ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店


パタ・ネグラ


2005年5月に、マドリッド近郊で大きなスペインワインの試飲会 『FENAVIN』が開催され、その期間、何度かマドリッドのレストランで食事をしました。

その中の一軒、『カーサ・ダ・トロヤ』は、あの世界的グルメレストラン評価本「ミシュランガイド」 で、堂々★を獲得している、地元ッ子御用達のお魚料理がメインの有名レストランです。

お店は閑静な住宅街の一角にある、ともすれば隠れ家的な小さなレストランです。

ソムリエさんが手渡してくれたワインリストの中の90%がスペインワイン。 ヴェガシシリア、ペスケラなど話題の超高級ワインもあれば、1本12ユーロ(約1680円) なんていうリーズナブルなワインも各種お取そろえ。

さすがワイン王国スペイン、価格も生産地名も実に豊かで、 リストを見ているだけでも嬉しくなるような見た事もないワインがいっぱいです。

私は、スペインでワインを選ぶ時、リオハやリベラ・デル・デュエロなど 既に世界的に知れ渡っている地区のものをまず選ばないことにしています。 価格が高い割には、もうひとつなワインも結構多いのです。

それとは逆に、聞いた事もないような地区のワインでけっこう年代ものならば、 安くてしかも当たりくじのような美味しいワインを見つけることが可能です。

あれこれ吟味して選んだのが、バルデペーニャス地区の95年グランリゼルヴァ。 10年ものにして20ユーロ以下といううれしいプライス。

どれどれ、トクトクトクトク・・・・、お、いい色じゃありませんか。 香りは、う〜んなめし革と果実の香りがうまい具合に混ざって、 甘くて艶やかな、いい香りです。

しめしめ、これは掘り出し物かもと期待に胸を膨らませながら、 飲んでみると、「い、いけるっ!!」 名もない地区の初めて飲むワインですが、しっとりと口当たりはまろやかで、 つるりとした飲み心地はブルゴーニュの古酒のような旨みと香りの満足感が あり、かなり秀逸です。

どれどれ、名前は、「パータ・ネグラ」か、全然聞いた事ありません。 しかし、あまりの美味しさに、その後、私は八方手を尽くして、 この蔵元の所在を探し出し、直接電話を入れました。

「マドリッドのカーサ・デ・トロヤで飲んだそちらの蔵のワインが あまりに美味しかったので、ぜひ輸入したいのですが・・・。」

日本にはまだ輸入されたことがないということでしたが、色々こだわりがあるようで、 こちらの条件とあちらの条件が合わず、そのまま2006年を迎えてしまいました。

そして、この3月、ふたたびバルセロナの大食品博覧会「アリメンタリア」に参加。 ぶらぶら場内を歩いていた時に、うっ! と目に留まった『PATA NEGRA』のラベル。

これは、もしかしてあのカーサ・ダ・トロヤで飲んだ「 PATA NEGRA 」???

ふたたび戦闘開始! 今度こそ何がなんでも輸入にこぎつけなくては。 ブースに座り込んで、担当の輸出マネージャーさんに直談判すると、

「貴女は日本から電話をくれた方ですね。思い出しました。」

そうです、あの時の電話で粘り負けした相手がこの担当さんでした。 こんこんと話こむこと1時間。

「OK,わかりました。ワインプレスにうちのワインをお出ししましょう。」

ム八ッ!! やった!ゲットです〜〜〜〜〜〜〜!!

マドリッドの有名レストラン『カーサ・ダ・トロヤ』が御用達の激うま熟成 グランリゼルヴァ、ついに入荷で、早速おひろめ大セールです!!


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