ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


その29


本日3月23日水曜日、
さて、何の日でしょう?

ジャジャ〜ン、ローヌの秘宝ワインが眠る山深いジゴンダスで、 なんと秀逸蔵総勢54蔵が結集し、試飲大会をしているのです。

それでは早速潜入してみましょう。


ジゴンダス会場付近。
オ、エントリーNO7、今話題のパーカー氏が一押しの「サンタ・デュック」 があるじゃないですか!

どれどれ、飲んでみましょう。 う〜ん、力強さはあるものの、少し渋みが粗いような感じですね。 果実の風味がもっとあると嬉しいんですが、 これはヴェリタスのお客様向けじゃないなぁ、残念!

あ、ヴァン・ド・ヴィエンヌがNO14! さすが、なかなかまとまって手堅い。 サンコムもいつも高得点のペスキエも、ガルデットもあるある。 うぉ〜〜っ、どっから手をつけていいものやら。

まあなんといっても54蔵、目移りしながらそれでも片っ端から飲んでみました。

2時間後、全蔵制覇し、ずば抜けてよかった蔵がたったひとつ見つかりました。

ジゴンダスもローヌワインの主流に沿って、
2003年はいずれも TOO MUCH CONCENTRATE & TOO MUCH ALCOHOL なのでしたが、ピュアな果実の香りだけがしっかりと抽出された、 なめらかで、口当たりがまろやかな飲み頃ワインがなんとあったのです。

ロゼ03年、赤99、00、01、02、03年、
そして、いい年しか作らない100%グルナッシュの特別キュヴェ00年。

一気に7種、もうどれを飲んでも、形がきれいでまとまっていて、 実にジューシーでタンニンたっぷりパワフル、なのにエレガント。

早い話、ワインのひとつひとつが完璧な出来! もちろん若いものはこれからもっとよくなりますし、 今いいものも、まだまだ長い命を宿しているのでずっと置くほど 楽しみが増えるばかりの大物ぞろいです。


ジゴンダス会場。

「私たちは、テロワールと自然、風景に存在するすべてのものを 表現することを追及し続けているのです。」

そう語った蔵の方の言葉どおり、こんなにまろやかで調和が 取れていて、でもコート・ロティでもエルミタージュでも シャトー・ヌフでもない、しかし最高の高みにあるワイン。

微笑みながら静かに語ってくれたその人は、 そう、あのビオの凄腕女性蔵氏、クロ・デュ・ジョンキュアスの ダニー・シャスタンさんでした。

結論は、図抜けてよかったのはジョンキュアスでダントツ第一位。 その他、ちょっと差があるというもののなかなかの秀逸蔵が10蔵ほど と、あと43蔵という感じで、勝負ははっきりと別れていました。
ロゼ03のフレッシュで透明感があり、ふっくらした風味はダントツ、 ロゼ部門第一位!

スタンダードキュヴェ赤99は飲み頃でなめらかでトロトロです。 同じく00は、もうまとまって、トリュフの甘くてタールっぽさとスパイスが 混ざったような目眩のしそうないい香りとなめらかさ。

01もやっぱりスタイル抜群、複雑さとふくよかさが迫ってきます、う、うまい!

難しいといわれている02さえも、3サイズ88・58・90くらいの たっぷり感とうまみと芳醇なタンニン。

最高といわれているビッグな03は早くも、よりグラマーで脂肪質で、 細かいタンニンがうまみとダンスして血筋のよさを見せ付けます。

そして大取り、 いい年しか作らない100%グルナッシュの特別キュヴェ00年って、 なにこれは! 舌の上を滑る滑る、ジューシー、トロントロン、モチモチって 感じで、もう口の中は幸福でメロメロではありませんか。

いや〜ダニーさん、すごいワ、すごすぎっ!! 世間で出回っている健康ワインに、品質でも香りでもおいしさでも価格でも 物言いまくりの最高の腕前!

あー、本当にヴェリタスツアーでも組んで、皆様とこの幸福感を ローヌで分かち合いたかった! まったく、ざ、残念ッ!!!


コート・デュ・ローヌ会場、スーズ・ラ・ロース城。


コスティエール・ド・ニム会場、ポンデュ・ガール(水道橋)。


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