ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


その51


日本でも有名な世界的グルメ評価誌「ミシュラン」

グルメのお膝元、フランスではその他にも辛口コメントで 審査がなかなか厳しいということで定評のある

「プドゥロ・パリ・ル・ポワン」

という評価本があります。

先日パリの書店にて2006年度版を発見したので入手いたしました。

うむ、どれどれ、ふぅ〜む。
同じ2006年度版でも、ミシュランガイドとプドゥロではエントリー されているお店の評価がけっこう違っています。

三ッ星最高評価の顔ぶれも違っておりまして、まず共通してトップ評価の お店を紹介しますと、

【ミシュラン、プドゥロともに三ッ星★★★】

 1 アラン・デュカス
 2 ル・サンク
 3 タイユヴァン
 4 アルページュ
 5 ギー・サヴォワ
 6 ピエール・ガニエール

これ以外は両者の三ッ星はこの顔ぶれになります。

 7 ルドワイヤン
 8 アンブロワジー
 9 グランヴフェール
10 キャレ・デ・フィヤン
11 ムーリス
12 アンバサドゥール
13 ブリストル
14 プレ・キャトラン
  ミシュラン
  ★★★
  ★★★
  ★★★
  ★★
  ★★
  ★★
  ★★
  ★★
  プドゥロ
  ★★
  ★★
  ★★
  ★★★
  ★★★
  ★★★
  ★★★
  ★★★

二誌の評価の違いはありますが、ミシュランガイドはお店の評価点と予算などの、 訪問するための最低限度の情報のみ掲載されているのですが、 プドゥロの方はその評価内容についてなかなか詳しく述べています。

両誌をながめて勉強になったのは、レストラン評価と価格が かなり分かれているお店についてです。

例えばミシュラン★★★の「グラン・ヴフェール」は
プドゥロ★★です。

グラン・ヴフェールのディナーの予算が、250ユーロ
(≒35000円)。

そしてプドゥロで同じ★★がついている「ゼリゼ」の予算が、130ユーロ(≒18200円)。

評価が同じで予算が倍ちかく違っているのですが、
内装サーヴィスなど空間の快適度は同点評価。

そして、ゼリゼの評価はのっけから、
「この偉大なる食卓は、驚愕のクオリティと贅沢さだ。 いや、それ以上になにもかもを宿命のように披露してくれるのだ。」

品質、価格、雰囲気、★の数は同じでも、総合すると
プドゥロでは「ゼリゼ」の評価の方がかなり高いのです。

ところが、ミシュランでは「グラン・ヴフェール」★★★で、 「ゼリゼ」ははひとつだけ。

●「グラン・ヴフェール」の評価

↑ミシュラン三ッ星
(フォークは快適さを表し、赤文字は特に
優れていることを表します。つまり、
グラン・ヴフェールはトップクラス。)


↑プドゥロ二ッ星
(実際は星ではなく、皿の枚数で表示。
ナイフとフォークは内装の豪華さを表し、
赤文字は、特にオススメのレストランです。)


●「ゼリゼ」の評価

↑ミシュラン一ッ星


↑プドゥロ二ッ星



今回、この本を手に入れましたので、まずは「ゼリゼ」に出かけてみました。 お料理の内容、雰囲気、サービスのきめの細かさなど、 かなりの高印象を受けました。 大変美味、そしてラグジュアリーな空間で、しかもリーズナブルプライス。

さあ、後は「グラン・ヴフェール」に予算ができたら挑むだけです。 いつも満席で半年予約なお店らしいのですが、今からヴフェール貯金を せっせとして、次回機会をゲットしてみたいと思います。

皆様も、どこかでこの評価本「プドゥロ」をみかけたら、 一度お手にとって、美味しいお店をお探しになってみてはいかがでしょう。 マル得情報、けっこう満載ですので、お役に立つかもしれません。


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