皆様、スペインの白で一世を風靡した白といえば、そうサンチャゴ・ルイス。
スペイン王室御用達のこのワインは今や高騰し、3000円ほどする高級品ですが、
これ以外にもフィラボアの特上ものが10000円ほどするなど、
リアス・バイシャス地区の名前は天下にとどろき人気の高い白ワインです。
イギリスのワイン評論家、あの有名なヒュー・ジョンソン氏は、
リアス・バイシャス産の白ワインについて、
「 アルバニーリョ種を用いて、低温で醗酵させた白としてはスペインで最良の
(そして最も値のはる)もののいくつかを産している。 」
さらに、スペインのパーカーと呼ばれる有名評論家「ペニン氏」が、
\ 4つ星評価!! /
地元ガリシア州のソムリエワインガイドでも
\ 高評価の3グラス評価 ! /
と、大絶賛!
とまぁ、このように高評しており、このDO地区からいかに高水準な白ワインが生まれるか
予想だにかたくはありません。
この夏、マドリッド在住の森中氏から、
「 すっごいリアス・バイシャスを大発見しました!!」
と連絡を受け、その白ワインを試してみたのですが、いや〜、これがやっぱり力が強い!
高騰してしまったサンチャゴやフィラボアを初めて飲んだ時のことを彷彿とさせるほど、
ものすごくしっかりしたフルーツ凝縮タイプの大物感のあるアルバニーリョではありませんか!
その名は「 ボデガ・ナンクラレス 」、あまりのうまさにその経歴を聞いてみますと、
作り手のアルベルト・ナンクラレス氏はたった1ヘクタールの畑をきりもりし、
一本一本手詰めでボトリングしているとのことでした。
手詰めですから、当然ラベルも手貼り。
今時、こんな悠長なというか贅沢なワインがあるとは驚きですが、
ラベルにはそのまんま、
Elaborado por AlbertoNanclares (アルベルト ナンクラーレス が造りました)
と書いてあります。
食いしん坊の森中氏がガリシアの海産物祭りに出かけた折に、この蔵を偶然発見したとのことですが、
熱のこもった彼のリポートの一部をご紹介します。
今年の夏に海産物を食べにガリシアのcambadosという村に行きました。
そこはDO:RiasBaixasの中心的な村でした。
あちこちに、大きくはないがステンレスタンクが見え隠れし、
ああ、ボデーガだなという建物がところどころ見えてます。
海岸へ行こうと車を細い道に入れると、普通の民家としか見えない家に
Bodegaとの看板が出ていました。
観光客を装って、ワイン好きなんだけれど、ボデーガを見せてもらえませんか?
と入ってきました。入り口は普通の家でした。 ボデーガ兼自宅のようです。
案内してくれたのはアルベルトさん。
自分一人でブドウ畑から、収穫、、仕込み、ボトリングすべて行うとのこと。
畑がボデーガの裏にあり自宅とつながっています。
サッカー場の半分くらいでしょうか?
彼の畑、大きな庭というような感じでした。
大きさは1ヘクタール、生産は6000本のみだそうです。
すべて、一人でやっているが、営業は一切していないとのこと。
評判を聞きつけた、愛好家やレストランオーナーが買っていくとのこと。
このワイン、勿論マドリッドでさえ、売っていません。
濃く、アルバリーニョにしてはML発酵を2000Lの樫樽でおこなっており、
酸を丸めています。
『 彼のワインにアルバリーニョの真髄を見ました。
もう在庫なくなりますので、早めに飲んで、気に入れば、お願いします。 』
/ 森中より
それはそうだ、年産6000本だもの、もうなくなるよね、
って、森中さん、ちょ〜〜〜っと、待ったーーーーっ!
あるだけちょびっとでもいいから、ヴェリタスに分けてって、お願いしてくださ〜い!!
ということで、ささやな本数、ちょこっとようやくアルベルトさんから
分けていただくことができました。
日本初上陸の超レア最高に贅沢なオール手作りリアス・バイシャス、
「 オシオ・アルベルト 」本日、新着大セールでございま〜す!
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