 九鬼 純正胡麻油こいくち 890円 日清 純正ごま油 本胡麻搾り 1500g 1,159円 オーサワのごま油 缶 2,357円 日清 ヘルシーごま香油 130g 198円おすすめの商品一覧
製品 最安値 評価 リンク 4.65 4.68 3.69 4.78 4.58 4.48 4.48 4.78 4.04
ごま油を料理に生かすなら
ごま油は通常の油よりも使い道が豊富です。
香り付けやその他にも使用できるので、ぜひ試してみてください。
パンやホットケーキ作りでサラダ油の代わりに
パンやホットケーキには、サラダ油やバターなどが主に使用されます。そのため、ベタついたりコレステロールが多いといったデメリットも存在します。
それらの代わりに太白ごま油を使用してみましょう。太白ごま油は無味無臭で栄養や健康に良い成分などが豊富に含まれています。パンやホットケーキに使えば出来上がりがさっぱりとしていて、食べやすさが上がります。
さらに、ケーキにも太白ごま油は使用できます。カロリーやコレステロールも少ないため、健康にも良いですね。普通とは違うパンを食べてみたい方は太白ごま油を使用してみてはいかがでしょうか?
ビビンバやサラダなどの韓国料理に
ごま油は香り付けとしてとても優秀です。ビビンバやサラダ、ナムルなどにかけることで、ごまの風味とまろやかな食感が追加されます。
辛いものが苦手な方は、マイルドさが増して食べやすくなると思います。サラダの味付けなどにもアクセントになって良いかもしれませんね。
韓国料理のような辛いものが多いものにも、ごま油は活躍するので試してみてください。
まとめ
ごま油には、通常の油とは違った使い道があることが分かりましたでしょうか?炒め物だけでなく、揚げ物や和え物、サラダのドレッシングやパンやケーキといったお菓子の原材料にも使うことができます。
さらに抗酸化作用など、健康にも良い成分が多く含まれており、健康に気を使っている方にもおすすめでしょう。
香り付けや健康を気にする人・何にでも使用できる油が欲しい方は、ごま油を使用してみてはいかがでしょうか?