ガーネットは濃い紅色が特徴で、1月の誕生石としても有名です。
丸い結晶が集まった状態で産出することが多いことから、和名を「柘榴(ざくろ)石」と言います。
その濃い紅色は血を連想することから、中世ヨーロッパの兵士たちはお守りとして戦場へ身につけていったり、血の結束を意味するとして王家の紋章に使われたりしました。
血行促進、安産など血にまつわる効果があるとされ、信頼と愛、勝利、強固な意思、勇気を象徴すると言われています。
実は「ガーネット」はグループ名で、組成によって「アルマンディン(鉄礬柘榴石)」や「パイロープ(苦礬柘榴石)」などに分類されます。
天然のガーネットは、上記分類が複数混ざった固溶体として産出されます。