トルマリンは圧力を加えたり、加熱・冷却した時に電荷が生じる性質を持っています。
このことから和名を「電気石」と言います。
この科学的電気特性は1880年ごろ、フランスのキューリー兄弟により発見されましたが、古くからホコリを引き付ける性質は発見されており、アムステルダムの宝石商人はタバコの灰を集めるのに使用していたと言われています。
トルマリンは赤や青、緑など様々なカラーバリエーションを持つパワーストーンです。
含有する成分によって名称が変わり、例えばマンガンを含んだレッド・ピンク系のトルマリンは「ルベライト」、鉄を含み青・緑系のトルマリンは「インディゴライト」と呼ばれます。
また、複数カラーが混ざって産出されるものもあり、「バイカラー」と呼ばれます。
特に赤と緑で構成されたものは、その見た目から「ウォーターメロントルマリン」という流通名がつけられており、人気の天然石の一つです。
空間・心身の浄化、健康、集中力向上に役立つパワーストーンとされています。