別名「家庭用温室」や「小型ビニールハウス」「ミニ温室」とも呼ばれる、フラワー温室。ベランダや軒先に置けるボックス型や大型の植物も育てられるハウス型、コスパが魅力のニトリ製からデザイン性に優れたikea製までたくさんの種類があります。
そこで今回は、フラワー温室の選び方とおすすめ人気商品を9点ご紹介します。記事の最後では、なかなか見つけるのが難しいドーム型の商品も紹介しています。ご自身の用途に適したフラワー温室を選んでくださいね。
目次この記事でおすすめする商品
フラワー温室の選び方
フラワー温室の選び方は種類、素材、機能の3つにわかれます。このうち重要なのは種類です。フラワー温室は、種類によって使い勝手が大きく異なるので、まずはそれを決めたうえで素材や機能を選んでいきましょう。
目的にあった種類で選ぶ
フラワー温室の種類は、ボックス型、ハウス型、ドーム型の3つにわかれます。これらは育てる植物の数や大きさ、設置場所にあわせて選ぶのがおすすめです。
ベランダや軒先に置くならボックス型
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フラワー温室をベランダや軒先に置きたい方は、ボックス型を選びましょう。ボックス型は、本体が小型であるため、ある程度自由に設置場所を選べます。ポップアップ式のような収納性に優れた商品があるのも特徴ですね。
ただし、ボックス型は栽培する植物の大きさや数がある程度限られてしまいます。そのため、ボックス型を購入する場合は栽培する植物をあらかじめ決めておきましょう。
大型の植物やたくさんの種類を育てるならハウス型
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大型の植物やたくさんの種類を育てたい場合は、ハウス型がおすすめです。ハウス型は、その名のとおり小型化されたビニールハウスのようなサイズとなっています。商品によっては、人がなかに入れるスペースが確保してあるものもありますよ。
ただし、ハウス型はかなり場所を取るため、ボックス型のように気軽に購入して設置するというわけにはいきません。ハウス型を購入する場合は、スペースを確保したうえで、商品のサイズを細かく確認するようにしましょう。
リラックススペースにもなるドーム型
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フラワー温室をリラックススペースとして活用したい場合は、ドーム型がおすすめです。ドーム型は、半径が約2mにもなるため、ラックや鉢のほかにソファやテーブルといった家具を収納することができます。
ただし、ドーム型は商品数が非常に少ないうえ、値段も高めに設定されています。そもそも、広めの庭がないと設置すらできないのも難点ですね。とはいえ、それらをクリアしてしまえば、1年中植物のそばにいれるという理想的な生活が送れるようになれますよ。
素材で選ぶ
フラワー温室の素材は、ビニール製とガラス製の2種類にわけられます。これらは、本体の耐久性を重視するかどうかで選ぶのがおすすめです。
種類が豊富なビニール製
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ビニール製の特徴は、商品の種類が豊富に用意されていることです。とくに、人が中に入れるようなハウス型はビニール製のものしか存在しないため、購入する場合は必然的にこちらを選ぶことになります。値段もお手頃なので、はじめてフラワー温室を購入する方にも最適ですね。
ただし、ビニール製は熱や湿気がこもってしまいがちなので、定期的な換気が必要となります。また、風が強い日にはビニールが飛ばされてしまう恐れもあるため、外に設置する場合は重しをのせるなどの対策が必要です。
丈夫で長く使えるガラス製
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フラワー温室に耐久性を求める方は、ガラス製がおすすめです。ガラス製は雨や紫外線などの影響を受けにくく、また風に飛ばされてしまう恐れもほとんどないため、安心して植物を栽培できます。デザイン性に優れた商品が多いのもメリットですね。
ただし、ガラス製はビニール製と比べると値段が高いです。また、重量もあるため、耐荷重の関係でベランダに設置できないこともあります。とはいえ、ビニール製よりも中が見えやすいため、観賞用の植物を栽培したい方にはぴったりな素材です。
機能で選ぶ
フラワー温室には、ラックつきの商品や温室下部にヒーターが設置できるものもあります。基本的には、これらの機能はあって損がないものなので、購入するまえに商品説明欄を確認するようにしましょう。
ラックつきなら狭い場所でも使える
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フラワー温室内のスペースを立体的に活用できるのがラックつきの商品です。ラックつきの商品は、高さがそのまま設置スペースに変わるため、狭い範囲に効率よく植物を収納できます。
ただし、フラワー温室のラックは、基本的に高さの調整ができません。そのため、あらかじめ植物の大きさを理解したうえで購入することが重要です。また、背の高いフラワー温室は強風に煽られて転倒する恐れもあるので、なるべく重たい植物は下部に収納するようにしましょう。
ヒーターが取り付けられるものなら冬でも安心
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フラワー温室のなかには、下部にヒーターを取りつけるスペースが用意されているものがあります。これを使うことにより、冬の寒さから植物を守れるようになるため、寒さに弱い植物を栽培する際はヒーターの導入を検討しましょう。
ただし、ビニール製の商品はヒーターに触れると引火してしまう恐れがあるため、極力使わないようにするのがおすすめです。もし、どうしても使わなくてはならない場合は、ビニールとヒーターが接触しないよう注意してください。
フラワー温室のおすすめ人気ランキング4選【ボックス型】
まずはじめに、ボックス型のフラワー温室のおすすめ人気商品を紹介します。ここでは、設置場所にあわせて選べるように様々なサイズの商品をピックアップしました。
1位 IKEA SOCKER 90191726 温室
重量:3.7kg
素材:プラスチック製
まるでインテリア!観賞用植物をおしゃれに栽培
こちらは、まるでインテリアのようなおしゃれなデザインが特徴の商品です。小形の鉢植えをいくつか収納できる程度の小さなサイズですが、それが逆に商品としての可愛らしさを強調しています。フラワー温室としては珍しいプラスチック製なので、中身が見えやすいのも魅力ですね。
また、こちらは屋根の部分が大きく開くため、中身の出し入れが簡単におこなえます。組み立てに少々時間がかかるという口コミが寄せられていますが、その分しっかりとした作りになっているので長期間にわたって使い続けられますよ。
2位 ピカコーポレーション室内用温室 FHB-1508S
重量:39.7kg
素材:ビニール製
防摘コンセントカバーつき!安全性を求める方に
こちらは、付属品に防摘コンセントカバーやコンセントキャップがついてくる商品です。フラワー温室は、冬場にヒーターをつけると結露による漏電が起きてしまう恐れがありますが、この商品ならその心配はいりません。
また、支柱には水受け、温室の下部にはコンセント口がついているため、ほかの商品よりも非常に安全性が高いです。半強化ガラスで作られているので、引火の恐れがないのもうれしいところですね。
3位 タカショー ポップアップ式温室 ラウンド
素材:ビニール製
鉢にかぶせるだけ!使わないときは折りたたんで収納!
こちらは、使わないときに折りたたんで収納できるポップアップ式の商品です。サイズが小さいため、少数の鉢植えしか保護できませんが、逆にいえば植木鉢の数が少ない場合に最適だといえます。
また、使い方自体もとても簡単で、本体を開いてかぶせてから、上部の固定用の紐をアンカーピンで固定するだけです。こちらの商品はその性質上、花の栽培を気軽に楽しみたい方向けとなっています。
4位 武田コーポレーション ヘキサゴン温室 HOS-60
重量:80kg
素材:ビニール製
おしゃれな六角形型!狭いスペースでも安心
武田コーポレーションのヘキサゴン温室は、おしゃれな六角形をした商品です。底面が70cm×60cmとかなり小さいですが、全長約200cmという高さをもっているため、狭いスペースに効率よく植物を収納できます。
ただし、この商品は固定用の紐がないため、安定感に優れないのが弱点です。重量80kgという重さでもってその弱点を補っていますが、やはり強風の日は危険なので、なるべく室内や風よけがある場所に設置するようにしましょう。
フラワー温室のおすすめ人気ランキング4選【ハウス型】
次に、ハウス型のフラワー温室のおすすめ人気商品を紹介します。ここでは、中に人が入れるスペースがあるものを中心にピックアップしました。ご自身の用途に適したフラワー温室を見つけてくださいね。
1位 Swiftrans ビニール温室
重量:2.58kg
素材:ビニール製
室内に置けるほどコンパクト!
こちらは、ハウス型のフラワー温室としては珍しいコンパクトサイズの商品です。全長は約150cm、底面は約100cm×約50cmしかないため、室内にも十分設置可能となっています。
もちろん、外にも設置可能ですが、重量が2.5kgと軽めであるため、風が強い日には吹き飛ばされてしまう恐れがあります。組み立てが非常に簡単なうえ、値段もかなりおさえめなので、はじめてハウス型のフラワー温室を購入する方におすすめです。
2位 武田コーポレーション ワイド温室 WOST-140
重量:8kg
素材:ビニール製
固定紐による安定感!ビニールも厚手で耐久性抜群
武田コーポレーションのワイド温室は、固定紐による抜群の安定性を誇る商品です。骨組みの作りがしっかりしているのはもちろん、ビニールも厚手で耐久性に優れているため、ほかの商品よりも長持ちします。
また、こちらは入口部分を紐で固定できるため、入室から退室までがスムーズにおこなえます。棚網の数は左右に3つもあるので収納性も抜群ですよ。
3位 タカショー 特大ビニール温室
重量:8.94kg
素材:ビニール製
人がすっぽり入れるほどの特大サイズ!
こちらは、ハウス型のフラワー温室としては特大サイズの部類に入る商品です。なんと自転車1台が丸々収納できるほどの奥行があるため、植物の栽培以外にも、塗装ブースやDIYの作業部屋として使っている方もいるようです。
4位 マルハチ産業 組立シキ簡易温室 グリーンジャンボ
重量:9.8kg
素材:ビニール製
メッシュウィンドウのおかげで換気も簡単
こちらは、フラワー温室の奥部にメッシュウィンドウが取りつけられている商品です。通常、フラワー温室は入り口を開くことでしか換気がおこなえませんが、このメッシュウィンドウのおかげで入り口を閉じたまま換気をおこなえます。
ただし、前述のタカショーの特大ビニール温室と比べると、こちらには固定紐がついていないため、安定性が若干低いです。逆にタカショーの特大ビニール温室にはメッシュウィンドウがついていません。安定性を重視するか、換気を重視するかによって選びましょう。
フラワー温室のおすすめ人気ランキング1選【ドーム型】
最後に、ドーム型のフラワー温室のおすすめ人気商品を紹介します。ドーム型は商品数が非常に限られているため、ここではそのなかでもとくに評価が高い商品をピックアップしました。
1位 ガーデンイグルー アウトドアドーム 標準セット
重量:24.2kg
素材:ビニール製
実用性抜群!幾何学状の骨組みが美しい
ガーデンイグルーは、幾何学状の骨組みがなんとも美しい商品です。直径約360cm、高さは約220cmもあるため、ソファーやテーブルを設置してリラックスルームとして使えます。これほどの大きさでありながら、組み立てや設置は約1時間程度で完了します。
また、こちらの商品は温室効果が非常に高いため、室内は常に暖かい状態に包まれています。もともと、ドイツでデザインされた商品ということもあって、雪への耐久性も抜群です。これがあれば、植物たちとの理想的なガーデンライフが送れますよ。
IKEA SOCKER 90191726 2,970円 ピカコーポレーション 室内用温室 …… 27,311円 タカショー ポップアップ式温室 1,508円 武田コーポレーション ヘキサゴン…… 4,780円 Swiftrans ビニール温室 2,580円 武田コーポレーション ワイド温室 …… 8,168円 タカショー 特大ビニール温室 9,600円 マルハチ産業 簡易温室グリーンジ…… 11,268円 アウトドアドーム ガーデンイグルー 165,700円おすすめの商品一覧
製品 最安値 評価 リンク 3.1 4.48 4.2 3.5 5 3.8 2.8 3.6 4.6
まとめ
いかがでしたでしょうか。フラワー温室は、ボックス型は雑貨入れに、ハウス型は駐輪スぺースにするという使い方もあるようです。アイディア次第で道具の価値は大きく変わるため、自分流の使い方を模索するというのも良いかもしれませんね。
ボックス型やハウス型、ドーム型といった種類、ビニール製やガラス製といった素材、ラックつきやヒーターの設置スペースといった機能から、ご自身の用途に適したフラワー温室を見つけてください。