ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


アブラール



アブラール


アブラールさんと


ローヌで最も活気があるのはどこですか?

これはなんといってもエルミタージュを抱くように広がるクロズ・エルミタージュ地区であると私は思っていま す。


しなやかで、果実がピュア。

ここまで来ると絶景、向こうはローヌ川


かなりの傾斜です





ミルフィーユのようにフルーツの層が重なり合い、エレガントシラーの最高峰とでも申しましょうか。

夕方4時、ちょっと曇ったその日、エルミタージュの職人蔵、アブラールに到着しました。

もう数年前に、タン・エルミタージュの試飲会でお目にかかったきりですから、一瞬、ちょっと相手を確認する のに間がありました。


ワインの味は強烈に覚えていても、以外と人間様の様相というのは、ワインよりも印象が残らないのかも知れま せん。


まずは畑を案内してもらいました。

車に乗って傾斜をぐるぐる上り、結構ないただきあたりで、
「ここがうちの畑なんだよ」

5ヘクタールの赤、1ヘクタールの白の畑。
隅から隅まで痒いところに手が届く、小さくて、
ちょうどいい面積です。

「これって一体、何度くらいの傾斜なんです?」

「実は、70度あります。太陽まるまる大当たりな結構な傾斜です。」

「え〜、な、な、ななじゅうど!!!」

人間は立ってられないよね。













減農薬で頑張ってます


踏みしめると以外と土がふかふかしてます



表土はレス(黄土)らしいのですが、台がグラニット(花崗岩)の土壌のところには
シラーだけしか植えないと、代々の習わしで決まっているそうです。

先祖の知恵が何代にも渡り、大切に受け継がれているのですね。

レス(黄土)

花崗岩の下層土



畑には、先週の水曜日、最終の収穫を終え、鳥さんの取り分の
真っ黒クロの、見事なシラーと、もはや赤色を帯び始めている
ルーサンヌの房がたわわに残されていました。

「うちのこの区画は、ドゴール大統領のものでした。
 何分、こんなすごい傾斜ですから、すべて手摘みします。

収穫後の残り、もうパンパンのちょっとシワ入り

 由緒のある区画で手で摘みますから、一粒も悪いものは入れません。機械を使っているところもありますが、 ワインの品格が下がります。」

丁寧に丁寧にわが子のごとく扱う、
いいものは、やっぱり粒より、手より、これに限るのですね!

どれどれ、英雄のドゴール大統領が食べたに違いない、
その一房を頬張らせていただきました。

うわ〜〜〜っ、お汁がしたたる〜、甘い〜、けど酸味もしっかりまだある〜〜!!

つまり、これは最高に美味なブドウの状態です。




アブラールの畑の木は古いものが多く、平均で40 〜70歳。

このドゴールの畑は、樹齢60〜70歳ほどだそうです。

最も古い木は90歳なんていうのもあるらしいのですが。

なるほど、どうりでこの木、太くてゴツゴツ、なんて立派な風格でしょう。







        なかなか立派な古木です


「アブラールさん、この木の仕立て変わってますね。初めて見ます。」

「ああ、これね、最新式の仕立てで、下の部分だけ房を残して、くくってやると房に太陽が目一杯当たるし、風 通しがよいんですよ。」

さてと、美味しいブドウをいただいたところで、蔵に戻りましょう。

畑でくつろいでせいで、蔵に戻るともう真っ暗でした。
                                                   最新式の仕立て方法で完熟
                                                   させるためだとか














ここでも発酵には、セメントタンク。
あのサンテミリオンの名門シュヴァル・ブランでも
実はセメントタンクです。

自然な温度上昇で、うまく発酵が進み、
ナチュラルな風味のワインができるということで、
これにしているこだわり蔵もけっこう多いのですが、
アブラールさんもその一人のようです。

セメントタンクの上に梯子で上り、中を覗かせてもらうと、
おー、いるいる、やってるやってる。

耳を近付けると、シラーがフツフツと音をたてながら、一生懸命発酵中。
手を伸ばすと、熱気がほんのり上がってきます。

今年、2007年、ブドウは最上のようですから、
すごいクロズ・エルミタージュになるはずです。

がんばれ、2007年完熟シラー。

心の中で、応援しつつ、私はアブラールさんの珠玉の作品、
エルミタージュの赤白、クロズの赤白、それからロゼ、
そしてサンジョセフまで、一気に7本、試飲させていただきました。

いずれも、かなりエキスや酸、渋みもしっかりしています。
ブドウの味わいが口いっぱいに広がっていきます。

中でも、2006クロズ・エルミタージュがとてもきれいで
これはかなり別品さんです。

ミネラルがあって、体はかっちり筋肉質ですが、
フルーティでピュアドライ。

カッコイイ〜!
思わずかけ声をかけたくなる、そんなとっても美味なクロズでした。

さっすが、「エルミタージュコンクール」のメダリスト!
堂々とした正統派のワインを生みだしています。



発酵の穏やかなセメント槽


発酵槽の中


美味しいクロズエルミタージュになります



ウマウマで試飲を楽しむ私の傍らで、
アブラールさん、なにか書類を書いています。

「 それ、なんの書類ですか? 」

「 売ったら、売れた分、きっちり申告しないといけないんだよね。
  普通はボトルひとつひとつに酒税シールを貼るんだけど、
  ほら、あんな225リットルの樽なんて、シール貼るわけに
  いかないから、この書類で出すんですよ。 」

あ、そうか、だから、この酒税シールと同じお姉さんの
マーク付きの書類なんだ。

納得納得。
                                                    販売した分はきちんと申告







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