もうこのような逸品が一堂に会し、目も眩むような試飲会、
特に古酒のシャブリは飲む機会が本当に稀少なので、参加するだけでも
大変な値打ちがあるものでした。
朝クーデロンのステュディオからタクシーでVINEXPO会場の
表門に到着したのですが、よくよく招待状を見れば、なんと別の会場では
ないですか。
地図をながめつつ、パレ・デ・コングレが会場だから、ここからは、
歩いていけるかな・・・。
キャリーをひきひき必死で歩いていくと、いや〜、やっぱり広い。
VINEXPO会場とパレ・デ・コングレは地図上では繋がっているかに
描かれていても、実測すると恐らく1キロ近くあるのでした。
10時からの試飲会なのに、これのせいで30分をロスしてしまい、
大汗冷や汗だらだらで、もったいなくも特上ワインを大急ぎで
試飲する羽目になりました。
古いシャブリは酸味がきれいに残っていて、いずれもシャブリとは思えない
古酒特有の胡桃やナッツの香りが出ていました。
歳を重ねるとシャブリも違うお酒になるんだ、すごいなぁ、などと
感心しつつ、ブースを回ると、有名蔵のものは既に早くもソルドアウト。
最初のロスの30分が恨めしい〜。
この日このブルゴーニュの試飲会に出たものは、もう市場に出る事はない
各ドメーヌの秘蔵のものもたくさんあり、貴重な古酒体験ができたこと
に感謝しつつ次のアポのため急ぎ会場を後にしました。
パレ・デ・コングレの表に出ると、「!!」
なんと、さっき必死で歩いてきたあの道のりの往復シャトルが頻発
しているではありませんか。
あー、失敗失敗、早くこれに気がつくべきだった。
VINEXPO会場まで戻りはたったの5分で着いたのでした。
さぁ、次はランチミーティングです。
そういえば、お腹が早くも空いてきました。
おいしいスペイン料理が私を待っています。
これら39の蔵元の、ファン垂涎ものワインが一堂に会しました。
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