ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


その17


ついに訪問!ヴァンサン・ドニ・ベルトー! さて、グラン・ジュールの期間中、店長と社長はあちこち蔵訪問に いって参りました。
そんな中の一件、今回ようやく念願の夢叶い、
うちの隠れ人気蔵、ヴァンサン・ドニ・ベルトーさんに
ついにお邪魔することができました。 ドニ・ベルトーはフィサンで最も評価の高いワインを作る蔵。

あの謎の坊さんマークが気になる不思議なエチケット。
意外と、というか全く知られていないこの小さな蔵は、
凝縮タイプの酸味がやけにうまい、それはステキな素顔美人の 本格派ブルゴーニュを作る蔵なのです。

現在で6代目というこの由緒あるベルトーは、
今を去ること12年前、既にPちゃんにもフィサンの優良蔵のひとつとして★★★を もらってました。
その後の躍進めざましく、近年では長年の努力の甲斐あって、アシェット、ゴーミヨ、
ベタンのヴァン・ド・フランス、ヴァン・ド・ソムリエなどなど、 もう挙げればキリのないほど、
あらゆる重要な評価本で高評を獲得しているのです。

しかし私がいいたいのはそんな世間の評価が上がったことよりも、
今回蔵訪問したことと、一週間も北はシャブリ南はマコンまで、
津々浦々の600蔵ほどのワインを飲み歩いて実感してしまった あるひとつの「事実」を、
ぜひヴェリタスの大切なお客様にご案内したいと思ったからなのです。

内緒ですよ。絶対内緒。
よろしいですか。

ヴァンサン・ドニ・ベルトーのワインがもはやルソーやポンソのワインと肩を並べるほど
優美でしなやかで果実味溢れる素晴らしいエレガントさを備えるところまで来ているのです。


畑を案内してもらいます。ふむふむ。

カメラ目線でにっこり。
例えば、ジュヴレィ・シャンベルタンではルソーを含め34蔵が凌ぎを削っていたのですが、
ドニ・ベルトーももちろんジュヴレィ・シャンベルタンを持っており、 彼らのワインの水準はといえば、
まず会場の中から選ぶとするなら、ルソーを筆頭に5指には必ず入る出来栄えでした。
表彰状を発見! 昨今は西も東も評論家はすべて樽甘い、チョコ風味で色は濃い赤紫。 ボルドーは勿論、ブルゴーニュのワインでさえもそんなスタイルが もてはやされるようになっています。

私はルソーやポンソがそんな世評を全く気にすることなく、
色は自然に淡く、しかし果実味と美しい酸味の抽出量は、
限りなくマックス。長命を生き抜く素晴らしい体力と
傑出したエレガントさを持ったスタイルにこだわりと誇りをもって、 今もトップの座を守り抜く姿に、 常に「本物」として大変敬意を払って参りました。

ヴァンサン&ドニ・ベルトーさんご兄弟と。 このように世間に迎合することなく、自己のスタイルと 自然と自然であることを大切にし、本当のテロワールを表現しようとする 地道な努力を重ねる蔵が、まだいくつもブルゴーニュにあることに 拍手を贈らずにはいられません。

そして、パーカーポイントとはおおよそ遠いブルゴーニュの静かなブドウ畑で 伝統的で誇り高く、楽しい農作業に精を出す 最高の作り手のお二人、ヴァンサン&ドニ・ベルトーさんご兄弟に お目にかかれて、今回のワイン探しの旅は また新たな発見と深い感動をもたらしてくれました。


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