自然を感じながら釣りを楽しめるトラウトフィッシング。釣果を左右するのが、トラウトを釣るために設計されたトラウト用ラインです。ダイワやバリバスなどから販売されていますが、色や太さなどさまざまで選ぶ際に迷ってしまう方も多いでしょう。
そこでこの記事では、トラウト用ラインの選び方とおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。初心者おすすめのナイロンラインから、高感度のPEラインまで、あなたのお気に入りの製品を見つけて、数釣りが楽しめるトラウトフィッシングに挑戦しましょう。
目次
この記事でおすすめする商品
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DUEL(デュエル) アーマード F+pro 150m 0.8...
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YGK(よつあみ) ウルトラ2 MAX WX8 100m 0.8号
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ラインシステム(LINE SYSTEM) TROUT AREA(ト...
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サンヨーナイロン アプロードGT-R ULTRA 100m 4...
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バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバ...
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バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバ...
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ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ファメルトラウト...
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ダイワ(DAIWA) プレッソ タイプE 150m 1.5lb ...
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バリバス(VARIVAS) スーパートラウトアドバン...
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ダイワ(DAIWA) シルバークリーク TYPE-N(ナ...
トラウト用ラインの選び方
トラウト用ラインを選ぶ際に重要な、5つのポイントを見ていきましょう。
しなやかでトラブルレスのナイロンラインがおすすめ、釣り方にあわせて「ラインの種類」を選ぼう
トラウト用ラインには、ナイロンライン・フロロカーボンライン・PEライン・エステルラインの4種類あります。種類の違いによって、耐久性やアタリ感度などが異なるので、釣り方にあわせてラインの種類を選びましょう。
高い伸縮性でトラウトの口切れ防止、初心者でもあつかいやすい「ナイロンライン」
ナイロンラインは収縮性が高く、伸びやすいのが特徴です。魚の引きを吸収できるので、口が柔らかいトラウトでもファイト時の口切れを防止可能。バラシを減少でき、キャッチ率UPが期待できます。
しなやかでやわらかいため、糸よれや巻きぐせがつきにくいのもメリットです。バックラッシュなどのライントラブルが発生しづらいので、ストレスフリーで釣りを楽しめます。他のラインと比べて価格も安く、初心者におすすめの素材です。
根ずれに強い高耐久で障害物の際をタイトに攻略、底に潜む大物を狙える「フロロカーボンライン」
フロロカーボンラインは、素材が硬く、耐久性が高いのが特徴です。耐摩耗性に優れており、根ずれに強いので、岩陰などに隠れているトラウトにも、タイトにルアーを通せます。草木や岩など障害物の多い、ネイティブトラウトを狙う際に活躍するでしょう。
比重が高く、水になじみやすいのもポイント。フォールスピードが速く、仕掛けを素早くボトムまで沈められるので、底に潜むことが多い、大物トラウトを狙えます。注意点として、スプールになじみづらいので、釣行3日前には糸を巻いておきましょう。
引っ張り強度が高く、重い仕掛けを遠投可能!かすかなアタリも感知できる「PEライン」
PEラインは引っ張り強度が高く、重い仕掛けをあつかえるのが特徴です。メタルジグや重ためのミノーも遠投できるので、湖や大河川で手返しよく広範囲を探りたいときに活躍します。
伸縮性が少なく、高感度なのも魅力。低活性のかすかなバイトも感知して、ヒットに持ち込めるので、釣果UPにつながります。摩耗に弱いデメリットがあるので、使用する際には、仕掛けの先端にショックリーダーを結んで、ラインの耐久性を補強しましょう。
高感度と高比重の両立で軽い仕掛けがあつかいやすい、繊細な釣りには「エステルライン」
エステルラインは感度が高く、比重が高いのが特徴です。沈みにくい軽量ルアーでも、ラインの高比重を活かして、ボトムまで沈めることが可能。マイクロスプーンなど、1g前後の軽い仕掛けをあつかうことが多い、エリアトラウトの釣りにおすすめです。
伸縮性が少なく、ルアーの操作感度が高いのもメリット。少ないロッド操作で、ルアーアクションの大きさを調整できるので、低活性のトラウトにナチュラルにアピールする、繊細な釣りにぴったりです。
万能に対応できる3lb・0.8号がおすすめ、使い勝手にあわせて「ラインの太さ」を選ぼう
トラウト用ラインの太さは、使い勝手にあわせて選びましょう。細いラインほど空気抵抗が減って飛距離が伸び、ルアーの操作感度も向上します。ただし、耐久性が落ちたり、ライントラブルが増えたりするデメリットもあるので、注意が必要です。
おすすめするのが、万能に使える3lb・0.8号の太さ。1gのマイクロスプーンから5g以上の重めのミノーまであつかえるので、トラウトの状況にあわせて仕掛けの使い分けを楽しめます。また、耐久性も優れており、根ずれによるラインブレイクも防げるでしょう。
ゆとりをもった100m以上がおすすめ、トラブルに対応できる「ラインの長さ」を選ぼう
トラウト用ラインはゆとりをもって100m以上の製品を選びましょう。ネイティブトラウトを狙う渓流の釣りでは、草木が生い茂っていたり、大岩が転がっていたりと、根掛かりや根ずれしやすい環境なので、ライントラブルに備える必要があります。
100m以上の長さならラインブレイクしたり、傷ついた部分をカットしたりしても長さが十分残るので、急なトラブルに対応可能。とくに、吸収性が高く劣化しやすいナイロンラインは、頻繫にカットすることが多いので、できるだけ長いラインがおすすめです。
ナチュラルカラーならトラウトを警戒させづらい、視認性に関わる「ラインの色」で選ぼう
トラウト用ラインの色は、透過性の高いラインと視認性重視の2種類あります。初心者におすすめするのが、ナチュラルカラー。水の色と同化しやすいので、警戒心の強いトラウトにプレッシャーを与えにくく、初心者でもヒット率UPが期待できます。
ナチュラルカラーで釣果が伸びてきたら、視認性の高いカラーラインに挑戦してみましょう。ロッドの振動だけでは感知できない、繊細なバイトもラインの動きで取れるので、積極的にアタリをかけていく、攻めの釣りが楽しめます。
ネイティブでの釣りには耐久性の高いラインがおすすめ、釣り場の特徴にあわせてラインを選ぼう
トラウト用ラインは、釣り場の特徴にあわせて選ぶのも重要です。ゴロタ岩や沈み根などが多い、ネイティブトラウトの釣りでは、耐久性の高いラインを選びましょう。フロロカーボンラインや太さ4lb以上なら、根ずれによるラインブレイクを予防できます。
一方、エリアトラウトでは繊細な釣りが求められます。常にルアーが投げ込まれており、魚がスレやすいので、ナチュラルにアピールするのが重要。繊細なルアー操作ができる、エステルラインや太さ3lb以下なら、安定した釣果につながります。
トラウト用ラインのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、トラウト用ラインのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。人気メーカーのダイワや、ネイティブトラウト専用ラインまで紹介しているので、ぜひ購入の際に参考にしてくださいね。
1位 DUEL(デュエル) アーマード F+pro 150m 0.8号 ゴールデンイエロー
太さ:0.8号
長さ:150m
色:ゴールデンイエロー
ハイブリッド素材で、PEラインながら風に強く高耐久
釣具メーカー、デュエルのハイブリッドPEラインです。フロロカーボンとシリコンを合成しており、PEラインながら高耐久なのが魅力。耐摩耗性がほかのPEラインと比較して約2倍なので、障害物の際に潜む、ネイティブトラウトを狙うときに活躍するでしょう。
1.0と適度な比重があり、風に強いのも見逃せません。メタルジグなどの重い仕掛けはもちろん、1g前後のマイクロスプーンなどの軽い仕掛けもあつかえるので、トラウトの活性状態にあわせて、ルアーの使い分けを楽しめます。
2位 YGK(よつあみ) ウルトラ2 MAX WX8 100m 0.8号
太さ:0.8号
長さ:100m
色:5カラー(イエローマーク/イエローブラックマーク入り)
10m×5カラーで、水深と飛距離を簡単把握
釣り糸メーカー、よつあみのPEラインです。10mごとに5つの色に変わるマルチカラーが特徴。色の違いで水深や、キャストした飛距離が簡単にわかります。釣り場の特徴をすぐに把握できるので、頻繁に場所を変える、ネイティブトラウトの釣りにおすすめです。
0.6号~6号までと、太さのサイズ展開が豊富なのもポイントです。ナチュラルにアピールする繊細な釣りから、耐久性を活かした大物を狙いなど、さまざまな釣り方に対応できるでしょう。
3位 ラインシステム(LINE SYSTEM) TROUT AREA(トラウトエリア)PET 120m 0.4号 イエロー
太さ:0.4号
長さ:120m(60m+60m)
色:イエロー
1.41の高比重で、軽量ルアーでもボトムが取れる
釣具メーカー、ラインシステムのエステルラインです。1.41の高比重で水になじみやすいのが魅力。1g以下の軽量ルアーでも、しっかりとボトムが取れるので、このラインひとつであらゆるレンジを攻略できます。軽い仕掛けをメインに使用する方におすすめです。
デメリットとして、エステルラインは瞬間的な力に弱いので注意してください。キャスト切れや、根ずれによるラインブレイクを防ぐために、仕掛けの先端に30cmほど、ショックリーダーを結んでラインの強度を補強しましょう。
4位 サンヨーナイロン アプロードGT-R ULTRA 100m 4lb ダークグリーン
太さ:1号
長さ:100m
色:ダークグリーン
柔らかさと耐久性の両立、トラブルレスで初心者に最適
釣り糸メーカー、サンヨーナイロンのナイロンラインです。フロロカーボンラインよりも優れた耐摩耗性がポイント。根ずれに強いので、ネイティブトラウトはもちろん、沈み根に潜む大型バスを狙うときにも活躍するでしょう。
ナイロンラインの特徴である、しなやかさとやわらかさを兼ね備えているのも見逃せません。巻きぐせや糸よれがつきにくく、バックラッシュが発生しづらいので、ラインのあつかいに不慣れな初心者の方にもおすすめです。
5位 バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス マックスパワーPE X8 150m 0.8号
太さ:0.8号
長さ:150m
色:シャンパンゴールド・ホワイト
水切りがよく高感度、アクションを多用する中級者向け
釣具メーカー、バリバスのPEラインです。ラインに水が浸透しにくい水切り力が高く、ルアーの操作感度が向上。少ないロッド操作で、キビキビとルアーを動かせるので、トゥイッチやジャークなど、アクション多用したい中級者以上におすすめです。
カモフラージュと視認性が両立したラインカラーも魅力的です。シャンパンゴールドとホワイトが1mごとに配色され、縞々となって視認性が抜群。ナチュラルカラーなので、水中では水の色と同化し、トラウトを警戒させず、自然にルアーをアピールできます。
6位 バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス ビッグトラウト カッチイロ 150m 1.5号
太さ:1.5号
長さ:150m
色:カッチイロ
VA-G製法で大物に負けない強さと適度な伸びを実現
釣具メーカー、バリバスのナイロンラインです。バリバスの独自技術、VA-G製法を採用しており、大型トラウトを釣りあげるのに必要な、強度の強さと適度な伸びを両立。広大なエリアで、大物を狙える本流釣りをしたい方におすすめです。
ナイロンラインのデメリットとして、吸収率が高く、劣化しやすい点に注意してください。釣行前には、ラインに傷がないか、強度が落ちていないか確認しておくと、安心してトラウトとのファイトに集中できます。
7位 ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ファメルトラウトエリアフロロ 100m 0.3号 クリア
太さ:0.3号
長さ:100m
色:クリア
吸水率ゼロで劣化しづらい、長く愛用したい方に最適
釣り糸専門メーカー、ヤマトヨテグスのフロロカーボンラインです。吸水率ゼロで、水中での強度劣化がないのが特徴。長時間の釣行に対応できる耐久性を持っており、ひとつのラインを長く愛用したい方におすすめです。
1.71と比重が高く、フォールスピードが速いのも見逃せません。風が強い悪天候の状況でも、ルアーをボトムまで素早く沈めることが可能。ボトムを基準にルアーをアピールする、大物トラウトを狙う際に活躍するでしょう。
8位 ダイワ(DAIWA) プレッソ タイプE 150m 1.5lb クリア
太さ:0.3号
長さ:150m
色:クリア
水なじみのよい極細ライン、軽量ルアーで繊細な釣りを
人気釣具メーカー、ダイワのエステルラインです。強度が高い極細ラインで、水になじみやすいのがポイント。水中でラインが弛まないので、ルアーの操作精度がよく、少ないロッド操作でアクションできます。軽量ルアーで繊細な釣りをしたい方におすすめです。
伸縮性が少なく、アタリ感度が高いのも魅力のひとつ。低活性のトラウトの、かすかなバイトも感知して、瞬間的にフッキングできます。スレやすく、ショートバイトが多い、日中のエリアトラウトの釣りで活躍するでしょう。
9位 バリバス(VARIVAS) スーパートラウトアドバンス サイトエディション 100m 0.8号 ライトニンググリーン
太さ:0.8号
長さ:100m
色:ライトニンググリーン
視認性のよい蛍光色で、マヅメ時でも正確にキャスト
釣具メーカー、バリバスのナイロンラインです。蛍光色のライトニンググリーンカラーが特徴で、光量の少ない朝・夕まずめ時でも、視認性がよいのが魅力。ライン軌道が確認できるので、キャストの修正がしやすく、安定して狙ったポイントにアプローチできます。
伸縮性が高く、伸びやすいのも見逃せません。不意にトラウトがヒットした際にも、魚の力を吸収してくれるので、バラシを軽減可能。力の弱い小さな子供や女性でも、安心してトラウトとのやり取りを楽しめるでしょう。
10位 ダイワ(DAIWA) シルバークリーク TYPE-N(ナイロン) 100m 4lb ライムグリーン
太さ:1号
長さ:100m
色:ライムグリーン
ネイティブトラウト専用ライン、根ずれに強く強度抜群
釣具メーカー、ダイワのナイロンラインです。ネイティブトラウト専用ラインで、耐摩耗性に優れているのがポイント。障害物の際に潜んでいるトラウトにも、根ずれを恐れずに、積極的にルアーをアピールできるでしょう。
ラインカラーは、ライムグリーン2m+クリア1mのローテーションで、クリアカラーがリーダーの役割を担います。リーダー不要で使用できるので、できるだけ購入する道具を減らして、手軽に釣りを楽しみたい方にもおすすめです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
DUEL(デュエル) アーマード F+p…… 1 | 1,508円 | 4.49 | |
YGK(よつあみ) ウルトラ2 MAX WX…… 2 | 794円 | 2.8 | |
ラインシステム(LINE SYSTEM) TR…… 3 | 788円 | 3.7 | |
サンヨーナイロン アプロードGT-R …… 4 | 685円 | 4.69 | |
バリバス(VARIVAS) スーパートラ…… 5 | 2,361円 | 4.63 | |
バリバス(VARIVAS) スーパートラ…… 6 | 1,287円 | 4.6 | |
ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ファ…… 7 | 532円 | 3.9 | |
ダイワ(DAIWA) プレッソ タイプE…… 8 | 808円 | 4.05 | |
バリバス(VARIVAS) スーパートラ…… 9 | 824円 | 4.57 | |
ダイワ(DAIWA) シルバークリーク…… 10 | 1,155円 | 4.65 |
まとめ
トラウト用ラインを選ぶ際には、ラインの種類・太さ・長さなど、釣り方にあわせて選びましょう。なにを選べばよいかわからない方には、ラインの種類がナイロン・太さ3lb・長さ100m以上がおすすめです。
予算がある方は、予備のラインとして、4lb以上のフロロカーボンラインを用意しておくと、障害物の多い場所でもタイトに攻められるでしょう。この記事の選び方を参考に、ぜひあなたにぴったりのトラウト用ラインを見つけてください。