世界的評論家ロバート・パーカー氏のローヌ好きは、ワイン愛好家にはよく知られていることですが、 中でも「 ローヌのボルドー 」と大絶賛しているのが、「 シャトーヌフ・デュ・パプ 」 憧れのボルドー5大シャトーや、ブルゴーニュの特級畑をも凌駕する、パーカー100点満点級の怪物蔵がひしめき、 しかも、ボルドーやブルゴーニュに比べると、お値段はいたって控え目とあって、愛好家には絶対に 見逃せない銘醸地です。 ローヌの中でも、ずば抜けた知名度を誇る「 シャトーヌフ 」の中でも、 最高区画の畑「 クロ・デ・パプ(教皇の区画)」の名前を冠した最高峰の作り手が、 ポール・アヴリル
もちろん他のヴィンテージでも、90点台を連発! さらに、ワインスぺクテーター誌の「 年間ベスト100 」では、 第1位獲得! の偉業を達成しました。 他にも、見逃せないのは自家用として例外的に作られた、 「 プティ・ヴァン・ダヴリル 」 ヴィンテージの記載がない「 VDT(ヴァン・ド・ターブル)」ですが、クロ・デ・パプと同じ畑のブドウが 使われており、 もしかすると、2007年のブドウも入っているかも知れない何とも小悪魔的なアイテムです。 アヴリル家は、18世紀初頭からワインを作り続ける南ローヌの名家。 INAO(フランスの原産地呼称委員会)の会長に就任するなど、数々の名声を築き上げたポール・アヴリル氏は、残念ながら2008年に逝去。 現在、当主を務めるのは息子のヴァンサン氏で、 彼がワイン造りに加わったことにより、「 さらに品質が向上した 」と言われるほど、溢れる才能をいかんなく発揮し、伝統的なシャトーヌフ・デュ・パプを今日まで守り続けています。 ブドウの栽培や醸造は必要最低限しか手を加えず、あくまでも自然まかせ。 畑の収量は、1ha当たり25hlと非常に低く制限し、エキスの濃い完熟のブドウを収穫。 13種類あるブドウの品種ごとに、発酵と熟成を行い品質を確認しながら最終的にブレンドし瓶詰めされます。 新樽率は20%で必要最小限に抑え、清澄および濾過はほとんどしない伝統的な製法で仕込まれます。 基本的に、セカンドワインやスペシャル・キュヴェなどは一切作らず、赤と白のそれぞれ1種類のみ! まさに、一本入魂で作りだす渾身のシャトーヌフ・デュ・パプです。 |
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