事件や犯罪を、探偵や登場人物が推理する展開が面白いミステリー小説。驚愕や感動を求めている人も多いのではないでしょうか。黒川博行や東野圭吾といった作家や、どんでん返し系・サスペンス系などのジャンルがあり、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ミステリー小説の選び方と、おすすめの商品を人気ランキング形式でご紹介します。ベストセラーから読みやすいものまで幅広くありますよ。手軽に読める文庫本やKindleもあるので、ぜひあなたにぴったりのミステリー小説を見つけてくださいね。
目次
この記事でおすすめする商品
事件の謎を解くワクワク感と、トリックにドキドキハラハラして面白いミステリー小説
ミステリー小説とは殺人・誘拐などの事件に対し、登場人物が解決していく展開を描いたものです。話の展開やトリックにドキドキハラハラしながら、謎を解いていくワクワク感が魅力ですよね。最後に想像と違った展開になることもあり、飽きずに楽しめます。
読み終わった後にスッキリするもの・嫌な感じで終わるもの・感動するものとジャンルもさまざまです。つい続きが気になる、「シャーロックホームズ」などのシリーズものもあります。非日常的な感覚を味わえるミステリー小説を読んでみませんか。
ミステリー小説の選び方
ミステリー小説を選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
ミステリー小説初心者なら「読みやすい作品」を選ぼう
ミステリー小説はジャンルが幅広く、作品も数多くあります。なかには話の展開やトリックがかなり難しいものもあり、読もうと思っても最後まで読めずに終わってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんなミステリー小説初心者なら、まずは「読みやすい作品」を選んでみましょう。1度読んでハマると、どんどん難しい作品も読めるようになってきますよ。まずは読みやすい「ドラマや映画に映像化された作品」や「短編集」を選んでみましょう。
「ドラマや映画に映像化された作品」なら、内容が頭に浮かんで読みやすい
文字に慣れていないと、小説を読んでもどんな状況かよく分からないということがあるのではないでしょうか。ドラマや映画に映像化された作品なら、1度映像で内容を知っているので小説として読んでも頭に浮かんで読みやすいです。
映画化された東野圭吾の「マスカレード・ホテル」や、人気ドラマシリーズとなった横関大の「ルパンの娘」などがあります。映画やドラマを見て面白かった作品の原作なら、内容を思い出しながら楽しく読めますね。
入門に最適◎短いからサクッと読み切れる「短編集」
一冊読む時間がとれない人や、長時間集中して読むのが難しい人におすすめなのが「短編集」です。1冊の中に短い話がいくつか入っているもので、短い時間でサクッと読み切れるのが魅力です。疲れずに読めるのに、1話読み終えた達成感も味わえます。
家族がテーマでほっこりしながらも泣ける伊坂幸太郎の「AX」や、昔話をミステリーにアレンジした青柳碧人の「むかしむかしあるところに、死体がありました。」などがあります。内容が込みいりすぎないので、難しくないのにドキドキワクワク感が味わえるのが魅力です。
怖くないものから本格ホラーまで！自分の好みに合わせた「ジャンルや作風」で選ぼう
探偵が明快に事件の謎を解き楽しく読めるものから本格的なホラーまで、さまざまなジャンルや作風があります。自分の好みやそのときの気分に合わせて選んでみてくださいね。
あなたの予想を裏切りつい読み返したくなる、叙述トリックによる「どんでん返し系」
ミステリー小説を読みながら、自分でも結末を予想する人も多いのではないでしょうか。しかし読者の先入観を利用して一部の描写を工夫し、わざと誤解させる叙述トリックを使ったのがどんでん返し系です。予想をラストで大きく裏切られ、なんともいえない感覚を味わえますよ。
軽快なストーリーだと思って読み進めていると最後に足をすくわれる、歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」や、ラストで衝撃を味わう絢辻行人の「十角館の殺人」などがあります。「あのときにこんなことが？」ともう1度読み返したくなる作風です。
読み終わったら嫌な気分になるのに、なぜかハマる「イヤミス」
人間の奥にひそんだ闇や汚い部分の心理を掘りさげてあり、読み終わったら嫌な気分になるのがイヤミスです。スッキリとしないのになぜかハマッてしまう人が多くいます。
ベストセラーの湊かなえの「告白」や、真梨幸子の「殺人鬼フジコの衝動」は映画・ドラマ化されており、人気の高さがうかがえますね。どんなミステリーよりも、1番怖いのは人間なのではと考えさせられます。
誰も予想できない展開！小憎らしいおバカなトリックの「バカミス」で新しい刺激を
バカミスはトリックや世界観などのミステリーの構造自体にバカバカしさを仕込んであります。小憎らしいおバカさで誰も予想できない展開が繰り広げられるので、バカだなと思いつつ面白くてつい読んでしまう作風です。
バカミスといえば、有名なのが蘇部健一の「六枚のとんかつ」です。そのほかにも早坂吝の「〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件」といった新時代のバカミスも話題となっています。どんなおバカな仕掛けがしかけられているかにワクワクできますよ。
迷ったらコレ◎王道のトリックや謎解きを楽しむ定番の「本格派ミステリー」
謎解きやトリック・頭脳派名探偵の活躍を描く、ミステリーの定番なのが本格派ミステリーです。作中で起こった謎について、読者にきちんと謎解きとして説明があり、論理的なトリックと謎解きの楽しさを味わえます。これぞミステリーという作風です。
ドラマ化された森博嗣の「すべてがFになる」や、今村昌弘の「屍人荘の殺人」などの作品があります。作り込まれたトリックが解明されていく爽快感と、事件の真相の驚きを楽しめますよ。
怖いもの好きにはたまらない、つい一気読みしてしまう「ホラー系ミステリー」
背筋が凍ってしまいそうなほど怖い、ホラー系ミステリーは怖いもの好きの人におすすめです。館ものなどの閉ざされた空間で事件が起こるクローズドサークル系は、逃げられない状況だからこその恐怖を楽しめます。
芦沢央の「火のないところに煙は」や、宇佐美まこと「少女たちは夜歩く」といった作品があり、怖いけどつい一気に読んでしまいますよ。
普通のミステリーでは物足りない人必見！なんでもありな世界と融合「ファンタジー系ミステリー」
超常現象でなんでもありになってしまうファンタジーと、論理的な推理が必要なミステリーが見事に融合したのがファンタジー系ミステリーです。一見成立しないように思えますが、作者がファンタジー要素すらも論理的に描いているところが見どころですよ。
謎の奇病を解決するために女医が患者の夢の世界に入り込む、知念実希人の「ムゲンのi」や、主人公が異世界である部屋の鍵を探す辻村深月の「かがみの弧城」などがあります。普通のミステリーでは物足りなくなった人におすすめです。
甘酸っぱくてほろ苦い、思春期ならではのストーリーを楽しむ「青春系ミステリー」
高校が舞台のミステリーで、高校生という思春期ならではの甘酸っぱさやほろ苦さが楽しめます。謎を解き明かしながら成長していく主人公たちの姿も、面白いポイントのひとつです。
アニメ化した米澤穂信の「氷菓」や、河野裕の「いなくなれ、群青」などの作品があります。あの頃を思い出してなんともいえない感情になる、青春系ミステリーの世界を楽しんでみませんか。
恋愛とミステリーのダブルのドキドキを味わえる「恋愛系ミステリー」
ミステリーの展開に加えて、男女の恋愛模様がよりドキドキを増してくれるのが恋愛ミステリーです。2種類のドキドキを同時に味わえるので、日常ではなかなか出会えない感覚を楽しめます。
ドラマ化された湊かなえの「Nのために」や、映画化された乾くるみの「イニシエーション・ラブ」といった話題作がたくさんありますよ。ピュアなものかドロドロのものまであるので、自分の好みの恋愛ミステリを読んでみてください。
現役医師が書くリアリティのある作品も、医療現場が舞台の「医療系ミステリー」
大学病院から在宅医療まで、幅広い医療の現場が舞台となりミステリーが展開される医療系ミステリー。なかには現役の医師が書いたリアルな作品もあります。命の大切さや病院内の人間関係などミステリー以外の見どころもありますよ。
ハートフルな知念実希人の「祈りのカルテ」や、ハラハラする展開の海堂尊の「チーム・バチスタの栄光」では術中の医療ミスの謎に迫ります。作品中に仕掛けられた謎以外にも考えさせられる内容が多く、現代医療や生き方について見つめ直すきっかけになりますね。
実際の事件をモチーフに、社会問題について考えさせられる「社会派ミステリー」
実際の事件をモチーフに描かれたのが社会派ミステリーです。ひとつの事件や事故をきっかけに、その時代の世相や社会問題について考えさせられます。
横山秀夫の「64（ロクヨン）」や、呉浩の「スワン」など、実際の事件や事故がモチーフだからこそのリアリティに迫力がありますよ。主人公や犯人の苦しみと個人の力ではどうにもできない社会問題に、歯痒さや切なさ・苦しみ・感動を感じられます。
全部読みたくなる、主人公の探偵が謎解きをしていく「シリーズもの」はミステリーの金字塔
有栖川有栖の「学生アリスシリーズ」や、赤川次郎の「三毛猫ホームズシリーズ」などのシリーズものは、つい続きが読みたくなります。謎解きをしていく過程はもちろん、シリーズものだからこその、登場人物の関係性や名ぜりふも楽しみのひとつです。
コナンドイルの「シャーロック・ホームズシリーズ」など世界中で愛される作品もあるほど、名探偵が謎解きをしていくシリーズは人気があります。1冊ずつ話が完結し、どの話から読んでもわかる作品もあるので気軽に読めますよ。
話題の作品が多数「文学賞受賞作」なら面白さに太鼓判
文学賞とは、優れた文学作品やそれを執筆した作者に贈られる賞のことです。出版社などが選ぶものや過去の有名な作家の名前がついたものなどさまざまな種類があります。たくさんの作品の中から選ばれた作品なので、面白さに太鼓判が押されていますよ。
米澤穂信の「黒牢城」は2022年の直木賞を受賞しています。2022年のこのミステリーがすごい！大賞では、南原詠の「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」が受賞していますよ。好きなジャンルや作風がわからない人はこちらをチェックしてみてください。
傑作や名作がたくさん！話題の人から有名な人までいる「作家」から選ぶ
次々と話題作を書く人や傑作を生んだ人など、作家から選ぶのもおすすめです。面白いと感じた作品の作家をさかのぼると面白い作品に出会えることも。作品が次々と映像化されている東野圭吾さんは、名前だけでも知っている人も多いのではないでしょうか？
そのほかにも、イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえさんや、テンポ感がよく伏線回収が見事な伊坂幸太郎さん、人間の心理や関係を描き考えさせられる辻村深月さんなどたくさんの作家がいます。読みたい作風の作家さんからも選んでみてください。
ミステリー小説のおすすめ人気ランキング10選
1位 新潮社 ＃真相をお話しします 結城 真一郎
著者：結城真一郎
種別：短編
映像化：‐
形式：単行本、電子書籍
容赦ない大どんでん返し！2度読みしたくなる短編集
ミステリ界の超新星・結城真一郎の新作で、令和のニュー・ノーマルな日常をテーマに描かれた作品です。かすかな違和感と僅かな胸騒ぎを覚えますが、緻密で大胆な構成と容赦ない大どんでん返しの連続で、騙される新感覚の楽しさを味わえます。
第74回日本推理作家協会賞 短編集部門の受賞作である「＃拡散希望」も収録された5話からなる短編集で、1話ずつにしっかりと罠が張られており、思わず2度読みしたくなりますよ。
2位 創元推理文庫 優等生は探偵に向かない Holly Jackson（ホリー・ジャクソン） 服部 京子・訳
著者：ホリー・ジャクソン
種別：シリーズ
映像化：‐
形式：電子書籍
SNSで失踪人捜査、応援せずにはいられない青春系
高校生の主人公が人捜しをするストーリーで、主人公の苦悩や成長を応援せずにはいられない青春系ミステリーです。SNSという現代らしいツールを使った解決法で事件を解決していき、リアルな展開を楽しめます。終盤の怒涛の展開には読む手が止まらなくなりますよ。
前作「自由研究には向かない殺人」の続編なので、気になる人は前作から読むのもおすすめです。前作で解決した話の続きも楽しめるので、より一層楽しめます。
3位 東京創元社 馬鹿みたいな話！昭和36年のミステリ 辻 真先
著者：辻真先
種別：シリーズ
映像化：‐
形式：電子書籍、単行本
ドタバタの連続で楽しい昭和時代の本格ミステリー
昭和ミステリーシリーズの3作目で、昭和時代のノスタルジーな雰囲気が味わえる本格派ミステリーです。本番前に女優がされる事件が起こり、主人公たちが解決に挑みます。実在した俳優さんが出てくるなど、懐かしく感じる人もいるのではないでしょうか。
本番前のアクシデントに対応するためにドタバタの連続で、テンポよく読めます。実際にテレビ業界を経験してきた著者だからこそ書けるテレビ局のリアルな裏側も必見です。
4位 新潮社 プリンシパル 長浦 京
著者：長浦 京
種別：長編
映像化：‐
形式：電子書籍、単行本
「戦後の政治と暴力がテーマ」主人公のラストに息を呑む
終戦直後の東京で、大物極道の父の死をきっかけに一人娘の主人公が政治・暴力の世界で戦う社会派ミステリーです。主人公の過酷な運命と衝撃のラストに息を呑みます。
大物議員癒着や懐柔、GHQの暗躍に極道の勢力拡大と血みどろの闘いが好きな人におすすめです。戦後から長い月日が経ったからこそ語れる、表に出てこなかった真実に震撼します。
5位 宝島社 珈琲店タレーランの事件簿8 願いを叶えるマキアート 岡崎 琢磨
著者：岡崎琢磨
種別：シリーズ
映像化：‐
形式：電子書籍、文庫本
バリスタがテンポよく事件を解決◎サクサク読みやすい
謎解きが趣味のバリスタが日常の謎を解決していく「このミステリーがすごい！大賞」受賞の、人気シリーズ第8作目です。コーヒーフェスティバルで起こった事件を、テンポ良く解決するのでサクサク読めます。
ミスリードや伏線もあるので、最後まで飽きずに楽しめます。登場人物たちの恋愛模様も描かれているので、恋愛系ミステリーが好きな人にもおすすめです。
6位 飛鳥新社 変な家 雨穴
著者：雨穴
種別：長編
映像化：YouTube
形式：電子書籍、単行本
変な間取りによるトリックで背筋が凍るホラー系
YouTubeで700万回以上再生された、不動産ミステリーが書籍化されたものです。知人が購入しようとした中古物件はよく見ると変な間取りの家という、YouTubeの動画の続きが描かれており、謎の真相が分かります。
変な間取りに隠されたトリックと衝撃の真相に背筋が凍るホラー系です。ゾクゾクする怖さを体験したい人におすすめです。
7位 双葉社 俺ではない炎上 浅倉秋成
著者：浅倉秋成
種別：長編
映像化：‐
形式：電子書籍、単行本
巧妙な伏線とミスリードで何度も読み返したくなる
ある日突然、SNSで殺人犯に仕立て上げられた主人公が、必死の逃亡をしながら事件の真相を探す現代ならではのミステリーです。事実無根なのに急に周りの人間がすべて敵になる、現実に起こりそうなストーリーで普段使っているSNSについて考えさせられます。
巧妙な伏線とミスリードによって最後まで展開が読めず、一気に読みたくなる面白さと、読み終わった後の爽快感がたまりません。「六人の嘘つきな大学生」で話題となった浅倉秋成の新作です。
8位 原書房 2011本格ミステリ・ベスト10 探偵小説研究会 編著
著者：探偵小説研究会
種別：シリーズ
映像化：‐
形式：単行本
国内・海外の本格ミステリランキングがわかる1冊
作家・評論家がおすすめする2000年から2009年までの国内・海外の本格ミステリーのベストランキングがまとめられた1冊です。アンケート形式でまとめられたランキングで、過去の面白いミステリー作品を探すのに役立ちます。
ランキングのほかに筆者へのインタビューなど、ミステリーに関するさまざまな資料が入っているため、ミステリーの知識が豊富になりますよ。
9位 文春文庫 禁断の魔術 東野 圭吾
著者：東野圭吾
種別：長編
映像化：スペシャルドラマ化
形式：文庫本
人間ドラマを楽しめる大人気ガリレオシリーズ
大人気「ガリレオシリーズ」の第8段で、ドラマ化もされた作品です。姉を見殺しにされ、天涯孤独となってしまった後輩の企てに気が付いた主人公の物理学者がとった衝撃の行動が必見です。
前半にちりばめられた伏線を後半で一気に回収されていくのが気持ちよく、一気に読んでしまいたくなります。師弟の関係だからこその人情味に、感動して涙する人も。シリーズだからこそ、主人公の成長を感じられるところも魅力です。
10位 宝島社文庫 コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴 海堂 尊
著者：海堂尊
種別：シリーズ
映像化：‐
形式：電子書籍、単行本、文庫本
このミス大賞受賞作家が描く時事医療のリアルを体験
累計1000万部を突破した「チームバチスタの栄光」シリーズの新章第2弾で、2021年9月に単行本として刊行された「コロナ狂騒録」を改題・文庫化されたものです。「このミステリーがすごい！」大賞受賞作家の海堂尊が描く、医療系・社会派ミステリーです。
新型コロナウイルスの流行とオリンピック開催の問題が題材で、現在の医療と政治の問題を浮き彫りにしてあります。リアルな医療時事問題について考えたい人におすすめです。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| 新潮社 ＃真相をお話ししま…… 1 | 1,688円 |   3.62 |     |
| 創元推理文庫 優等生は探偵…… 2 | 1,260円 | 4.52 | |
| 東京創元社 馬鹿みたいな話…… 3 | 1,800円 | 3.38 | |
| 新潮社 プリンシパル 長浦 京 4 | 2,287円 | 4.6 | |
| 宝島社 珈琲店タレーランの…… 5 | 592円 | 3.9 | |
| 飛鳥新社 変な家 雨穴 6 | 1,260円 | 4.17 | |
| 双葉社 俺ではない炎上 浅倉…… 7 | 1,672円 | 4.24 | |
| 原書房 2011本格ミステリ・…… 8 | 50円 | | |
| 文春文庫 禁断の魔術 東野 …… 9 | 741円 | 4.32 | |
| 宝島社文庫 コロナ狂騒録 20…… 10 | 689円 | 3.4 | |
「文庫本」ならハードカバーより安く、気軽に挑戦できる
単行本が刊行された後で、サイズを小さくし価格を安く販売されるのが文庫本です。ハードカバーでは1500円前後、もしくはそれ以上することもありますが、文庫本なら1000円以下で手に入ることが多いので購入のときの心理的ハードルが下がりますね。
サイズに関しても、ハードカバーではB6サイズなど大きめですが、文庫本ならA6サイズと小さく持ち運びしやすい大きさです。安くて小さい持ち運びにも便利な文庫本なら、気になるミステリー小説にも気軽に挑戦できますよ。
まとめ
ミステリー小説を初めて読むときは、映像化された作品や短編集といった読みやすい作品を選ぶと最後まで読めますよ。慣れてきたら、どんでん返し系やイヤミスなどのジャンル・作風の中から自分にあったものを選びましょう。文庫本なら手軽に挑戦できます。
読めば非日常的なドキドキ・ハラハラとワクワク感が楽しめる。ミステリー小説。この記事を参考にして、お気に入りの作品を見つけてくださいね。