ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


ブラン・ガニャール



ブラン・ガニャール


突撃蔵訪問!
実力すでに5ツ星、現在パーカー氏から4ツ星をもらっている ブラン・ガニャールのワイン。どうしてあんなにも繊細で力強くそしてやわらかくって 旨みが多いのか、その謎を探りにいって参りました。

4月24日蔵訪問のためドメーヌに向かう。 しっかり日焼けしたガニャールさん、どちらかというと 語りの多い人ではなく、静かで観察力の鋭いタイプ。


現在ブラン・ガニャールでは新樽の使用率は20%。 繊細できれいな果実を残すためにガニャールさん としてはあまり厚化粧をするとブドウの品質のよさを 損なうことを懸念してのこと。

今後も増やす予定はないということで、 透明感や気品はブドウ本来の能力の高さにあるのだから、 という大きな自信と、樽でごまかす気はないという気概を 感じる。さすが。

2003年のワインは、2002年のものと相違部分が かなりあり、澱の色からして2002年が白かったのに 比べて2003年は黄色味を帯びており、 醗酵段階でも2002年は、最初、醗酵しながら 澱はまず上下運動を繰り返し、 その後時計周りに円運動を繰り返し醗酵を終えた。

それに比べると2003年は最初ブドウ液の表面で活発に 活動し、その後すごい勢いで噴出してしまったそうです。

澱をワイン中に残して味わいを深めるかどうかは、その 時々の澱の質を見て決める。 2003年の噴出した澱は全部取り除いたとのこと。 ワインは生きているので、夕立などが起こるような、 低気圧の時などは場所を移動させたりなどしてはいけない。


いい樽は板目で分るとか



澱について詳細を語る


2003年のシャサーニュ・モンラッシェの一級ブドリオットを 樽から試飲させてもらう。 繊細さと骨格の美しさがあり、上品の極みです。

ガニャールさんいわく思ったよりもずっとフローラルに仕上がった。 いたずらなコクをワインにつけないように、 4月の後半に最初の澱引きをする予定。

澱は一樽あたり10リットルほどあり、初回の澱引きは3,4リットル まず抜いて、残りの5,6リットルはワインが痩せないための、 補給栄養分として残しておかねばならないとのこと。 ワインは裸になってしまうと酸化してしまう危険があるそうです。

続いて2003年のシャサーニュ・モンラッシェの 一級モルジョを試飲。 柔らかく肥えた、そして落ちつきのある味わいは ブドリオットとはっきりとは違うおいしさ。

さきほどの続き、澱落としは卵白で行う。 卵白はゴワゴワしたいやなタンニンも 一緒に落とし出してくれ、澱を左右に振りながらゆっくりと落ちていく。

ベントナイトなどを使うと、澱は一気に真っ直ぐドッと落ちていく。 ベントナイトはワイン中のプロテインも一緒に落としてしまうので それを考えながら使用量を調整する。 その時どきに合わせて併用することなどもあるとのことでした。

話は尽きず、そのまま赤の2003年シャサーニュの一級 クロサンジャンを試飲する。 ミネラル、うまみがたっぷりでふっくらとまろやか、 なんとも飲み心地がいい。

白ワインも赤ワインもともに香り、うまみ、酸味のなめらかさ、 最高の調和を保ち年若くとも、既に目鼻立ちの美しさを 十分に楽しませてくれる優れもの揃い。

寝かせるだけの体力あり、すぐに艶やかな美しさの片鱗を 見せてくれるサーヴィス精神も旺盛。


貯蔵セラーにて


樽からワインを入れてもらう


ひとつひとつに大変神経が配られ、大変な完成度のブラン・ガニャール。 この傑出した名門蔵の跡継ぎは現在農業学校を卒業し、 バロミヨに修行に行っている21歳の息子さん。

よいワインを作り続ける秘訣と息子さんに受け継がせたいものは なんですかと訊ねると、

「 テロワールへの尊敬を忘れずに、ひとつひとつ全ての行いに
  敬う気持ちを込めてワインを作って行かせたい。
  私達は新たにワイナリーを作る人々のように、投資に対して
  逆算しながらワインの仕上がり価格を割り出すようなことをする
  煩わしさがありません。
  だから、先祖から受け継いだものの上に、今ある全ての情熱を傾け、
  いかにいいものを作るか、それだけに集中し、努力と愛情の全てを
  ワインに注入することができる。
  そしてそれはとても恵まれたことであり、名誉この上ないこと、
  誇りなのです。 」
ガニャールさんの声が静かなだけに、とても説得力があり 語りにすいこまれてしまいました。

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