ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


その35


このほど今や世界一のリースリングの造り手、
あの皇帝も愛飲したロバート・ヴァイルのセミナーに行って参りました。

2004年ヴィンテージの6種類を試飲しました。

ハルプトロッケン、やや甘口のリースリング、
カビネット、
グレーフェンベルク・シュペートレーゼ、
グレーフェンベルク・アウスレーゼ、
グレーフェンベルク・アイスヴァイン

の順番で飲んだのですが、いつものことながら、 酸味と甘味、ミネラルがたっぷりとふくまれ、口に含むと 身体全体に染み渡り、内部から喜悦が沸いてくるような、 素晴らしい仕上がりでした。


ヴィルヘルム・ヴァイル氏
骨格の形のよさと堅牢さ、ボディの肉付きの美しさは、 やはり比類のない逸品だと再認識
致しました。

セミナーには、現当主ヴィルヘルム・ヴァイル氏が来られました。
96年にドイツのヴァイルでワイナリーを案内していただいてから 3回目、いつお目にかかっても礼儀正しく控えめ、 そしてはにかみやのヴィルヘルムさん。

そんな彼だからこそ、無私の心でブドウと向き合い、 毎年最高のワインを作り上げるのだと感じました。

ヴィルヘルムもまた、テロワールが大切という哲学を持っていました。
『 素晴らしいテロワールを持った畑でしかよいブドウは生まれません。』

そのテロワールを整えるために、ヴァイルでは畑の作業のすべてが 人の手で行われます。

むやみに薬を使わず、可能な限りの有機的アプローチで畑は常に 最高の衛生管理でよいブドウを作り続けています。

「もっともっと全体のグレードを上げていきたい。」 とヴィルヘルムが語ったので、

「既に世界一のリースリングを作っているヴァイルが これ以上どうやって水準を上げるんですか?」 と
質問しましたら、

「現代的な手法、伝統的な技を更に融合させていくこと をしていきたいと思います。」

ドイツの堅物、大まじめにヴィルヘルムが答えました。

どうやらまだまだ、もっともっと品質が上がる事は間違い なさそう。

今後も大いに期待できるヴァイルのワイン、ぜひご賞味下さい。


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