ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


その36


毎回仕入れには、「デイリーレンジの高品質のもの」探しに最も力が入ります。 土台が厚くなければ、よい建物が建たないように、カジュアルレンジこそワインショップの肝。 言うなればヴェリタスの魂、略して「ヴェリ魂」です! ヴェリ魂ウルトラコスパな秋の有望新人達を探しに、旅に出るぞーーーッ!!と、
一路辻はまたフランスへと旅立ちました。 目指すは、世界最大のワイン大展示会「VINEXPO」です。

2年に一度開催されるVINEXPOのこの時期、 招待客のための部屋を各ネゴシアンや業者が抑えているため、 ボルドーのホテルの部屋は一室もなくなります。

そこでガビィさんに夜露を凌げる場所を何とか探してもらいました。 着いたところは、スチュディオといわれるキッチン付きアパート。 場所は、クーデロンという閑静な住宅街で、最上階のその部屋からは、 ボルドーの町並みと教会と緑を眺めることができ、素敵な所です。

ボルドーサンジャン駅で2年ぶりに、恩師ガビィさんとの再会を果たし、 さぁ、いよいよVINEXPO会場に下見に出かけましょう。




会場内のVINEXPOカタログ売り場

カタログ。1冊20ユーロです。

会場の地図


ル・ラック地区のVINEXPO会場に着き、いよいよ入場。 会場の入り口では、自分の参加バッジを見せてバーコードチェックを受け エントリーを確認してもらいます。 もちろんエントリー確認された人しか入場はできません。 それからやっと最初のホール2(最初なのに)に入場です。





このホールは大阪城ホールくらいの大きさで全体のほんの一部、小さめのもの。 ここからあとふたつ全長数百メートル(1キロほどあるかも)に渡る 第1、第3ホールがあり、エントリーされているブース数は ゆうに4500は超えるかもしれません。

とにかく世界最大規模、ハンパな数ではないので、これは最初から 訪れるポイントを決めておかないと、どこに入ろうか迷うだけで5日間の イベントが終わってしまいそうです。

とはいっても、既におなじみの蔵元も多数出ており、 色々挨拶回りにいかねばならないところも多く、さてまずは表敬訪問です。




会場はホール1〜3まで各ブースが延々1キロほど続きます。


今年初めてVINEXPOで大きな集合ブースを借りたイスラエル。 そう、イスラエルといえば、その最高峰、4月のパリのグルメ晩餐会で、 シュヴァル・ブランやマルゴーと一緒にその素晴らしさを競った 「カステルグランヴァン」の生みの親、エリ・ベンザケンさんを忘れることはできません。

エエッとエリさんのブースって一体どっちなの? ウオォ〜〜ッこう広くっちゃ、それでなくても強烈な方向音痴な 私なのに、どっちに向かえばいいのか・・・・。

固まる足と目線の向こうに、ブンブ〜ンと手を振りまくっている 人が見えました。

ワッ!らっきーーーーーっ!! エリさんが先に私を見つけてくれました。 神様大感謝!!

これまた2年ぶり、駆け寄る二人、ヒシッと抱き合う二人。 長年生き別れになっていた親子のように、会った嬉さは感動でいっぱいです。

今回は10蔵の新進気鋭のブティックワイナリーばかりが旗揚げ公演。 VINEXPOに乗り込み、各人瞳は爛々と輝いています。 やる気十分、気合はいっぱいいっぱいといったところ。 まずは、エリさんをカメラでパチリ。

実はこの日スミソーラフィットでディナーに招かれていたのですが、 哀しいかな、色々つもる話も多く、会った人優先で、ついに見逃す ことになってしまいました。

まぁ、いいさ。 スミソーラフィットは来年も再来年も逃げずに待っててくれる。 でも今日出会えた人はこの次は保証がないから、今が大切。

6月19日、VINEXPOのこけら落としの初日からエリさんと 会う事ができ、本当に嬉しさでいっぱい、明日から頑張るぞー! 自分に気合を入れ直し、場内の位置関係を確認してクーデロンに戻りました。

明日はビッグな試飲会がふたつも私を待っています。 ワクワクしながら早々に布団に入ったのでした。



カタログにはアルファベット順の出展者リストが28ページに渡って載っています。




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