|

ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
|
突撃蔵訪問、シンデレラな蔵&ご自宅と カビカビ〜なセラーでおいしいワイン体験!
白亜の豪邸、そこがベルナール・グロさんの蔵とご自宅でした。
優美なる曲線の階段と本棟をより美しく見せる円形のウィング。
シンデレラも住めそうなくらいなんともロマンチックでステキなお家です。
ニコニコふくふく、あいかわらずおなかもふっくらなベルナールさんが
にこやかに私と社長を迎えてくれました。
「コンニチハ。ツジサン、フジタサン、ヨクオイデクダサイマシタ。
サァサァ、蔵ニイキマショウヨ。」
|
|
まず立派な地下セラーに案内してくれました。
蔵の中はしっとりヒンヤリ。
こりゃぁ、いつ出てきてもおかしくない環境。
本当にすごい蔵です。
なにが?
カビです。
古い歴史あるワイナリーの地下セラーですが、
その壁にはびっしりハァ〜よく育っているなぁ、すっごい立派なカビが、
これまたファン垂涎の門外不出のヴィンテージワインがラベルを
貼られる事もなく寝かされています。
もちろんこちらもカビびっしり。
どれが何年ものなのか、泥棒さんでは絶対分かりません。
ここは後学(?)のために何年か聞かなくては。
「ハハッ、シークレットデスヨ。」軽くいなされてしまいました。 |
 |
触れると壁のカビはふっくらしてますが、ちょうど夜店の綿アメそっくりの手触りで、
なんとベタベタにすぐなり手に張り付きます。
古いカビってこんなになるんだ、ウワッびっくり。
|
てくてく歩いて試飲のために熟成室に移動。
樽はフランス産、アメリカ、ロシア産などワインによって、
その年によって使い分けているとのことです。
2001年のヴォーヌ・ロマネ、エシェゾー、クロ・ヴージョ、リシュブールと夢のようなワインを次々樽から出してきてくれました。
どれもこれも果実味でたっぷりしてとてもリッチです。
若いけれど奥行きがあり、特に印象深かったのは、リシュブール。
大きくてもう包容力が備わっています。
穏やかで、でもとても元気で、いいワインならではの最高の躾けを厳しく受けて、
またリシュブール自身もよくそれに応え、
はっきりと大物であることを知らせてきてくれます。
|
|
|
大きいけど、エレガント。やさしいけど大胆な。
ベルナールのワインは知性とやんちゃのワイン。
やっぱりすごい職人です。
「いいですねぇ、これ。」
フフッと髭の下の口元がほころびました。
「日本の皆さんにこのこと伝えてね。」
この人がこんなすごいワイン作るだなんて、
こんなに弛緩した笑顔とボディでは絶対誰にも分からないよね。
ベルナールのすごさはこの外見上のギャップと中身のシリアスさ。
この人こそは天真爛漫な天然スーパーワインメーカー。
自然体のその裏に緻密な計算が隠されていました。
|
 |
|
|
|
 |
 |
2001 Hautes cotes de Nuits Domaine Gros Frere et Soures
2001 オート・コート・ド・ニュイ ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
コク辛口 赤 750ml |
|
| |
|
 |
 |
2000 Vosne Romanee Domaine Gros Frere et Soures
2001 ヴォーヌ・ロマネ ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
コク辛口 赤 750ml |
|
|
|
|
他数アイテム |
|
帰り際、すてきなお姫様の階段(お玄関)でにこやかにツーショット。
今やりかえで、壊しているシェの一部がむき出しだったので、
思わず立ち止まると、
「ついでにあの壁をもう一打ちするとロマネ・コンティが飲めるんだよ。
どう?」
いたづらっぽく笑うベルナールさん。
棟がぴったりくっついて、グロ・フレールのシェとロマネ・コンティの壁は
本当に本当にくっつきでした。
「はいっ!お願いしマース!」
「OK、いくよ〜!」
どこまでも本当に楽しいベルナールさんでした。
いいワインの陰に自然児あり。
名門のおぼっちゃまの実力、まったくたっぷりと堪能させていただきました。
ベルナールさん、アリガトー!またお邪魔しまーす!

こ、この壁の向こうにロマネ・コンティが…(じゅる)
|
|
|