ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


その56


世界最大のワイン展示会VINEXPO(ヴィネクスポ)は、2年に一度ボルドー で開かれます。
2005年はボルドーで開催されましたので、次のボルドーでのVINEXPOは 2007年。

ボルドーでの開催がない年は、ボルドー以外の場所で小規模な形で 開催され、2004年はシカゴでした。 2002年と2000年は東京で開催され大きな話題となりました。

今年は1998年開催の場所、香港で今月5月に開かれました。 これは買い付けのプロのための展示会でして、 申し込みは事前に予約して、参加登録が済んだ人にはバーコード付の 電子バッジがe−メールに送られてきます。

メールに送られてきた電子バッジをプリントアウトし、開催日当日に 提出すると、そのバーコードどおりの本物の登録バッジを受け取ることができ、 それらを胸に付けて入り口で係員の方にコードチェックをしてもらい、 晴れて堂々と会場に入るという手順になっています。

今年はヴェリタスのおなじみのスタッフ、ダイナマイト画伯とふわふわ内親王 の2名と社長、辻、計4名で、さらにいいワイン発掘隊のメンバー強化 を計ってみました。

びっしり端から端まで、まだ知られていない超高品質のワインを探すために 4名で、会場をくまなく回って見ました。

さて、その模様の一部を国際的なワイン展示会デビューの新人 2名のレポートからご報告です。


         ふわふわ内親王こと榊原のVINEXPOご報告

生まれて初めて参加したワイン展示会、ヴィネクスポ。
登録コードのチェックを受けて会場に入りますと、赤絨毯のひかれた 広いホールの中には約500ほどのブースが。

開場直後だったためか、まだ人影もまばらな場内を とりあえず歩き回ってみました。

 「さすがバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社はブースも別格〜!」
 「へぇ〜、あの日本の有名雑誌社も参加してるんだ。」
 「あ〜!あそこにいるのは、かの有名なジャン・リュック・テュヌヴァンさん!」

と、世界最大のワイン展示会を訪れミーハー気分で散策しつつも、 ようやくお目当てのブースを発見。
昨年からヴェリタスで扱っているローヌワイン、「シャトー・ジゴニャン」のブースです。

ジゴニャンは、2001年からあのスーパー南仏ワイン「トレヴァロン」のオーナー、 デュルバック氏をスーパーバイザーに迎え、コンクールや評価本『アシェットガイド』で 続々と高評を受けるワイナリー。

今までメールのやり取りだけで、直接お会いしたことのなかったマネージャーの フレデリック・ベイル氏にご挨拶をし、日本での人気ぶりをたどたどしくもお伝えすると、 穏やかなベイル氏はとても嬉しそうなご様子。 日本に来て、ヴェリタスのお客様と直接お話することを大変に望んでいらっしゃいました。

2004年コート・デュ・ローヌや2003年シャトーヌフなど いずれも大変に良い出来栄えだったそうで、試飲させていただくと 素人の私でも素直に美味しいと感じられる、素敵なワインでした。 これは入荷が本当に楽しみです!

ベイル氏がいつか日本のお客様にお会いできる日が来るまでに、 より多くの方にシャトー・ジゴニャンの美味しさを知って頂けるよう、 ヴェリタスは精一杯お伝えしてまいります!!


         ダイナマイト画伯(小畠寛子)のVINEXPOご報告

先日、生まれて初めてVINEXPO(ヴィネクスポ)にいって参りました。 世界最大のワイン展示会ということで、会場は大盛り上がり!で熱気ムンムン!と思いきや 開場後すぐということもあってか、いやに落ち着いた感じでした。 これは嵐の前の静けさか?

ブース数は500程あるということで、まずは一回りして様子を伺うことに・・・ 見たこともないワインがずら〜っとならんで、興味津々&ちょっと不安なダイナマイト!
と、見覚えのあるマークが!そう前回ご紹介した「シャトー・ジゴニャン」だ! なかなかりっぱなブースでした。

いくつか気になるワインを見つけた後、社長、店長と合流。 連れて行ってもらったのが「エリック・ルイ」でした。

ロワールの中でも最近よく出てるので、ダイナマイトも気になってた蔵元です。 ブースの中からはステキな女性がでてきました。エレーヌさんです。 流暢な日本語でご挨拶してくれたので、緊張気味のダイナマイトにも少し平常心が戻ってきました。



さぁ〜、飲むぞ!!戦闘開始です! サンセールの白、ロゼ、赤にプイィ・フュメ、 お隣のブースからもどんどんでてきます。 きっとどれもが一生懸命作った自慢のワインだから、 選びきれずにひとつでも多くと試飲を勧めてくれるのでしょうね。

ひとつひとつの特徴なんかも詳細に説明してくれて、 感想を求めてきます。

「飲みやすい」「爽やか〜」で、「おいし〜い」 知識と語彙の少ないダイナマイトの感想を嬉しそうに聞いてくれるエレーヌさん。 スミマセン!気のきいたコメントができなくて・・・

でもどれも美味しかったです。 これからの季節にぴったりの夏場に飲みたいワインでした。
早くヴェリタスへ来ないかなぁ? 美味しいワインをひとつでも多く皆様にお勧めできるよう 今後とも頑張っていきたいなと思うダイナマイトでした。




ヴィネクスポ会場を歩いておりますと、国際色大変豊か。 ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、
イスラエル、 カリフォルニア、韓国、中国などの参加もありました。

会場入り口には、なんと最高級樽、あのボルドーの 「セガン・モロー」がババ〜〜〜ンッ!! と並べられ、いやがおうでもワイン博の雰囲気を盛り上げてくれます。

今回面白いところでは、中国のワインが試飲できてよい経験になりました。

中国では近年ワイン作りに大変熱心に取り組みが始まり、 世界的に見るとまだまだ時間がかかりそうとはいうものの、 目鼻の結構整ったワインがそろそろできかけてきている事を実感しました。

今回そんなワイナリーのひとつが「グレース」。

コクや力強さはこれからの課題ですが、形を一生懸命に整えた 努力の跡が伺えました。

全体的に軽い飲み口ですが、シャルドネがよかったように思います。 今後順調に伸びる可能性のある蔵だなと感じました。

それ以外ではライチを使ったフルーツブランデーを 出しているブースもありました。

試飲させてもらうと、あのバラの花とトロピカルなフルーツとが 混ざったとってもいい香りで、中華とぴったりきそうなこのブランデー。 飲んでみると、なかなかいいお料理のお供になりそうでした。

アジア地区のワインでは、現在ヴェリタスでは、今再びヨン様以上に 日本で話題の「チャングム」でお馴染みの韓国のワイン、 「エンペリー」が人気のひとつとなっていますが、 このワインはもう世界レベルに達するまであと一息。

海外の評論家からも評判高く、

「「「 異常な掘り出し物 !! 」」」

というすごいレビューをもらったエンペリー、これはぜひお薦めの逸品です♪ とにかく今後はアジアもかなり要チェックです!


うむ、グレースワイナリーか


グレースワイナリーの前で


ライチのブランデー



ヴィネクスポの会期中は会場にワイン界の有名人がたくさん お出でになりました。

ロワールワインの帝王ブルジョワさん、

最高級サンテミリオン「ラ・モンドット」を プロデュースなさっているナイペルグ伯爵、

「ヴァランドロー」のテュヌヴァンさん、 そして、

現在ヴェリタスの樽たるコクうまのサンテミリオングランクリュ、 あの、有名誌アシェット・ガイドで星に輝く「フォンロック」をリリースしているムエックス一族のひとり ピエール・ブロワ・ムエックスさんなどなど、フランスから続々の参加でした。

そして日本からは、世界的なワイン展示会やツアーになら必ずといって いいほど熱心にルポに来られるこの方、ヴィノテークの有坂芙美子さん。

やはり会場でいの一番にお目にかかることができ、ご挨拶をさせていただきました。
今年は、3月のブルゴーニュの試飲会「グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ」 でも何度も色々な会場でお目にかかったのですが、またまたここ香港でバッタリ。

いつもエネルギッシュでお忙しそうなのですが、必ず気さくに お声をかけていただいたり、美味しいワインを教えていただいたりで、
「うちも頑張っていいもの探そう。」と元気のもとをいただいています。

少しでもいいものがあったら日本の皆さんにご紹介したい。

大先輩も駆け出しの若輩者の私でも、この思いはひとつ、 今回わたしたちもまだ内緒ですが、実は素敵なワインがかなり見つかりました。

今から注文をかけるところなのですが、この秋にはご紹介できるよう、 大急ぎでアイテムをとりまとめようと思います。
どうぞこの秋のリリースをぜひお楽しみに♪


ピエール・ブロワ・ムエックスさん


ヴィノテークの有坂さん


会場からベイエリアが見えていい雰囲気


絞り込み

キーワード

  • を除く

その他の条件

  • 円〜

 
 

00-0件 表示順:お店のおすすめ順

00-0件 表示順:お店のおすすめ順


お店の商品を探す


お店の情報