ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


その12・その1


最近注目のロワールを帰国後ほやほやのテンチョーが語る!
たくさんの人にお会し、感激〜!
氷点下も辞さない覚悟の厚着とカイロ30個を 用意していったというのに、
ロワール、そこは春。

晴天に花々が咲き乱れ、毎日ポカポカ陽気で、 さすが私の日ごろの行いがここに示されたなぁなんて思って ご満悦のワイン会でした。


ソミュール城とロワール川

季節はずれのボケの花
2月2日、サロン・デ・ヴァン・ド・ロワール開始初日、 会場の入り口で、あっ!どうしてここに!?
といきなり、ローヌのコンドリュー三傑、 ガイヤールさんご夫妻ご一行に出会いました。

ガイヤールさんたちと ワ〜ッ、1年ぶり!お元気でしたか?でもどうしてここに???

もちろん、ワインを見に来たのよ。
ローヌからロワールまでワインの研究にガイヤール夫妻はいらしたのでした。
さすが、トゥルクの畑を整備するだけあって、なんでも研究熱心。

早速入り口で写真をパチリ☆
ニコラジョリーさんと そしてさらに玄関口に近づくと、 「ややっ!!あのお方は!ニ、ニ、ニコラ・ジョリィ大師だ!」
道行くニコラ・ジョリィさんに2月5日のクーレ・ド・セラン訪問の アポを確かめようと近づくと、社長が静止。

お忙しそうですから、また後でいいんじゃないですか。

ということで、後姿だけを見送る事になりました。

それにしても、いよいよロワールに来たんだなぁと、ちょっとワクワク して来て、どんなステキなワインとの出会いが待っているのでしょうか。
などなど考え元気よく会場に入っていったのでした。

とても美味しかったコート・ロアネーズの作り手さんと

会場に入ると、大きなホールにロワールの名門蔵が
800も勢ぞろい。

いったいどこからいい蔵を探せばいいの?

山が深すぎて攻めあぐねる前に、
うちの大事な蔵元にまず表敬訪問することにしました。

← ≪とても美味しかったコート・ロワネーズの作り手さんと≫
さて、まずはコストパフォーマンスの高さでリピーターからも人気の高い、 トゥーレーヌ・シュナンの作り手、ドメーヌ・ギャルリエールに行きました。

ギャルリエールはBIO。
ですから何人かBIOサークルのブースにワインをエントリーしていました。
試飲をさせてもらい、出荷のことについて訊ねるとプルゾーさん夫妻が 急に困った顔つきになって「日本には売れません」と断られてしまいました。

アレ? 「あの、私達、日本のワインプレスですけど、お分かりでしょうか? ホラ、ワインプレス」

「ン、ア、ア、オー、ワインプレスデスネ!。ソーダッタンデスカ!」

一瞬、私達のことをよそのインポーターとド勘違いしたらしく、 誤解が解けてからは大変にこやかに対応してくれました。

ギャルリエールさんと フランスの生産者さんは、最初にお付き合いが始まったところを 大変大切に長くパートナーシップを組むのが習慣です。
だから、どんなに沢山のオーダーを契約をするからと新規に持ちかけても、 絶対に先約の商売先をないがしろにしたりはせず、 その態度は厳しいくらいはっきりしています。

一度結婚した相手を絶対裏切らない、 そんな貞操の固さには驚かされるほどです。

4年ぶりでしょうか、プルゾーさんのワインをフルラインナップ、 11アイテムを、試飲しました。
ガメイとカベルネフランの赤、それからシュナンブランとソーヴィニョンの白。
特別仕込みのサンドリヨン(赤)とシナブル(白)。

どれもこれも、フルーツの香りがたっぷりと塗り込められ、まろやかで、 それでいて酸味のフレッシュさが、なんて心地よいのでしょう。
オークのバニラフレーヴァーがきれいな酒質に華やぎを添えて、 どれも見事な出来栄えです。

現在ワインプレスでは、プルゾーさんのワインは トゥーレーヌ・シュナン一種類のみ。
なぜかと申しますと、シュナン意外の4年前の同じアイテムの奥行きに 物足りなさというかパワーが不足していたため、 入荷アイテムをひとつに絞ったのでした。

しかし、あれから4年、誠に私達もうっかりしていましたが、 かつてのあのバランスの脆さはどこへやら、骨格がはっきりとできあがり、 豊かな果実の筋肉が堂々として、でもしなやかでとっても魅力的なワインに 大変身していました。

私と社長はもう、嬉しくって嬉しくって、内心はプルゾーさん達に 抱きついてキスしたいくらいでした。
4年の間、プルゾーさん達は一生懸命、きっとうんとうんと努力をされたに 違いない、それでなければ、ここまで品質を一気に上げる事など できるはずがありません。

いい蔵は必ず毎年成長する、そう信じて見てきた私達ですが、 うっかりプルゾーさん達の努力を見過ごしてしまった事に 深い反省を抱いたのでした。

本当にごめんなさい。本当にありがとう。

こんなに素晴らしいロワールワインを作ってくださって、 お二人に心から拍手とお礼を言葉を送らせていただきます。

日本から持参したお土産をもらっていただいてから、お二人とツーショット。
貴方がたのような立派な作り手さんのワインを分けていただけて、 私達、インポーター冥利に尽きます。
なんだか胸がいっぱいになりました。

ドメーヌ ユエの畑にて

ドメーヌ ユエの蔵訪問 カーヴにて

よもやま(ロワール編)その2

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