“慈久庵” 焼畑農法で自家栽培、手刈り天日乾燥、
石臼で粗挽きし自家製粉する究極の蕎麦。
本質を追い求めて産み出す「価値ある特産品」。
2000年に東京杉並から旧水府村に移転して以来、店主の小川宣夫自らが栽培や
製粉、手打ちと蕎麦の全作業に取り組んでいる、自家焼畑栽培、石臼で自家製粉
した“粗挽き粉”を使って作られた究極の蕎麦(乾麺)、蕎麦(そば)まんじゅう、
他、台湾に店主自らが修行に行き完成した「茶梅」、地元で昔からの製法を頑なに
守る醤油蔵「ヨネビシ醤油」との共同開発で生まれた「返し」など、小川宣夫
“キモ入り”の、本質を追い求めて遂に完成した逸品をご紹介します。
“慈久庵” どんなお店?
東京の阿佐ヶ谷で蕎麦の銘店として知られていた慈久庵。店主の小川さんは一切の仕事を
自分ひとりで行う妥協のない店主として蕎麦通にも知られる存在でした。
さらにおいしいそばを打つだけではなく、おいしい玄蕎麦を作ることに決めた小川さんは、
自らの故郷の玄蕎麦産地である里山を守り、里山が産み出す特産品を追求したい一心で、
2000年に東京杉並から旧水府村に移転。
以来、自らが栽培や製粉、手打ちと蕎麦の全作業に取り組んでいます。
おいしさを追い求めて創り出された、自家焼畑栽培、石臼で自家製粉の“粗挽き粉”を使って
作られた究極の蕎麦はたちまち話題となり、遠くから小川さんのおそばを求めていらっしゃる
お客様で移転後もますます行列の出来るお店となりました。
現在は蕎麦職人としてだけでなく「活動家」として、勢力的に里山再生や地元の
「本当においしい特産品」を作ることにも積極的に取り組んでいます。
数々のメディアでも絶賛の蕎麦職人、小川宣夫。
テレビでは特番が組まれ、NHK出版から「小川宣夫の蕎麦・饂飩指南 」が出版され、
雑誌の蕎麦特集となれば表紙や扉などでもしばしば特集される銘店「慈久庵」。
そば職人として全国の蕎麦店主から尊敬と羨望が熱く注がれる、小川宣夫さんの蕎麦は
とても美しく、彼がそばに注ぐ情熱は、どこまでもストイックで端正、淀みがありません。
もちろん乾麺その他彼が作ったものはすべて思わず唸ってしまう納得の味です。