新生活に必要な家電はこれ!
選ぶポイントと注意点
選ぶポイントと注意点


進学、就職で初めての1人暮らしをすると決まったら、まず部屋を決めますよね。その次に揃えるべきは、暮らしに欠かせない家電。予算枠内で新生活に必要な家電を揃えていくためのポイントやあると便利な家電を紹介します。
新生活で家電を揃えるポイント

新生活が始まることになり、まずは家電を揃えなくてはと焦って家電量販店に行くのはちょっと待ってください。新生活をすると決まったら、まず新居となる部屋選びが先です。賃貸物件によっては家具家電付きという部屋もあり、必要になる家電も変わってきます。新生活の拠点になる物件を決めた上で、家電選びに失敗しないためのポイントをおさえていきましょう。
部屋のレイアウトから考える
新生活をスタートする物件が決まったら、家電を設置したいスペースの寸法、玄関や廊下の幅と高さを計測しましょう。冷蔵庫や洗濯機は、電源コンセントの位置や排水位置などから置き場所がほぼ決まっています。その置き場所に納まるサイズの冷蔵庫や洗濯機を選ばなくてはなりません。また家電は大きなサイズのものが多く、玄関を通って運び入れられるサイズにおさめる必要もあります。物件によっては、玄関からは難しいサイズの家電でも窓からならスムーズに入る場合もあるでしょう。
家電を部屋に設置した時のイメージに加え、運び入れる時もイメージして、納まるサイズの家電を選ぶのが大切です。
新生活セットを活用
新生活におすすめの家電をセット販売している家電量販店やホームセンターもあります。1人向けの小さな冷蔵庫に洗濯機、電子レンジの3点セットや掃除機やテレビなどを加えた5点セットなど種類もさまざま。あれこれ選ぶのが面倒という人にはおすすめです。中には、新居へまとめて届けてくれるサービス付きのお店もあり、引っ越し費用や設置、配線の手間を節約できるメリットもあります。また、割引きサービスやポイント還元がされるといったおトクさもあるでしょう。家電にかけられる予算内でおさえられるかを確認しやすい点でも、セット購入はおすすめです。
揃えたい家電に優先順位をつける
家電は高価格なものが多く、あれもこれもと買い揃えるのは難しいものです。先ずはライフスタイルを考えて、揃えるべき家電に優先順位をつけていきます。洗濯はコインランドリーの利用で構わない人もいれば、毎日洗濯したいから洗濯機は欲しいという人もいるでしょう。自分の生活パターンを考えてみて、この家電がないと暮らせないというものを優先順位1位にします。そこから2位、3位と必須家電を決め、予算内で購入できるものを購入しましょう。
扇風機や暖房ヒーターなど、引っ越してすぐに使わないような家電は、家電リストから外すのも賢い方法です。当面はなくても生活に困らず、その家電が必要になる時期に購入するかどうかを検討してください。
新生活でまずは揃えたい家電

何かとお金のかかる新生活ですが、家電にかけられる予算内でまずは揃えておきたい家電5つをあげます。入居する物件に備えられているものを考慮し、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて優先度が高いものから揃えてください。
電子レンジ
冷凍食品の解凍やお弁当の温めに役立つ電子レンジ。料理初心者の人でも電子レンジがあれば、温かいご飯を食べられ、簡単なものであれば調理もできます。電子レンジがあれば、食生活に困るということはないでしょう。
購入する時には、設置予定スペースを考えてサイズを選ぶ必要があります。冷蔵庫の上に置けるサイズか、置いた後でも動線の邪魔にならないか、周囲に放熱スペースが確保できるかといったことも大切なポイント。ドアの開閉方向も横開きと前開きのタイプがあるので、壁との距離なども考えて選んでください。
冷蔵庫
1人暮らしに向いているのは60~200Lサイズの冷蔵庫。ほとんど自炊をせず、飲み物が冷やせればよいというなら冷蔵機能のみの60L前後のもの、毎日自炊する予定であれば100~200Lサイズで冷蔵と冷凍庫が分かれているタイプがおすすめです。色や機能で選びがちですが、冷蔵庫の扉が開く方向のチェックも忘れないように。キッチンの作業スペースに立ち、冷蔵庫を開くシーンをイメージして、開けやすい扉の仕様になっているかをチェックした上で選んでください。
洗濯機
洗濯機もさまざまなタイプがありますが、1人暮らしであれば5~6㎏が目安。縦型とドラム式とがありますが、扉の開くスペースを節約できる縦型の洗濯機がおすすめです。手前に開くドラム式の場合は、設置スペースが広く必要で、扉を開いて洗濯物を出し入れするスペースも必要になります。縦型洗濯機の中でも乾燥コースが付いた機種もあるので、外干しができない部屋におすすめです。
エアコン
借りる部屋にエアコンは付いているでしょうか。エアコンだけは設置されている部屋もあり、自分でエアコンを設置しなければならない部屋もあります。近年の猛暑を考えるとエアコンは必須家電のひとつです。室内での熱中症を防いでくれるだけでなく、冬場の暖房器具としても活躍してくれます。エアコン本体の価格に加え、設置工事費などもかかりますが、設置しておくと安心して暮らせるでしょう。
照明器具
忘れがちですが、必須の家電が照明器具です。照明器具付きの賃貸物件もありますが、備えつけのものがない場合には引っ越し初日から真っ暗な中で過ごすことになります。
照明器具を選ぶポイントは、部屋の広さに合わせた照明を選ぶこと。部屋で勉強や作業をする時間が長いようなら、白色系の灯りで明るいもの、部屋では食事や眠ることが中心なら暖色系の灯りがおすすめ。キッチンやトイレ、お風呂場の照明も備え付けがあるかどうか、電球が切れていないかをチェックしておきましょう。
新生活にあると便利な家電

毎日使うだろう必要最低限の家電が揃えられ、予算に余裕があるようならおすすめしたい家電がいくつかあります。あると便利で、新生活の暮らしを少し豊かにしてくれるものを紹介します。
電気ケトル
価格も手ごろで、短時間で1人分のお湯を沸かしてくれるのが電気ケトル。カップラーメンやカップスープを作るときに役立つだけでなく、フリーズドライのお味噌汁や紅茶・コーヒーなどを淹れたりもできます。サイズもコンパクトで、キッチンの上だけでなく、テーブルや机の上にでも置けるため、設置場所に悩むこともないでしょう。
炊飯器
自炊をどのくらいの頻度でするかによって変わりますが、炊飯器があると食生活が豊かになります。タイマー付きの炊飯器であれば、起床したときに炊きたてのご飯が食べられます。またお弁当作りにも役立てられるでしょう。
炊飯器で作れる煮込み料理などもあるので、料理の幅も広がります。自炊生活で重宝し、生活費の節約にも役立つ家電です。
テレビ
ノートパソコンやスマートフォンでドラマやニュースを見る人も多いですが、インターネットにつなげられるテレビもあります。部屋でのリラックスタイムに大きな画面でドラマに没頭できたり、災害時の警報や情報をいち早く正しく知らせてくれるといったメリットもテレビにはあります。予算に余裕があり、テレビの設置スペースがあるならテレビも検討してみてください。
家電を購入する時の注意点
新生活に必要な家電をリストアップしましたが、購入前には、その家電が部屋の置きたい場所に納まるかどうかをイメージしましょう。特に洗濯機や冷蔵庫は置く場所が決まっている場合が多いので、スペースと家電サイズの見比べをしてください。
また、家電の周波数の確認もしておきましょう。特に、大阪から東京というように、東日本と西日本をまたぎ引っ越して新生活を始める場合には注意が必要です。東日本は50Hz、西日本は60Hzで電力供給がされているため、それぞれの電力供給タイプに対応していない家電は故障のリスクがあります。フリーヘルツの家電も増えていますが、リサイクル家電などを含めチェックをしてください。
まとめ
新生活に必要な家電で優先順位の高いものを紹介しました。新しい家電を購入したけれど、設置場所に納まらないほど大きかった、設置したけれど使いにくいといった失敗をしないように、選ぶポイントを確認してから必要な家電を揃えてくださいね。
- 本記事は、au PAY マーケットによって企画・制作されています。各店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。
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