ドクターマーチンは、独自のスタイルを持ちながら、お互いにそのスピリットでつながっている人たちにアピールしてきました。自信を持って自己表現をするような人たち、誰とも違う人たちです。
彼らはそのシンプルなシルエットのブーツやシューズを自分らしく履きこなし、独自のスタイルを築いていきました。 耐久性があり履きやすいブーツ、シューズは、ライブシーンやストリートファッションにも取り入れられ、そしてドクターマーチンはそのアティチュードを象徴するシンボルになったのです。
しかし、最初からこのブランドにこうした要素が備わっていたわけではありませんでした。元を辿れば、ドクターマーチンはワークブーツであり、ガーデニングシューズとして売られていたことさえありました。どのようにこの実用的シューズが、カルチャーシーンに取り入れられるブランドになったのでしょうか?それはとてもユニークで興味深いストーリーです。