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職人の技、日本屈指の漆器/輪島塗

輪島塗

輪島塗

輪島独特の繊細で丁寧な造りは、唇に触れる口縁のタッチを穏やかにして料理の風味をより引き立てます。
代々に渡りご愛用いただくことで使う人と共にますます美しく育つ漆器は、時を経て手離し難い愛着が生まれます。
輪島の伝統工芸品の世界をお愉しみください。




輪島塗
輪島塗

輪島塗は、頑丈さと美しさを併せ持つ日本屈指の漆器です。
切り倒してから3〜5年以上をかけて乾燥させた材をもとに、さらに半年から1年の時間をかけ、約160もの工程を、技を極めた職人が順にこなし、一つの形にします。
作り手はそれを長く使っていただけるお客様を想い、一つずつ丁寧に仕上げていきます。

各工程は10の分野に分けられ、完全な分業制となっています。
各分野は代々受け継がれることがほとんどで、徹底して専門化することで技術力が高められ、守られてきました。

工程ごとに専門職から専門職へと手渡され、完成していく輪島塗。それぞれの専門職の人は、自分の仕事に自負を持ち、次の専門職の人に自信を持って手渡せるよう丹精を込めます。
こうした工程のすべてをチェックし、コントロールする、いわばプロデューサーの役を果たすのが塗師屋。発注から販売・納品までをトータルに管理します。こうした独自の分業制が、輪島塗の品質を支える基礎になっています。

各工程の専門職がすべての手作業で妥協することなく最高の品質を求める。
その結果生まれたものだけが、輪島塗と呼べるのです。




輪島塗
輪島塗

漆は英語で japan と表記されます。大航海時代に当時のヨーロッパの人々が、日本の漆の色に魅了されたことに由来します。
日本人は古くから神事に漆器を使い、祝い事はもとより普段の食卓にも使われています。

輪島塗の起源にはさまざまな説がありますが、現存する最古の輪島塗は室町時代の1524年の作といわれています。漆器の技法そのものは縄文時代にまでさかのぼることができます。
17世紀以降、輪島近辺に産する漆、アテ、ケヤキ、輪島地の粉(珪藻土)などの豊富な材料を用いて分業的生産による堅牢な漆器作りを行い、港湾機能を生かして広域的な市場を形成して発展したものが近世輪島塗と呼ばれています。
長い時間をかけ、幾世代にもわたって受け継がれてきた技。
それは単に伝統を守ることだけにとどまらず、創意を重ね、技を磨き、常に進化と深化を続けてきました。

1975年には輪島塗が伝統的工芸品に、1977年には重要無形文化財に、1982年には輪島塗の制作用具など3804点が重要有形文化財に指定されました。




輪島塗
輪島塗
和食はもちろん、メニューの洋の東西を問わず、料理に格調と華やぎを添える使い途の広い輪島塗り。料理のみならず、ぐい呑の漆黒に映る月を愛で酌み交わす月見酒、四季の風趣になくてはならない輪島の酒器です。
普段に、おもてなしに、頻繁に使ってこそ色艶を深め、料理の映えも増してきます。
器に余白を持たせた盛り付けで美しいひと品を。




輪島塗
輪島塗
東京銀座のソニービルにて伝統工芸品を展示、コンセプト映像を85インチブラビアで放映する展示会「Wajima Sake Cup project」。(会期2016年3月1日〜3月31日)
日本酒を楽しむための輪島塗を制作するグループで、名技巧たちが名を連ね、食卓に華を添えるような美しい酒器を発表、日本の伝統的な柄や形を大切にしたものはもちろん、伝統的な技法を磨きつつ、これまでにない新しい試みをしたものまでを一同に揃えました。
輪島塗の老舗の工房が、それぞれ培ってきた技術と経験を活かし企画した、いわば一押しの酒器たちです。
こちらはそのイベントとのコラボレーションで、出品作品をWeb上の「おとどけねっと」で特別販売を行っております。
軽さ、口当たり、肌触りをお酒と共に楽しんでいただけます。
ご愛用いただける一品をぜひお選びください。




輪島塗




輪島塗



漆器の代表的な産地が輪島です。その輪島塗の酒器をご紹介いたします。
日本の伝統的な柄や形を大切にしたものや、伝統的な作り方を守り、磨きながらこれまでにない新しい試みをしたものまで揃えました。
漆には、艶やかで深い色合いの他に、優しい口あたりや手触りという大きな特徴もあります。漆の艶、漆の深み、漆のやわらかさ・・・、職人の丁寧な技が生み出す逸品です。

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