3月27日日曜日にローヌから大阪に戻りまして、
今回の試飲会の各会場でもらった冊子を整理しました。
3月19日から3月24日までの5日間で回った会場は14箇所。
出展蔵の総数694蔵。
アペラシオン(出展ワイン地区)は、
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コート・ロティ、コンドリュー、
クロズ・エルミタージュ、
コルナス、サンペレ、
シャティオン・アン・ディオワ、
コート・デュ・ローヌ、
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ、
ジゴンダス、
ヴァケラス、
シャトー・ヌフ・デュ・パプ
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エルミタージュ、
サンジョセフ、
コート・デュ・ローヌ、
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ、
コスティエル・ド・ニム、
ムスカ・ボーム・ド・ヴニーズ、
ラストー、
コート・デュ・ヴァントゥー、
コート・デュ・リュベロン、
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締めて18地区、これを総当り戦で次々試飲していきます。
蔵が赤、白、ロゼ、最低3種類を用意しているとすると、
694蔵 x 3種 = 2082 アイテム
を会期中に試飲することになります。
会期が5日間なので、
2082 ÷ 5 = 416.4
日割りで416本試飲したことになるのですが、
まぁ、これはもう尋常ならざる数字といえましょう。
実際には、ヴィンテージ違い、キュべ違いも
持ってきている蔵もあり、全蔵が赤・白を
2ヴィンテージ、2キュヴェずつ持ってきているとすると、
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写真左から
シャトーヌフ・デュ・パプ
エルミタージュ
コート・ロティ
ジゴンダス
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赤・白 × 2ヴィンテージ × 2キュヴェ = 8
8×694蔵 = 5552 本
が会場に並べられたことになります。
終わってみて、この数字をはじきだしますと、
ローヌの蔵人達の熱いイベントにかける情熱というか、
商売の熱心さが伝わってきます。
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ブッフェのテント。
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この5日間は、毎昼、各イベント会場で食事が無料で
振舞われます。
殆どはブッフェスタイルで、チーズ、サンドイッチ、
ホットプレート、デザート、コーヒーなど盛りだくさん。
プロたるもの、ほどほどに食べ、どんなに飲みたくとも、
じっと我慢をしながら、ひたすら試飲を続けねばならなりません。
とはいえ、ワインも数百本がそこにずらりと並べられ、
ついつい食べ過ぎ、飲みすぎになって、試飲戦から脱落して
しまう人もおり、なかなかの荒業です。
試飲の腕を磨くにはまたとないチャンスなので、
プロの方、あるいはプロを目指す皆様には、
選手としてこの競技に参加されることをぜひお薦めします。
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