【誕生石とは・・・】
1月〜12月までの各月に当てはめられた宝石
自分の生まれ月の宝石を身に着ける持つ事により加護を得られるといわれます。
【誕生石の由来・起源】
古代ユダヤ・キリスト教がルーツだといわれ『聖書』にその記載があるとされています。
『旧約聖書』では…
『イスラエルの12の部族』を表す12の宝石
『ユダヤ教の祭司の胸板』の12の宝石
『新約聖書』では…
『聖なる都』の12の土台にはめられていた12宝石
上記がルーツになっているとされていますが、今と昔で石の呼び名が異なるものもあり、そのルーツになった石は正解には分かっていないそうです。
【誕生石のはじまり・・・?】
18世紀まで王侯貴族以外が宝石を持つことが禁止されていたそうなのですが、一般人も持てるようになった事から、貴族に倣って一般の女性にも婚約指輪を贈ることを流行させてそのときに上記にもある聖書出てくる12の宝石を12の月に当てはめた事が誕生石の始まりともいわれています。
ですが、当初は自分の生まれ月の宝石ではなく12の月に当てはめられた宝石が…
その月もっとも力を発揮するその石を守護石として身につけるというものだったのです。
でも、一般人が宝石をそうやすやすと手に入れる事はできないので、自分の生まれ月の宝石を身につけ続けてもいいという事になっていったそうです。
まぁ、そうですよね、それでも4月生まれの人は大変ですけど、、、(^^;;
そして、普及し始めた誕生石は国や民族性などよって様々な宝石に変化しいって、それが主に12の宝石に別けられることとなり付け加えられたり削られていったりしながらも主には聖書に出てくる宝石が多く選ばれたようです。
【現在の誕生石】
そして、1912年にアメリカの宝石組合が普及してきていたダイアモンドも組み込み現在の基となる誕生石を決め、その誕生石を基にしてイギリスが自国の誕生石を決めこれをさらに基準にして他の国も誕生石を決めていったそうです。
その後、1952年に鉱物学者のクンツ博士が各国の嗜好や産出状況などを考え、誕生石のリストを作ったものをアメリカとイギリスの業界がこれを公認し、一応これが世界の誕生石という事になり、さらにその後幾つかの宝石が追加され現在に至っているそうです。
【日本の誕生石】
日本では1958年にこれの中に東洋七宝から『珊瑚』『翡翠』そして『ラピス』を追加した日本の誕生石が決められたそうです。