そういいたげな、最高のバローロを一生懸命長きに渡り
作り続ける、マンゾーニのヴァレンティーノ・ミリオリーニさん。
もともと星をもらうほどの有名レストランを経営していた彼、
おいしいものを作ろうとする熱意と努力はそのまま
ワイン作りにぶつけられました。
今でこそバローロを樽に入れることは当たり前になりましたが、
この時代、あのアンジェロ・ガヤでさえバルバレスコに使っていた程度でした。
いい物を作るためにはいかなる冒険もいとわない。
ヴァレンティーノさんの品質を求める情熱がついに、
威厳があり、果実味がグッと詰まってノーブル、
樽を意識しすぎない、最高のバローロを完成させました。
ガヤはひとつひとつを非常に緻密でモダンなワインに仕上げるのが、
大変上手な作り手ですが、マンゾーニのワインもそういった老獪さを
臭わせながら、もっと自然で深みのあるバローロを作り上げています。
バローロだけでなく、ヴァレンティーノさんの手にかかれば、ランゲも
ドルチェットも瞠目すべき素晴らしいワインに生まれ変ってしまいます。
『ゴッド・ハンド』、ふしくれて今や立派な農夫の手になった
ヴァレンティーノさんの最高のワインを、さぁ、ぜひ召し上がれ!!
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