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工業用ミシンのおすすめ人気ランキング8選【家庭用ミシンとの違いも解説】

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工業用ミシンはその名の通り、工場での流れ作業などに用いられる工業用のミシンです。そのため一つの作業しかできず、注油など機械のメンテナンスも手間がかかるため一般家庭向きではありません。

ご自宅で裁縫のお仕事をされている方の中には、外注を受け大量の商品を仕上げている方もおられると思います。そのようなお仕事をされている方の中には、工業用ミシンの導入をお考えの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は工業用ミシンの選び方から人気商品をランキング形式でご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でおすすめする商品

工業用ミシンとは

出典:yahoo.co.jp

洋服には大きく既製品とオーダーメイドに分かれます。工業用ミシンは産業用ミシンとも呼ばれ、既製品の洋服などを大量生産するために、縫製工場の各ラインで流れ作業用に使用されているミシンです。

工場の中で流れ作業を行うので、一つの分野に特化した専門的なミシンとなります。例えば、直線だけを縫うミシン、ボタンホールだけを縫うミシンなど様々です。また、同じ作業を1日中(工場によっては24時間)繰り返して使用されます。

そのため、パワーのある工業用モーターを搭載しミシン自体も非常に丈夫です。また、工業用ミシンはパワーがあるため、洋服だけではなく、靴やカバンなどの革製品や厚手のシートなどの縫製にも使用されています。

ミシンの種類

出典:yahoo co.jp

工業用ミシン以外にも、ミシンには一般的な家庭用ミシンもあります。一般的な家庭用ミシンは、直線や・ジグザグ・ボタンホール・刺繍などの機能や、コンピューターなどの制御法で種類が分かれる仕組みです。

次に、職業用ミシンはプロ用ミシンとも呼ばれ、家庭用ミシンよりも耐久性に優れ、速度も速く直線専用となっています。工場で使う工業用ミシンに対し、洋裁店・テーラーなどで技能士の方が使うミシンと言えるでしょう。洋裁上級者の方が家庭で使う場合もあります。

もう一つは、ロックミシンで縁かがり専用のミシンです。さらに作業を特化して使うものが工業用ミシンで、その使用目的の細分化から本体だけで3000種類もあります。

また、一分間の回転数は家庭用ミシンの800回転前後に対し、工業用ミシンは最高10000回転となっており、パワーも桁違いと言えるでしょう。

工業用ミシンを形状で選ぶ

靴やバックの縫製など立体的な製品を作るミシンは、作業に合わせて家庭用ミシンなどとは異なった形状です。ここでは、3000種類あるミシン本体を大きく分け、3つのタイプを見ていきましょう。

平ミシン

出典:rakuten.co.jp

平ミシンは、ワークスペース(縫う作業スペース)が平面であるミシンです。平面的な素材を縫います。用途は家庭用ミシン・職業用ミシンと同様です。そのため、工業用ミシンの中では、扱いやすいミシンと言えます。

ただし、縫う速度は非常に速いので慣れが必要です。縫う速さは、特に縫製距離の長いものに力を発揮し、カーテンなどの作業の際は、非常に効率的よく作業が進みます。縫製する生地によってミシンのアームの長さも異なるので、使用前必ず確認するようにしましょう。

腕ミシン

出典:amazon.co.jp

ワークスペースが平面ではなく、腕のように筒状にカマが突出しているミシンです。立体的な製品の縫製に使用されています。

例えば、革の筒状ケースの縁を一周縫いたい場合、腕ミシンを使用しなければ縫うことはできません。革製品のように素材が固く、どうしても形を崩せないものには腕ミシンの形状が必要です。

その応用範囲は、バック・財布・靴・ブーツなど多くの革製品に上ります。そのため、多くの革細工の工房などでは、腕ミシンを利用しています。袋物、マチなどを得意とする反面、デメリットは直線を縫うのが苦手な点となっているため、慣れが必要でしょう。

ポストミシンとその他のミシン

出典:amazon.co.jp

代表的なミシンの3つめはポストミシンです。下から筒状に土台が出ているミシンとなっており、靴底やカバンの底などを縫う際に使用します。自動車シート・ソファー・スポーツ用品などでの利用が多いでしょう。

底縫いやマチ縫いをする製品によってポスト部分の長さが異なるのも特長のひとつです。製品によってポスト部分の長さが異なることも覚えておくと良いでしょう。

工業用ミシンを用途に合わせて選ぶ

ここからは、工業用ミシンの縫製する素材や厚さから、選び方を見ていきましょう。

送り機構

縫製の際、生地の素材や風合い・厚さ・縫い付け方などで、それぞれに合った生地の送り機構を選びましょう。ここでは、4つの送り機構について解説いたします。

下送り

出典:amazon.co.jp

下の送り歯のみで生地を送り、上の押さえはただ押さえているだけの機構です。押さえは金属製もありますが、滑りにくい素材や革製品などを縫う時はテフロンなどを使います。

生地の振り回しなど操作がしやすく、小回りが利き一般的な縫製向きです。手本が見やすく地縫い、ステッチ・小物縫いなど広い用途に向いています。厚物や革製品には、送りが悪くなる場合もあるので、注意増しましょう。

上下送り

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外押さえ、中押さえという2つの押さえを交互に動かして生地を送る方法のミシンです。中押さえと針は同じ場所で上下運動を繰り返し、外押さえが下の送り歯と素材をはさみながら送る機構です。

用途は厚物、革製品などに適しています。また、押さえ金・送り歯の種類も多いため、縫う素材に段差が生じる際も送れる場合が多く便利なタイプとなっています。

総合送り

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外押さえと中押さえがありますが、上下押さえとは異なり、総合送りとは中押さえと針が同時に前後に動きます。そして、外押さえが同じ場所で上下運動をする仕組みです。

ユニゾン送りとも呼ばれ、ヨーロッバのミシンはこの総合送りが主流です。用途としては、厚物・革製品向きで、素材裏に送り跡が付きにくく、目が揃いきれいに送れます。

針送り

出典:amazon.co.jp

押さえは固定されていて、針が送りと一緒に前後して生地を送ります。針が刺さった状態で送るため、スピードも出て目がそろい縫いズレが少なくなるのが特長です。

すべりやすい素材の合わせ縫い・生地の3枚合わせ縫いや、送りにくい素材の縫製としての用途に最適なタイプとなっています。ただし、厚物、革製品には向いていないため注意しましょう。

縫い目(ステッチ)で選ぶ

工業用ミシンは縫い目で分類すると、本縫ミシン・本縫ミシン以外、その他ミシンに大きく分類されます。ここからは、縫い目から選んでいきましょう。

本縫ミシンを釜で選ぶ

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ボビンを必要とし、釜という部品を使用するミシンが「本縫ミシン」で、家庭用ミシンも本縫ミシンです。ミシンは上糸のループにした糸を通す際に釜を使います。釜は外釜、内釜、ボビンケース、ボビンから成る構成です。

ミシンの釜には垂直釜と水平釜があり、さらに垂直半回転、垂直全回転に分かれます。垂直半回転釜は、糸の締まりは良いのですが、スピードが遅く高速縫いに向きません。一方、垂直全回転釜はスピードが速く高速縫い向いています。

垂直釜が工業用ミシンに採用されているのに対し、垂直釜は家庭用ミシンに採用されいます。ただし、ポストミシンは、下から出ているポスト部分があるため、使われているのは水平釜です。

水平釜は、垂直釜に比べ太い糸が使用できます。また、欠点として、途中で下糸が無くなった場合に糸交換がしにくく、垂直釜より糸締まりが悪い点は否めません。購入の際は、これらのことを考慮して選ぶと良いでしょう。

本縫い以外のバリエーションで選ぶ

出典:yahoo.co.jp

単環縫いミシンは、1本の糸で鎖状のループを作って縫い目を形成します。二重環縫いミシンは、2本以上の糸でループを作って縫い目を形成し、カットソーなどニット製品に用いられるミシンです。

オーバーロックミシンは1本針3本糸、2本針4本糸などがあり、生地を切りそろえながら端を縫い合わせていきます。カットソー製品に主軸として使用されるのが特長です。扁平ミシンは、カットソーの裾へのヘミング・カバーリング・飾り縫いなど、広い用途に用いられます。

安全縫いミシンはオーバーロックの縫い目横に、二重縫い目が作られる複合縫いミシンで、ワーキングウエア・チノパン・ジーンズなどに用いられるミシンです。

その他ミシンとして、溶着ミシンがあり、高周波や超音波で、生地を溶着することで縫い合わせます。ご自身の用途に対して、適切に使用できるものを選び、使用すると良いでしょう。

糸の太さに合わせて選ぶ

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太い糸を使用する場合は、糸調子(糸の張力)を強くする必要があります。強くしないと下糸が引き上げられずたるんでしまうからです。

しかし、糸調子を強くすると送りの力が糸の張力に負けて縫い目が詰まります。そのような場合、上下送り、総合送りのミシンの使用がおすすめです。

また、糸が太い分だけ量も増えるので、倍釜という大きなサイズを搭載したミシンもあります。ご自身が使用しやすい糸のサイズに合わせて、商品を選ぶのも良いでしょう。

モーターで選ぶ

出典:yahoo.co.jp

ほとんどの工業用ミシンには、クラッチモーターかサーボモーターが付いています。サーボモーターは、調整機能が付き作動時の音も静かです。さらに針の停止位置が一定で、常に同じ位置で止まりひと針縫いも簡単に行えます。

一方クラッチモーターは、速度調節をプーリーの大きさを変えたりペダルの踏み具合で調節したりしなければなりません。そのため、現在ではサーボモーター搭載のミシンが主流となりつつあることを覚えておきましょう。

工業用ミシンのおすすめ人気ランキング8選

それでは、具体的にどのような商品があるのか、ここからは人気商品を確認していきましょう。

1位 ジューキ 工業用本縫いミシン
DDL-5550N

詳細情報
寸法   :幅1200×奥行600×高さ1050mm
重さ      :50.2kg
縫い速度    :最高5500rpm
押さえ上昇量  :5.5mm ※膝上げ式13mm
仕様針     :*17番~18番(標準11番)
電気定格    :100V・200V 注文時に指定
棒張りストローク:30.7mm
釜       :自動給油式全回転釜

厚物から薄物までOK

工業用ミシン専用の、250Wのクラッチモーターを使用した本縫い直線一本針平ミシンです。強力なモーターを採用しているので、段部の縫い代も簡単に縫えます。

天秤機構・糸道・押え、送りなどの研究で低テンション縫製を可能にし、多くの素材に対応します。キャスター付きで移動も簡単です。オプションで各種押さえやバインダーもあるのでおすすめの商品となっています。

2位 厚革、厚手帆布対応 上下送りポータブル工業用ミシン レザークラフターLC-PZP【卓上テーブル仕様】

詳細情報
寸法      :幅540×奥行245×高さ350mm
重さ      :18kg
仕様針     :工業用針DP×17 もしくはDP×17LR(革用)*14番から23番

帆布、革がしっかり縫える

太い糸も使え帆布・革・ジーンズなど厚手の素材もしっかりと縫えます。使用糸は50番~5番糸(薄地であれば1番 0番糸も使用可能)です。

直線・ジグザグ・折り返し機能があります。コンパクトなので設置場所を選びません。操作方法も簡単なので、プロはもちろん初めての方にもおすすめです。

3位 革/帆布 厚物縫い 総合送り工業用腕ミシン LC1-341 サーボモーター付

詳細情報
重さ      :70g
押さえ上昇量  :13mm
仕様針     :通常DP×17 革DP×17LR
電気定格    :100V

革、帆布、ラミネート、テント生地対応の腕ミシン

極厚地レザーに対応できる、高トルクのモーターを使用しています。総合送りなので、厚物やすべりやすい縫製物もしっかり送れるでしょう。糸は0~30番に対応、5mm厚手も0番糸で縫え、貫通力も抜群です。

4位 ブラザー1本針高速本縫いミシンS-1110A(SL-1110)セット(クラッチモーター仕様)

詳細情報
重さ      :70g
縫い速度    :4000〜5500sti/min
押さえ上昇量  :6~13mm
仕様針     :通常DP×17 革DP×17LR 電気定格    :単相100V・三相200V

安定した低テンション縫製

メーカー独自のテンビン・釜・送り機構により糸の種類、素材を選ばず、糸締まりの良い縫い調子で作業可能です。

また送り歯の傾斜調整が可能なため、縫いズレ、パッカリング(縫い縮み)も防ぐ帰途が出来ます。ベッド面には、多数のねじ穴が配置され、各種アタッチメントを取り付けることが出来るでしょう。

5位 革/帆布、厚物縫い 総合送り工業用腕ミシン LC441S サーボモーター付

詳細情報
重さ     :80g
仕様針     :通常19番〜26番(DY×3) 革23番〜26番(LR)
電気定格    :単相100V

極厚物が低速で縫える

総合送りなので、革縫いや厚物、ビニール系縫いに最適です。薄手から極厚地までをカバーしています。

モーターは、低速の強力トルク極厚物も低速でしっかり縫うことが可能です。さらに、アイドルプーリ(遊び歯車)を装備しているので、非常にゆっくりと縫い進めることができます。

6位 厚手帆布対応 上下送りポータブル工業用ミシン レザークラフターLC-PS【直線タイプ 卓上型】

詳細情報
重さ      :18kg
仕様針     :工業用針DP×17 もしくはDP×17LR(革用)*14番から23番
電気定格    :単相100V

ポータブルな工業用ミシン

直線縫いと折り返し機能、ジグザグ縫いはありません。プロ用革工房などにおすすめですが、卓上型で場所も取らないため趣味で使用される方にもおすすめです。

7位 ブラザー1本針本縫ダイレクトドライブ自動糸切りミシン(微量給油)S-7250A-300

詳細情報
重さ      :35kg
縫い速度    :5000 sti/min
仕様針     :(DBx1・DPx5) #11-#18 (Nm75-110) #19-#22 (Nm120-140)
電気定格    :単相100V・三相200V 400VA
棒張りストローク:31mm

布送り機構に電子送りを採用

特許の生地送りタイミング最適化と、返し縫の反応速度で針折れを減らしています。パネル操作もシンプルで使いやすく、特に縫い目長さを数値で設定できるので、補正の再現性が上がりました。

8位 産業用袋口縫いミシンルニードルダブルライン 工業用 業務用シングルニードルシングルライン 110V

詳細情報
寸法      :幅235×奥行295×高さ245mm
重さ      :6.5kg
縫い速度    :1500~1800sti/min

各種原料袋縫いが可能

麻袋・紙袋・ジュート、段ボールなどの袋縫いミシンで、縫い目が整った仕上がりです。自動割線、ミシンオイルの自動追加など、簡単に操作できます。縫い目は、シングルチェーンステッチなので、袋の開け閉めが簡単にでき、原料袋などに最適なミシンと言えるでしょう。

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製品最安値評価リンク

ジューキ 工業用本縫いミシン DD……

1

165,000円

厚革、厚手帆布対応 上下送りポー……

2

122,223円

革/帆布 厚物縫い 総合送り工業用……

3

331,018円

ブラザー 1本針高速本縫いミシンS-……

4

173,148円

革/帆布、厚物縫い 総合送り工業用……

5

341,204円

厚手帆布対応 上下送りポータブル……

6

124,259円

ブラザー1本針本縫ダイレクトドラ……

7

279,074円

産業用袋口縫いミシンルニードルダ……

8

27,900円

まとめ

工業用ミシンは、一般家庭で使用されているミシンとは異なり、力と持久力を兼ね備えたミシンとなっています。

そのため、使用する際は十分、安全に注意して使用することが大切です。ご自身の用途に最適な、工業用ミシンを使用し、更に効率アップを目指していきましょう。

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