ロワールの帝王、アンリ・ブルジョワ父さん突撃ヴェリタス訪問記!
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5月31日、ロワール、サンセールの帝王アンリ・ブルジョワの社長、
ジャン・マリー・ブルジョワさんがヴェリタスにお出でになりました。
2002年6月、息子さんのアルノー・ブルジョワさんとお目にかかる
機会があり、その時とってもステキなロワールワインをご紹介いただきました。
シノンとソーミュールシャンピニー。
カベルネ・フランで作った極上のロワールの赤は、店長のワインライフ
始まって以来の、瞠目すべき最高のシノンとシャンピニーでした。
ロワールのような北で育つと、どうしても完熟しきれない、色の薄いワインに
なりがちなんですが、ル・ロジ・ド・ラ・ブーシャールディエール
(なんでこんなに長いの!)のシノンの風味の華やかでギュッと詰まった
おいしいさは、あたかもブルゴーニュの1級畑!
そのおとなりのシャトー・ド・タルジェ。
これもしっかりとタンニンが細かく果実が凝縮しておいしいのなんの。
これはぜひぜひ、お分けいただかなくっちゃ!
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早速、アルノーさんにお願いをしました。
それから1年経ち、やっと交渉成立、今回いよいよお分けいただくことになりました。
ワインが届くまで本当に気がもめるんですよねー。本当に来るのかなぁ、なんて。
そのワインの先遣隊として、ブルジョワ父さんがヴェリタスの倉庫の点検にこられました。
(本当は大好きな和食を目的にお忍びで訪日されたようですが。)
さすが、サンセール王国の社長。
自社傘下のこだわりワインをへんな倉庫で保管されたんじゃたまらない。
笑顔のステキなジャン・マリー・ブルジョワさんは最初はちょっと
心配されてたのかもしれません。 |
![](https://image.wowma.jp/43311564/category/phot65.jpg)
事務所にて。 |
だって里子に出す子供の成育環境が気になるのは親として当たり前。
朝11時、藤田社長が関際空港にお迎えに上がり、11時過ぎ、ヴェリタスに到着。
和やかに歓談し、その後、すぐ3階の倉庫へいよいよ調査(?)に。
「あー、こりゃ素晴らしい。完璧だね。うーん、いいね。いいよ・・・。」
ふむふむと頷きながら、とっても満足そうにワインの棚から棚を楽しそうに
見て回られました。
ふと、立ち止まり、
「アレッ!?これ、これはドメーヌ・オーシュじゃないか!」
「ご存知ですか?」
「当たり前だよ。こことはとっても仲がいいんだ。
蔵は小さいが、いいワインを作るよ彼らは。」
「そうでしたか。
この蔵のサンセールはとても品質がいいんでうちでも大人気なんですよ。」 |
さすが、名匠、名匠を知る。
美味しいワインが欲しければ、名人に訊けでした。
庫内の雰囲気と湿温計測機の数値を眺め、とてもご納得されて
「ここに置いてもらうなら安心だよ。」深々と頷かれました。
うちのスタッフがなかなか美女揃い(!)なので、もうすっかりご満悦。
記念のスナップのニコニコ笑顔が、本当に嬉しそうです。 |
![](https://image.wowma.jp/43311564/category/phot67.jpg)
ビジョ揃いのヴェリタススタッフにゴキゲンのブルジョワ父さん。 |
![](https://image.wowma.jp/43311564/category/phot68.jpg) |
お昼には大好きなお刺身にブルジョワ社長と藤田社長は舌鼓を打ちながら、
肝胆合い照らし、2時間後、空港に再度お見送りに。
「実は何度も日本に来ていますが、こんなによい環境でワインを保護してもらい、
こんなに厚くおもてなしくだっさったのはあなた方が初めてですよ。
私は感激しているんです。本当に嬉しいです。」
しみじみとやわらかな笑顔でクワリーヌと店長のホッペにチュッ!
藤田社長にもするのかなと思ってみてましたら、そこは同性、
ガッチリ硬い握手をして、名残を惜しみながら機中の人となられたのでした。
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ブルジョワさんのお薦めおいしいロワールは毎日すやすや眠りについております。
そろそろ起こしてほしい頃。
おいしいロワールのカベルネ・フランとまだ出会ったことのない
皆々様―、これは新たなるおいしさの世界へ引き込んでくれること
間違いなしの『店長一押し』の絶対はづしてはいけないシノンとシャンピニーです。
ロワールってかなりの通でも以外とあんまり知らない人が多いので、
お友達に会った時に「まだ知らないのー?」なんて自慢しちゃいましょう♪
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