炭を入れて蓋するだけで安全に消火できる火消し壺。囲炉裏や火鉢など家庭用だけでなく、キャンプなどのアウトドアでも活躍します。ロゴスやキャプテンスタッグから販売されていますが、素材や大きさなどさまざまで選ぶ際に迷ってしまう方も多いでしょう。
そこでこの記事では、火消し壺の選び方とおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。中身がこぼれないロック機能付きから、簡単に着火できる火起こし機能搭載モデルまで、あなたのお気に入り製品を見つけて安全に炭の後処理をしましょう。
目次
この記事でおすすめする商品
火消し壺の選び方
火消し壺を選ぶ際に重要な6つのポイントを見ていきましょう。
耐久性に優れた金属製がおすすめ、使い勝手にあわせて「素材」を選ぼう
火消し壺の素材はおもに金属製と陶器の2種類にわかれます。種類の違いによって耐久性や重さが異なるので、それぞれの特徴を確認しましょう。
衝撃に強く割れにくい！軽量で持ち運びに便利な「金属製」
金属製の火消し壺は耐久性に優れており、万が一落としても割れにくいので初心者におすすめの素材です。なかでも、スチール・アルミ製は軽量で持ち運びに便利なのが特徴、ステンレス製は錆びに強くお手入れしやすいのがメリットです。
ただし、金属製は熱伝導率が高いため炭を入れた直後は熱くなりやすいので、取り扱いには注意してください。取っ手に熱を遮断するカバーが付属しているモデルを選ぶと安全に利用できるでしょう。
容量が大きく大量の炭の火消しができる、和のテイストでデザイン性に優れた「陶器」
和風デザインを楽しめる陶器の火消し壺は、本体と蓋だけのシンプルな構造で普段使いしやすいのが特徴。家庭内で囲炉裏や火鉢を使うときにおすすめです。また、容量が大きいモデルが多く、大量の炭の火消しや保存をしたい方にも最適でしょう。
注意点として、金属製と比較して重量が重く割れやすいので持ち運びする際には注意してください。万が一ひび割れしてしまうと、密閉性が失われ炭を消火しにくくなります。
中身がこぼれないロック機能付きがおすすめ、消化しやすさに関わる「フタの密閉性」を確認しよう
火消し壺を選ぶ際には、蓋がしっかり閉まるか確認しましょう。密閉性が高い蓋なら本体内部に空気が入りこまないので、短時間で炭を消火できます。
なかでも、蓋にロック機能が付いたモデルがおすすめ。火消し壺を横倒したときでも、中身がこぼれづらいので、火が燃え移るリスクを減らせます。金属製にはロック機能付きのモデルが多く、フック式やネジ式など種類も豊富。安全性を重視する方におすすめです。
少人数の利用なら保管しやすい小さいサイズがおすすめ、炭の使用量にあわせて「大きさ」を選ぼう
火消し壺の大きさは炭の使用量にあわせて選びましょう。大人数のバーベキューや家庭で普段使いする方には大きいサイズがおすすめです。炭が大量に余っても一度に消火でき、次回使用するまでそのまま保管できます。
小さいサイズは炭を入れられる容量が少ないものの、携帯性に優れているのがポイントです。少人数のキャンプなど、荷物をできるだけコンパクトにしたい方にぴったりでしょう。
安全に持ち運べる取っ手付きがおすすめ、携帯のしやすさに関わる「取っ手の有無」を確認しよう
火消し壺は火がついた炭をそのまま入れるので、本体外側は高温になります。取っ手が付属しているモデルなら、本体に触れずに安全に持ち運びできるでしょう。アウトドアで利用する方や、小さな子供がいる家庭におすすめです。
ただし、取っ手の素材にも注意してください。熱伝導率の高いアルミやステンレス製だと、取っ手の部分も高温になりがち。プラスチックカバーが採用されているなど、取っ手が熱くなりづらい構造になっているかも確認しましょう。
芝生や床を傷めずに利用できる、アウトドアで使う方は「脚・スタンドの有無」を確認しよう
火消し壺をアウトドアで利用する方は脚・スタンドが付いているか確認しましょう。脚・スタンド付きなら、火消し壺が地面に接地しないので芝生や床を傷める心配がありません。
注意点として、できるだけ平らな場所に設置してください。本体のぐらつきを抑えられ、転倒のリスクを軽減できます。
消火した炭を何度でも再利用可能、初心者でも簡単に着火できる「火起こし機能」を確認しよう
火起こし機能が搭載されたモデルなら、炭を再利用して簡単に着火できます。短時間で確実に火起こしできるので、アウトドア初心者におすすめです。また、消火した炭を何度でも使えるため、コスパよく利用したい方にもぴったりでしょう。
一方で、火起こし機能が付いていないモデル向けに火起こし送風機が販売されています。コンパクトで持ち運びしやすい製品が多く、手荷物を増やさずに効率的に火起こしできます。
火消し壺のおすすめ人気ランキング10選
ここからは、火消し壺のおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。人気メーカーのキャプテンスタッグや初心者向けの火起こし機能付きまで紹介しているので、ぜひ購入の際に参考にしてくださいね。
1位 カワセ バンドック（BUNDOK） チャコール缶 BD-440
重さ：940g
大きさ：直径18.5cm
シンプルな構造でコスパ抜群、初心者におすすめ
アウトドアブランドのバンドックが販売する火消し壺です。蓋と本体だけのシンプルな構造で、初心者でも扱いやすいのが特徴。実売2000円前後とお手頃価格なので、お試しで火消し壺を購入したい方におすすめです。
注意点として、熱伝導率が高い鋼素材を使用しているので、火をついた炭を入れた直後は本体が高温になり、火傷する危険性があります。持ち運ぶ際は耐熱グローブを着用するか、取っ手部分が冷めるまで待つようにしましょう。
2位 キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG） 大型火消しつぼ 火起し器セット M-6625
重さ：約1.7kg
大きさ：火消しつぼ/21.5×20×高さ29cm、火起し器/外径18×高さ20cm
火起こし器付きで簡単着火、バーベキューに最適
キャプテンスタッグの火消し壺です。火起こし器が付属しており、炭を再利用して着火できるのが特徴。コンロの上に乗せて火起こしできるので、バーベキューするときに活躍するでしょう
コンパクトに収納できるのもメリットです。火消し壺のなかに火起こし器を入れられるので、かさばらずに保管可能。収納スペースをできる限り減らしたい方にもおすすめです。
3位 FIELDOOR（フィールドア） 炭処理袋 Sサイズ
重さ：約180g
大きさ：約直径19cm×42cm（開口部30.5cm）
コンパクトにたためる袋型、防水加工で雨にも強い
アウトドアブランド、フィールドアの炭処理袋です。折りたためる袋型でコンパクトに収納できるのがメリット。かばんにすっぽり収まるサイズ感なので、できるだけ手荷物を減らしたい方におすすめです。
また、防水加工が施されているのも見逃せません。急に雨が降ってきても、なかの炭が濡れる心配がないので、次回使用する際にそのまま再利用できます。
4位 グリーンライフ（GREEN LIFE） 火おこし兼用火消つぼ HOT-150
重さ：約1kg
大きさ：幅約直径15×高さ25cm
煙突効果で簡単火起こし、炭の保管場所いらず
グリーンライフの火消し壺です。細長い円形型で煙突効果を活かして、簡単に火起こしできるのが特徴。着火しづらい備長炭でも手軽に火を起こせるので、バーベキューするときに活躍するでしょう
容量が大きく消火した炭をそのまま保管できるのもポイント。火起こし・火消し・保管の3役を兼ね備えているので、マルチ機能の火消し壺を購入したい方にもおすすめです。
5位 OUTBEAR（アウトベアー） 火消しつぼ
重さ：667g
大きさ：直径16.5cm×高さ16.5cm
錆び強いステンレス製、水を使った秒速消火も可能
アウトベアーの火消し壺です。本体にステンレス鋼を使用しており、ほかの金属製と比較して錆びに強いのが特徴。耐久性にも優れているので、長く愛用したい方にぴったりです。
水消火と酸欠消化の2通りの消火方法に対応しているのもポイント。水消火では火が消えるまで時間がかからないので、すぐに撤収したい方におすすめです。濡れた炭は天日干しにして乾燥させれば再利用可能、炭を買い足す手間を省けます。
6位 ロゴスコーポレーション LOGOS ポータブル火消し壷
重さ：約2.15kg
大きさ：約直径20.5×高さ27cm
ネジ式のフタで中身がこぼれない、車の移動に最適
ロゴスコーポレーションの火消し壺です。密閉性に優れたネジ式の蓋を採用しているのがメリット。万が一、横に倒れても中身がこぼれる心配がないので、車を使って持ち運びしたい方におすすめです。
かわいらしいデザインも見逃せません。黒を基調とした美しいシルエットで、おしゃれなアウトドアグッズとしても楽しめるでしょう。
7位 キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG） 和膳亭 火消しつぼ MK-1474
重さ：約1.0kg
大きさ：約外径160×高さ130mm
おしゃれな和風デザイン、囲炉裏や七輪にぴったり
キャプテンスタッグの火消し壺です。おしゃれな和風デザインで、和室などの和の空間にマッチしやすいのが特徴。囲炉裏や七輪を日常的に使用する方にぴったりです。
割れやすい陶器製なので取り扱いには注意してください。万が一ひび割れした場合は、本体に空気が混入して密閉性が失われてしまうので、消火に時間がかかってしまいます。
8位 キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG） アルスター 火消しつぼ M-7570
重さ：約640g
大きさ：組立サイズ/205×195×高さ220mm、本体サイズ/外径175×高さ165mm
芝生を傷めないスタンド付き、軽量で携帯性も抜群
耐熱性に優れたアルスター鋼を使用した火消し壺です。スタンドが付属しており、底面の熱で床や芝生傷めないのがメリット。使用場所を選ばないので、キャンプやバーベキューなどアウトドアで利用したい方におすすめです。
また、本体重量が約640gと軽量なのも見逃せません。女性や小さな子供でも手軽に持ち運びできる重さで携帯性抜群。蓋にネジ式のロック機能が搭載されているので、中身がこぼれる心配がなく安全性にも優れています。
9位 ユニフレーム（UNIFLAME） 火消し壺SUS 665763
重さ：1.7kg
大きさ：ステンレス鋼、シリコンゴム
スタイリッシュなデザイン、安全なロック機能付き
アウトドアメーカー、ユニフレームの火消し壺です。水消火に対応しており、火のついた炭を素早く消火できるのが特徴。火消し壺のなかに水切りザル網が搭載されているので、消化後の炭をそのまま天日干しして、簡単に再利用できます。
オールステンレスのスタイリッシュなデザインも嬉しいポイントです。価格はほかの火消し壺と比較して高めですが、安全なロック機能が付いていたり持ち運びに便利な取っ手が付いていたりと高性能。予算をかけて長く愛用できる製品を探している方に最適です。
10位 田中文金属 萬能缶 8号
重さ：-
大きさ：24.5D x 24.5W x 31.3H cm
錆びにくいアルミメッキ鋼板、食品の保管場所にも◎
田中文金属の火消し壺です。錆びに強いアルミメッキ鋼板を使用しており、少ないお手入れで長く愛用できるのが特徴。6号～9号とサイズ展開も豊富なので、火消し壺としての利用はもちろん、種子・穀物などの保管場所としても活用できます。
また、シンプルな構造なのもポイント。炭を消火して本体内部の空気圧が下がっても簡単にフタの取り外しができます。デメリットとして防水加工されていないため、液体の保管や水消火には対応していないので注意してください。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| カワセ バンドック（BUNDOK） チャ…… 1 | 1,628円 |   4.49 |     |
| キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG…… 2 | 3,200円 | 4.62 | |
| FIELDOOR（フィールドア） 炭処理…… 3 | 2,420円 | 4.06 | |
| グリーンライフ（GREEN LIFE） 火…… 4 | 2,238円 | 4.37 | |
| OUTBEAR（アウトベアー） 火消しつぼ 5 | 3,280円 | 4.53 | |
| ロゴスコーポレーション LOGOS ポ…… 6 | 6,005円 | 4.35 | |
| キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG…… 7 | 1,181円 | 4.32 | |
| キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG…… 8 | 2,180円 | 4.25 | |
| ユニフレーム（UNIFLAME） 火消し…… 9 | 12,500円 | 4.45 | |
| 田中文金属 萬能缶 8号 10 | 2,112円 | 4.4 | |
まとめ
火消し壺を選ぶ際には素材や機能など使い勝手にあわせて選びましょう。なにを選べばよいか迷ってしまう方には、素材が金属製・蓋にロック機能が付いたモデルがおすすめです。
アウトドア初心者の方には、火起こし機能が搭載されたモデルがよいでしょう。消火した炭を再利用できるのでコスパにも優れています。この記事の選び方を参考に、ぜひあなたにぴったりの火消し壺を見つけてください。