森徳蔵商店


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フィッシュレザー/OceanLeather

海から生まれたサステナブルアイテム・フィッシュレザー

魚の皮をなめし、「革」として新たな価値を与えたアイテムが「フィッシュレザー」です。魚独特の美しい鱗の連続模様と立体的な手触りをぜひ、お手元に。 なめし作業には植物タンニンを使用しているフィッシュレザーは、素材はもちろんのこと、加工もサステナブルです。カラーもいろいろ!あなたの色を探してください。大切な方への贈り物としてもいかがですか? 5つの特徴

「 1 」美しい鱗と、その手触り

美しい鱗の連続模様と、その滑らかな凹凸感を活かした加工をしています。

「2」強度

フィッシュレザーは、繊維が複雑に絡み合った構造(クロスハッチ繊維と呼んでいます)を持つため、牛革と同等、またそれ以上の強度を誇ります。※同じ厚さの場合

「3」薄くて軽い

フィッシュレザーは一般的な革と比べてとても薄く軽いです。

「4」サステナブル

水産業者から廃棄された魚の皮を買い取り、主に環境に優しい植物タンニンを使って製造しています。

「5」においがしません

臭いの原因である「脂分」を製造過程でしっかりと除去しているため、魚独特の生臭さはありません。

素材となる魚種



真鯛

高級魚である真鯛は、透明感と深みを兼ね備えた美しい鱗模様が魅力です。鯛は「おめでたい」との語呂合わせで、古来より縁起物として重宝されています。記念日やお祝いのプレゼントとしておススメです。

鰤(ぶり)

繊細な鱗模様と滑らかな手触りが魅力。水の流れを感じるための「側線(ラテラルライン)」という魚特融の感覚器官が明瞭に表れているのが鰤の特徴です。鰤は成長過程で呼び名が変化します。(関東:ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ/ 関西:ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ)出世魚として、仕事や学業など成長出世祈願のお守りとしても最適のレザーです。

シイラ

スポーツフィッシングにおいて人気の大型魚。シイラは雄と雌が仲むつまじく泳ぐことから、高知では古くから、夫婦円満・恋愛成就の魚として、結納の品として使われています。

サーモン

均一なウロコ模様で上品なレザーです。災いを「サケ(避け)る」と名前に掛けたり、卵をたくさん産むことから「子孫繁栄」の象徴とされるなど、縁起がいい魚としても有名です。

魚皮から魚革へ

製作工程

フィッシュレザーの加工には20以上の工程をかけています。鞣し加工(なめし=腐敗の原因となるたんぱく質や脂肪を取り除き、柔軟性・耐久性をもたせる加工技術)には、サステナブルな「植物タンニン」を用いています。ここでは簡略をして5段階に分けてご紹介します。

下準備
魚製品の加工途中で廃棄される皮を受け取り、下準備を行います。

1 肉削ぎ
皮に残った余分な肉片と脂を取り除きます。

2 脱脂
ドラムを使い、においのもととなる油脂や汚れをこの段階でしっかり洗浄し、抜いていきます。

3 鞣し
植物タンニンを溶かした水に皮を入れることにより鞣し(防腐処理)が施され、生皮から革に変化していきます。しっかり鞣されたら乾燥させます。

4 染色
染料を調合し、染め上げます。

5 塗装
スプレーで薄く吹き 圧着、を繰り返し、耐久性を高めます。


使うほどに愛しくなる。エイジング
牛革などと同様に、時を重ねるごとに使う人それぞれの「味」が出てきます。


ギフトにおすすめ
フィッシュレザーの商品は、すべてマダイの鱗をきれいに洗浄し、美しく染色したオリジナルの緩衝材で保護し、「Ocean Lether」の箔押し入りのボックスへ収めて、お手元へお送りします。
Lサイズ・Mサイズはリボンをあしらっております。
海を感じるラッピングも、ぜひお楽しみいただければ幸いです。
(箱や緩衝材などの、包装資材のカラーは「おまかせ」となりますのでご了承ください。




1つの疑問からフィッシュレザーは生まれました
創設者の高橋大海(たかはし・ひろみ)氏は、16歳の時に水産業で働きながら、魚を捌くアルバイトをしていました。その際、魚の加工段階で多くの部分が廃棄されていること、その廃棄処理のために水産業者は廃棄業者にお金を支払っているという状況に疑問を抱き始め、「この廃棄物を有効活用できないか?」と日々考えるようになりました。関西外国語大学に入学を経てアメリカカリフォルニア州マーセッド大学に留学・卒業後、フィッシュレザーを独自開発し事業を立ち上げました。

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