マウンテンデューの生産者 廬さんと一緒に試飲会の巻
4月20日午前11時、炎の激辛ワイン職人Mr.Rooが通訳のMm.Chongとともに
ヴェリタスの配送センター新設事務所にやってきた。
まだ床の絨緞もすがすがしいほどに新しい。
机はあるが、イスがまだそろってないから来るのやめてっていったのにー。
そんな嘆願もあっさり無視され、一藤齋先生宅から急きょダイニングの椅子が
運び込まれた。 |
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にこやかに日韓友好の挨拶がかわされ、ちょっと緊張の面持ち。
威厳があってなんとなく怖いんだMr.Rooの雰囲気がまた。
すぐにテイスティングが始まった。 |
一斉にグラスに向かう。
96年97年98年の3ヴィンテージのマウンテンデューを垂直試飲。
98年はフレッシュでさらっとしている。
97年は厚みがあり熟成香りが出始めていた。
96年は香味一体、しっとりとしながらも華やかですばらしい状態になっていた。
3本のワインの鑑定結果のコメントを、
いつもは真顔で冗談ばかりいっているMr.Rooも真剣に耳を傾けていた。
やはり、このDr.チュンの目には狂いがなかった。
この稀少な山葡萄ワインは、その作りの堅牢さと誠実さゆえ、
熟成を経てさらにパワーアップして来ている。
これこそが高品質ワインの証なのだ。
そういえば、マウンテンデューはコルクを開けても
1か月はおいしいまま風味が落ちない。 |
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Dr.健康になりたい一心で(これ以上?)色々健食にチャレンジしているのだが
すでに10回以上挫折。
愛飲者の皆様から、あまりに飲んで元気になって嬉しいというお便りが多いので
ちびちび飲んで試してみた。毎日毎晩おいしいんだよこれが。
冷たく冷やして、濃くって甘くって、まったりして。
お休み前のすでに楽しみになっていたりして。
仕事に酷使され(嘘つきぃ〜。一藤齋談)ついつい夜ご飯が夜中なDr.も
これを飲むと胃腸がすごくすっきりして体もぽかぽか。
次の日元気で、ご利益が多い。
ロマネコンティだって、いくら高くておいしくたって、
4週間もおいしいまま走り続けることができるかどうか。
高麗の仙人の故郷で生まれてくるだけあって神秘があることは
いなめないマウンテンデューであった。 |
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午後1時20分、Mr.Rooは機上の人となって
目指すインチョン国際空港へと旅立ったのであった。
ワインプレスオフィス滞在時間1時間30分。
怒涛のようにやってきて疾風のごとく去っていった。
さすが韓国一のパリパリ男。(パリパリは韓国語で急げ急げの意味)
脅威の山葡萄ワイン『マウンテンデュー』は絶好調に向かいつつある。 |
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Writing by:店長 辻(Dr.チュン) |