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リバーレースについて

リバーレースについて
レースは、もともと王侯貴族だけが身に着けることを許された贅沢品、超高級品でした。
産業革命時代の1813年、英国の技術者「ジョン・リバー」は、より繊細で立体的な模様を表現できる機械を開発。この機械は、技術者の名にちなんで「リバーレース機」と呼ばれ、その機械で織られたレースが「リバーレース」として広がりました。

この「リバーレース機」は、最盛期(100年ほど前)には世界で4,000台が稼動していましたが、技術の継承が難しく、今ではフランスのメーカーと日本のメーカー合わせて200台くらいしか稼動しておらず、その機械で織られるリバーレースは、非常に稀少価値のあるレースとなっています。
■リバーレースの特性について(レース上に見られる糸端について)

リバーレースは、ごく細かい撚り糸(よりいと)が、複雑に絡み合って織られ、透け感のあるネット目と立体的に浮かび上がる柄が特徴の、繊細で優美なレースです。
その繊細で上品な柄を表現するために、リバーレースは、柄と柄の間を、糸を飛ばす(クリップ)手法で織られています。クリップした空間はネット状の網目になり、透明感のあるレースとなります。
クリップした糸は柄と柄の間にわたった状態で編みあがりますが、最終的に、クリップした糸は「シャーリング」という工程でカットされ、レースは立体的な柄の部分と、透明感のあるネット状の部分の柄で表現されます。
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↓糸をクリップさせ、編みあがったレース(シャーリング:糸をカットする前のレース)です。
柄糸が柄から柄へ飛んでおり、その下は透明感のあるネット状のレースになっています。
↓クリップした糸を機械でシャーリング(カット)した後、ローリングカッターで残糸を刈り取ります。
レースメーカーの品質管理上、ローラー(カッター)と生地との間は、「3mm」に設定し、残糸を刈り取ります。
↓糸がカットされた後のレースです。(この状態で製品として出荷されます。)
柄から柄へ飛んでいた糸はカットされ、立体的な柄部分と透明感のあるネット部分がより美しく表現されています。
※写真のレースは見本品です。グレイスリュクスのレースとは異なりますので、予めご了承くださいませ。
残糸をカットする際は、レース本体を傷つけないよう、メーカーの品質管理上、レースとローラー(カッター)の間は約3mmに設定され、残糸をカットしております。

そのため、レースの柄部分から、糸端が約3mm〜3.5mm程度出ている部分がございますが、この糸端はほつれてくることはございません。

この糸端も、柄の一部(リバーレース特有のデザイン)とお考え頂き、大切にご使用いただけますと幸いです。

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