くいしんぼうなウィーンっ子にグルメな食材を提供している
高級デリカ「ユリウス・マインル」に行ってきました。
コーヒー王と呼ばれた大富豪マインル。
奥様は実は田中路子さんという、見目麗しき大和なでしこでした。
彼女のブランドコーヒーが「MICHIKO」と言う名で今でも
販売されており、写真がお店のあちこちに飾ってあります。
オペラのプリマドンナだった彼女は映画「蝶々夫人」にも田中役で
出演しており（蝶々夫人は八千草薫さん）、華やかな目鼻立ちに
ちょっと憂いを含んだ表情。
こんな日本人の才能ある美女が海外で大活躍していたんだと
以外な発見に嬉しくなりました。
高級デリカということで、ハム類、チーズ、ジュース、コーヒー、
菓子、野菜、果物、ワイン、などなど、その種類とハイセンスな
店舗の雰囲気は、百貨店のグルメコーナーや、
東京の紀伊国屋などをさらに高級店にした感じでしょうか。
食品の多くが、オーガニック。
フレッシュな桃とブルーベリーをいただきましたが、
自然の甘味と香りの豊かさ、とても美味しかったです。
ワインセラーも誠に立派で、オーストリアワインが所狭しと
並べてあり、フランス、ヨーロッパの高級品はいうに及ばず、
ニューワールドもきちんと揃っているその棚は壮観です。
もしウィーンに来られる機会がありましたら、ぜひ
ここでおいしいものを探されてはいかがでしょうか。
もちろん、門外不出のオーストリアワインははずせない
アイテムですよね。
マインルの紙袋にプリントされているリトル・コーヒー・ボーイ。
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