大切なペットを家に残して外出した際、猫や犬が家でどう過ごしているか気になりますよね。特にペットの体調が悪い場合、置いて出かけるのは非常に不安です。そんなときに便利なのが、ペット用見守りカメラ。外に居てもスマホでペットの様子が確認できるため、安心して外出ができます。
しかし見守りカメラはただ映像を見るだけではなく、室温の管理ができるものや給餌機能がとうさいされているものなどたくさんの種類があるため、どれを選べば良いか悩んでしまいがち。そこで今回はペット用見守りカメラの選び方を解説するとともに、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。
目次
この記事でおすすめする商品
留守中もペットの様子を確認！「ペット用見守りカメラ」とは
ペット用見守りカメラは、自宅に設置することで離れた場所でも家の中の様子を確認できるネットワークカメラです。ペットカメラとスマホやタブレットを接続することができ、どこに居ても好きなタイミングでペットの様子を確認できます。
ペット用見守りカメラは機種によって機能性もさまざま。給餌機能やペットと遊ぶ機能、室温管理など暮らしを便利にしれくれます。カメラを設置することで空き巣などの防犯対策にも有効です。ペットだけではなく、お年寄りや小さなお子さんのいるご家庭にもおすすめですよ。
ペット用見守りカメラの選び方
ペット用見守りカメラを選ぶ際に重要な3つのポイントを見ていきましょう。
ペットの様子をしっかり確認するために「撮影機能」にこだわろう
ペット用見守りカメラを選ぶ際にまず確認したいのが、撮影機能です。使用感を左右する重要なポイントなので、しっかりと確認しておきましょう。
ペットの様子を鮮明な画像で確認したい方は、高画質な「フルHD画質」
せっかくペット用見守りカメラを使用するなら、画質が良いに越したことはありません。鮮明な映像であれば、ペットの様子も確認しやすくなります。ペット用見守りカメラの画質は機種によってさまざまですが、SD・HD・フルHDの3種類が主流です。
SDは画素数が720×480、HDは1280×720、フルHDは1920×1080。高画質を求める方はフルHDを選びましょう。しかし、フルHDあっても映像のきれいさには差があるので、口コミなども参考にしてみてください。
夜間に外出することが多いなら、暗い場所でも撮影できる「暗所撮影機能」
帰宅時間が遅い方や夜に家を空けることが多いという方は、暗い場所でも撮影できる暗所撮影機能が搭載されているカメラを選びましょう。
暗所撮影が可能なカメラは、赤外線センサーカメラと高感度カメラの2種類に分類できます。赤外線センサーカメラは光源がない真っ暗な状態でも撮影ができ、高感度カメラはわずかな光で撮影ができるカメラです。お部屋の暗さなどに合わせて選ぶと良いでしょう。
防犯にも活用したいなら、動きを感知して撮影する「動体検知機能」
ペット用見守りカメラには、撮影可能な範囲内での動きを感知して録画したり追尾したりするものがあります。ペットの動きを検知してくれるので、動体検知機能が搭載されている方が留守中の様子を確認しやすいでしょう。急な体調の変化にも気付きやすくなるため、持病のあるペットや高齢のペットがいるご家庭におすすめです。
また、動きを検知して録画してくれるカメラであれば空き巣対策にもなり、防犯にも役立ちます。留守中にペットや家の様子が気になる方は、安心のために動体検知機能が搭載されたカメラを選んでください。
ペットが室内フリーでお留守番しているなら、広い範囲を撮影できる「首振り機能」
ペットがお部屋の中を自由に動き回る環境では、見守りカメラの範囲に入ってくれず様子が確認できないことがあります。そんなときにおすすめなのが、首振り機能。首を振ることで撮影の範囲を広げるので、ペットの様子を確認しやすくなります。
首振りに加えて広角カメラかつ動体検知機能も搭載されていれば、広い範囲で撮影ができるだけでなく動きを検知して追尾することも可能。ペットの様子を確実に確認したい、という方におすすめの機能です。
留守中でもペットのコミュニケーションが取れる「お世話機能」もチェックしよう
ペット用見守りカメラの中には、離れていてもペットとコミュニケーションがとれる商品もあります。必要機能ではありませんが、あると便利な機能なのでぜひチェックしてみてください。
外出中のいたずらが気になる方は、呼びかけができる「音声通話機能」
カメラにスピーカーとマイクが搭載されている機種の中には、飼い主側から声をかけたりペットの声を聞くことができるものがあります。お留守番中にイタズラをしてしまうやんちゃな子でも、飼い主さんの声で止められればやめることもあるので、イタズラを防止したい方に適しているでしょう。カメラの範囲にいないときに呼ぶこともできます。
しかし、ペットの性格によっては怖がってストレスになってしまうことも。臆病な子や興奮しやすい子がいるご家庭では使用に注意してください。
離れていてもコミュニケーションを取りたい方は、おやつや餌をあげることができる「餌やり機能」
見守りカメラにはペットにご飯やおやつを与えられるものがあります。決まった時間にご飯を食べさせたい方や、離れていてもコミュニケーションをとりたいという方におすすめです。
給餌機能が搭載されていればご飯の時間や量を調節しやすいため、ダイエット中のペットに最適。おやつを与えられる機種はカメラの前に呼ぶ効果があるため、カメラに慣れてもらう訓練ができます。また、レーザーポインターで遊ばせる機種もあるので、運動不足が気になる方やペットと遊ぶ時間がとれない方はチェックしてみてください。
長時間の外出でもお留守番中のペットの快適性を守る「エアコン・照明調節機能」
ペット用見守りカメラの中には温度や湿度を計測するセンサーが搭載されているものがあります。このような機種は記録した温度などの数値をスマホに送り、遠隔でエアコンを操作できる便利なものも。時間帯によって気温が大きく変わるような季節に重宝するでしょう。
また照明を操作できる機能があれば、カメラで確認しにくい夜間でも照明を点灯させてペットの様子を確認でき、非常に便利です。
スマホ接続台数やデータの録画機能など、使い方にあわせて「仕様」を確認しよう
ペット用見守りカメラは機種によって操作性や機能性などの仕様が異なります。購入前にしっかりと確認し、ライフスタイルに合ったものを見つけましょう。
家族でペットの様子を確認したい場合は、複数のスマホを接続できる「同時接続台数」を確認
カメラと接続できるスマホが1台だけでは家族みんなでペットの様子を確認することができません。複数人数で留守中のペットを確認したいのであれば、購入前にスマホの接続台数をチェックするようにしましょう。
また、接続できるスマホの数が多いからといって、その台数が同時接続できるとは限りません。同じ時間帯に接続する可能性がある方は、同時接続台数もチェックしてくださいね。
在宅中の様子を家族に見られたくない方は、カメラをオフできる「プライバシー機能」が便利
家族で見守りカメラを活用する場合、誰かが在宅時にも離れた場所から様子が確認できてしまいます。自分の在宅時の様子は見られたくないということもあるでしょう。そんな方は、プライバシー機能が搭載されている見守りカメラを選びましょう。
プライバシー機能があれば、カメラのオンオフを簡単に切り替えられるため、在宅時の様子を見られる心配がありません。プライバシー機能が搭載されていない場合は、電源を落としたり布をかぶせるなどで対策を行う必要があります。
ペットに何かあったときにあると便利！あとから見返すことができる「録画機能」
録画機能はほとんどの見守りカメラに搭載されている機能です。不在時の様子を録画しておけば、ペットに何かあった際の確認に役立ちます。
録画したデータの保存方法は機種によって異なりますが、クラウド保存とSDカードが主流です。録画データがクラウドに保存されるタイプはスマホで簡単に確認・保存ができるので、データをスマホ内に保存したい方に便利です。自宅の様子がクラウドに保存されるのが不安という方は、本体にSDカードを差して保存するタイプを選びましょう。
故障や設定に困ったときのために「メーカー保証」や「サポート付き」がおすすめ
ペット用見守りカメラは電気製品なので、初期不良がないとは言い切れません。一般的な機種であれば保証が付いているので、初期不良があっても交換や修理を行ってくれます。しかし、一部の海外メーカーの中には満足な対応をしてくれないところも。対応がしっかりしている有名メーカーのものを選ぶか、口コミなどで確認するようにしましょう。購入前に問い合わせ窓口を確認し、国内で対応してくれるメーカーを選ぶのもおすすめです。
ペット用見守りカメラのおすすめ人気ランキング10選
ここからはペット用見守りカメラの人気商品をランキング形式でご紹介します。
1位 TP-Link ネットワークカメラ TC70
画質：207万画素
機能：動体&音声検知・ナイトビュー機能・相互音声会話可能
録画方法：マイクロSDカード
サイズ：9 x 8 x 10 cm
操作と確認がスマホで簡単にできる
TP-Linkのネットワークカメラは、フルHD対応の見守りカメラです。パン/チルト機能を搭載して可動視野を広げているため、広範囲をカバーできます。
設定がアプリで簡単に行えるのもおすすめのポイント。機械が苦手な方にもおすすめです。相互音声会話機能やプライバシー機能など便利な機能を備えているほか、プレイバックやマルチビューなどの操作をスマホで手軽に行えるのも魅力。使い勝手の良い1台です。
2位 WTW塚本無線 自動追跡ペットカメラ WTW-IPW108J2
画質：220万画素
機能：自動追跡機能・アプリ対応(リアルタイム視聴、録画)
録画方法：クラウド
サイズ：5.8 x 6.2 x 12.5 cm
無料クラウドを利用できる見守りカメラ
WTW塚本無線の自動追跡ペットカメラは、1080p・265万画素の見守りカメラです。最大20m先まで自動追跡が可能なので、ペットの様子をしっかり確認することができます。
塚本無線が契約している無料クラウドを使用できるのも大きな特徴。SDカードスロットもあり、大切なデータをたくさん保存できます。シェアボタンでSNS投稿も簡単に行え、ペットとの毎日を一層楽しくしてくれるでしょう。
3位 WTW塚本無線 みてるちゃん
画質：300万画素
機能：夜間暗視撮影
録画方法：MicroSDカード
サイズ：7.4 x 7.4 x 10.2 cm
初心者でも簡単に設定できる
WTW塚本無線のみてるちゃんは、初心者や機械の苦手な方でも使いやすい1台。簡単設置・簡単設定ができるお手軽な見守りカメラながら動体検知や夜間の撮影など、うれしい機能を備えています。
追尾の機能性に優れているのも大きな特徴。多くの見守りカメラでは追いきれない真上や真下の撮影にも対応しているので、キャットタワーの猫もしっかり撮影できます。天井に設置すれば死角なく撮影できるため、ペットが部屋の中を自由に動き回る環境の方におすすめです。
4位 パナソニック HDペットカメラ ブラック KX-HDN215-K
画質：200万画素
機能：フルHD・自動追尾機能・行動ログ・一週間ダイジェスト機能・お知らせ機能
録画方法：microSDカード
サイズ：約 133×98×98(mm)
転倒防止構造でイタズラされても倒れにくい
ペットがイタズラ好きで見守りカメラが倒されるのが心配という方には、パナソニックのHDペットカメラがおすすめです。底面に特殊な吸盤が装着されているため、横方向からの力に強い仕様になっています。
登録した場所でペットの行動を記録してまとめて確認できる行動ログや、1日1動画をランダムに選出し約1週間分ダイジェストで確認できる機能など、一風変わった便利機能も搭載。温度変化のお知らせもしてくれるため、ペットの健康管理をするのにも適していますよ。
5位 Furbo ドッグカメラ 001-01WHTOA-1
画質：1080p
機能：4倍ズーム・フルHD
録画方法：クラウド
サイズ：15 x 12 x 22.5 cm
おやつを与えられる便利な1台
Furboのドッグカメラは、アプリと連動することで留守番中のペットにおやつがあげられる便利な見守りカメラです。デザイン性が高い点も特徴で、部屋に置いていてもカメラが気になりません。
水平、垂直方向への撮影範囲が広いのも大きなメリット。自由に動くペットをしっかり撮影できます。画質も高く双方向会話も可能な、使い勝手に優れた1台です。外出中もペットとコミュニケーションをとりたい方におすすめですよ。
6位 パナソニック ペットカメラ KX-HDN205-K
画質：200万画素
機能：自動追尾機能
録画方法：マイクロSDカード
サイズ：約 126×82×82(mm)
高画質が特徴の見守りカメラ
200万画素（フルHD）の画質を備えた、高画質の見守りカメラ。室内の光量に左右されず、鮮明な撮影ができるため、夜に家を空けることが多い方でも安心です。
撮影範囲はやや狭いものの、自動追尾機能が搭載されているので設置場所に気をつければ、ペットの様子を確認するのに不足は感じません。高画質でペットの様子が見たい、思い出としてきれいに残したい方におすすめです。
7位 山善 watch＆talk QIP-C01
画質：200万画素
機能：フルHD・見守りカメラ・動体検知・人体検知
録画方法：マイクロSDカード
サイズ：幅7.8×奥行7.8×高さ11.8cm
お手頃価格で多機能性を備えたコスパの良さが魅力
山善のwatch＆talkはお手軽な価格と機能性を両立させたコスパの良さが特徴です。動体検知機能や赤外線LEDによる夜間撮影などを備え、室内の様子をしっかりモニターできます。
防犯カメラとしての機能も高く、人体を検知するとスマホにアラートしてくれるため、自宅の異常を見逃しません。アプリを使うことでカメラの向きが変えられ、室内を細部まで見渡せます。見守りカメラに防犯性を求める方にも適しているでしょう。
8位 funks チャオポリス
画質：-
機能：餌やり機能・スマホ連動・タイマー機能・暗視モード・動体検知機能
録画方法：microSD
サイズ：205×205×295mm
見守りカメラ機能と自動給餌器機能を備えて使い勝手抜群
Funksのチャオポリスは自動給餌機能を搭載し、外出中でも決まった時間にご飯を与えられる便利な見守りカメラです。スピーカー機能を使って給餌前に呼びかければ、かわいいペットのご飯シーンもスマホで確認できます。
餌の量は10～100gの範囲で設定が可能。ペットの大きさに関わらず活用できるでしょう。暗さを検知すると自動で暗視モードに切り替わるため、夜間でも撮影ができます。ドライフードのみ対応なので、ウェットのエサを利用している方は注意してくださいね。
9位 パナソニック 屋内スイングカメラ KX-HC600-W
画質：30万画素
機能：温度センサー・動作検知・音センサー・スケジュール録画・呼びかけ音機能
録画方法：SDカード
サイズ：約115×77×77mm
ペットのことを考えて作られた見守りカメラ
パナソニックの屋内スイングカメラは左右360度、上下約90度も見渡せる撮影範囲の広さが魅力。カメラの移動はスマホで操作でき、部屋のなかで動くペットを追いかけて確認できます。
また、あらかじめ温度を設定しておけば設定範囲外になったときにスマホに通知する機能も搭載。大切なペットの体調管理にも役立ちます。ペットだけではなくお子さんや高齢者の猛暑の熱中症対策にもおすすめです。
10位 IODATA Qwatch TS-NS110W
画質：200万画素
機能：動作検知・暗視モード・動作検知機能
録画方法：microSDカード
サイズ：6.4 x 6.4 x 11.3 cm
コンパクトな本体で設置場所を選ばない
IODATAのQwatch は、専門知識がなくてもスマホで簡単に設定が行える見守りカメラです。赤外線を採用した暗視モードを搭載しているため、暗い室内でも映像を確認できます。
スマホとほぼ同じサイズのコンパクトな本体ながら、スピーカーとマイクを備えているのも特徴。双方向コミュニケーションが可能なため、お子さんのお留守番が心配な方にも適しています。直置きはもちろん壁付けも可能な仕様なので、ペットのイタズラが心配な方にもおすすめですよ。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| TP-Link ネットワークカメラ TC70 1 | 3,580円 |  4.54 |     |
| WTW塚本無線 自動追跡ペットカメラ…… 2 | 5,888円 | 4.6 | |
| WTW塚本無線 みてるちゃん 3 | 4,999円 |  4 | |
| パナソニック HDペットカメラ ブラ…… 4 | 21,009円 | 4.34 | |
| Furbo ドッグカメラ 001-01WHTOA-1 5 | 14,700円 | 4.44 | |
| パナソニック ペットカメラ KX-HDN…… 6 | 27,160円 | 4.34 | |
| 山善 watch＆talk QIP-C01 7 | 4,821円 | 3.5 | |
| funks チャオポリス 8 | 13,800円 | 4 | |
| パナソニック 屋内スイングカメラ …… 9 | 18,620円 | 3.92 | |
| IODATA Qwatch TS-NS110W 10 | 9,081円 | 3.72 | |
まとめ
お留守番中のペットの様子を確認したいなら、見守りカメラを上手に活用しましょう。画質にこだわったもの、暗所でも撮影ができるものなど種類が豊富なので、ライフスタイルに合ったものを選ぶのが大切です。
見守りカメラには便利な機能が搭載されている機種もあります。時間通りにご飯を与えたいなら自動給餌機能、快適性を守りたい方は温度管理機能が搭載されている機種を選んでください。見守りカメラはペットだけではなく、お子さんのお留守番や体調が悪い方の様子を見るのにも便利なアイテムです。防犯カメラよりも手軽なのでぜひ導入を検討してみてくださいね。