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香る日本
 ■香る日本 日本で育った、香りと暮らす。 ここ日本には多くの植物が生息しています。 その土地特有の植物や、また同じ植物でも気候や環境等により異なる特徴を持つものが生まれます。 「香る日本」ではそんな地域特有の植物に注目し、生産者の想いやその土地、取り組みなどを、香りを通して実感してもらいたいと思っております。 植物が、香りが育つ、日本の恵みを感じてみてください。 土地を想像し、日本を想う。 私たち「香る日本」は香りの生産者の方々からお話を聞き、時に産地を訪れ、その思いや、 土地を感じながら商品を作っています。 その中で私たちが体験し、感じたことを余す事なく商品開発に活かし、香りを通じて発信したいと考えています。 そして、手にとってもらった人にも同じように想像してもらえたらと思います。 人を知り、 土地を知り、 様々なことを感じてください。 見えてくるものは土地への興味や安心感、はたまた土地が抱える問題かもしれません。 「香る日本」が、手に取ってくれたあなたにとって、香りと共に改めて日本を感じてもらえる機会になれたら幸いです。 |
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| 檜／京都府 福知山産 ＜香りの特徴＞ 福知山市の檜は、降雪を伴うような寒暖差の激しい気候の中で育ちます。 そのため、そこから抽出される精油は温暖な地域の檜精油よりも、より洗練された香り立ちになるのが特徴です。 柑橘のような爽やかさの中に檜特有のウッディさとほんのりとグリ ーンを感じる香りをお楽しみください。 ＜地域・環境＞ この檜が生育する土地にはかつて川の水路があり、ワサビ栽培が行われていました。 しかし、土砂災害を機にワサビ栽培の継続が難しくなり、代わりにその土地に植林されたのがこの檜なのです。 上流域には今もなお田んぼや畑はなく、農薬などの合成化合物が流入することはありません。 ＜生産者の方の声＞ 檜を育てる上で大切にしていることは「品質」です。 農薬などの化学物質や不純物の混ざらない、ピュアでオーガニックな品質を保てるように日々努力しています。 人工的につくられたアロマオイルが多い中、「純京都産」精油の「ほんまもん」の香り、そして素材のもつパワーを感じてもらえれば嬉しいです。  |
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| 柚子／高知県 土佐山産 ＜香りの特徴＞ 土佐山の柚子は、豊かな甘さと柔らかい酸味の中にほんのりと苦味が残る、"日本の柚子"をしっかりと感じさせる香りが特徴です。ツンとした酸味は少なく、フルーティな甘さが優しく香ります。 ＜地域・環境＞ 柚子の生産量が全国1位の高知県。中でも、鏡川の源流域に位置し、土地の94%を森林が占めるほど自然豊かな土佐山地区で育ったのがこの柚子です。寒暖差の大きい気候と、程よい日当たり、水捌けのよい急勾配の土地で育てられることで、大きな実となります。 ＜生産者の方の声＞ 土佐山の柚子栽培は、勾配のきつい土地で行われます。平地へ植えたら収穫はラクになりますが、土地が変わると味や香りにも影響する懸念があるため、昔からこの土地で柚子を育ててきました。 柚子農業を初めて約50年間、新たな植樹は行わず昔からある樹木で土佐山産の柚子を絶やすことなく、元気で大きな実をつけるよう管理しています。 まだまだ元気に実をつけて、この木々とともに暮らしていこうと思います。  |
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| 薄荷／北海道 滝上町産 ＜香りの特徴＞ この土地で育てられた薄荷、JM23号は世界でここでしか栽培されていない希少な品種です。 洋種（ブラックミント）を掛け合わせたことで、和種ならではの爽快なメントールの中に甘さを湛える奥深い香りが特徴です。 ＜地域・環境＞ 滝上町の和薄荷は、雪解けを待って春から晩夏の間にじっくりと育て上げられ、収穫までの工程の殆どが手作業で行われています。元来畑作には向かない土地とされていましたが、この和薄荷は滝上町の地質に合い、長く育て続けられています。 ＜生産者の方の声＞ 約100年に亘ってやすむことなく滝上和薄荷を栽培してきました。 それが今日の「日本一の滝上和薄荷」を築いているのです。希少作物が故に殆どの工程を手作業で行わなければならないという、苦労の絶えない植物ですが、私たち生産者の手と心がこもっています。 日本一の滝上和薄荷を、1人でも多くの方々に、様々な形で長くご愛用いただければという一心で育てています。  |
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