全身のストレッチだけでなく肩こりや腰痛などの不調をほぐしたり、精神的なリラックス効果も高い「ヨガポール」。さまざまな使い方ができますが、種類が一般的なロングタイプだけでなくショートタイプやハーフカットなどがあり、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回はヨガポールの選び方と、おすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。初心者でも試しやすいリーズナブルなモデルから長く使用できるモデルまでご紹介していますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
目次
この記事でおすすめする商品
ストレッチに使用することで正しい姿勢と体幹の強化が期待できる
ヨガポールは「ストレッチポール」や「リセットポール」とも呼ばれ、もともとは「ストレッチポール」のほうが先に商標登録されています。その名の通り好きな部位のストレッチができて、ポールの上にほぐしたいところを乗せてゴロゴロするだけなので使い方も簡単です。
また材質が硬いほど筋肉の萎縮や癒着を引き剥がす効果が高く「筋膜リリース」にも使用できます。日常生活の癖で歪んでしまった姿勢も一時的にリセットして、正しく疲れにくい姿勢に戻していくことも可能です。体幹トレーニングやヨガ・ピラティスでもよく使われます。
ヨガポールの選び方
ヨガポールを選ぶ際には、使用用途や自分の体格にあったものを選ぶことが非常に大切です。使用用途によって硬さやタイプ、体格によって直径などのサイズが異なるため、それぞれの特徴をよくチェックして自分にあったものを選びましょう。
使用用途にあわせた長さを選ぶことでストレッチ効果が最大限に活かされます
ヨガポールを選ぶ際には、筋肉をほぐす・全身をストレッチさせる・部分的に疲れをほぐすなどの目的によって適したものが異なります。また普段あまり運動をしない人や高齢な方でも安心して使えるタイプもあるため、それぞれの特徴をしっかりチェックしてみましょう。
身体全体をしっかり柔軟するなら全身を乗せられる「ロングタイプ」
約1mほどの長さがある「ロングタイプ」は、身長の高い男性・女性に適したもっともポピュラーなタイプです。男性でも頭の先から尾てい骨までしっかり乗せることができて、身長が低い人でも体に厚みのある人はロングタイプのほうが使いやすいでしょう。
ロングタイプはポールの上に全身を乗せる使い方がメインであり、全身のストレッチ・首肩まわり・背中の疲れを重点的にほぐしたい方におすすめです。体幹トレーニングにも使いやすいですが、サイズが大きいため収納できる場所を事前に確保しておくことをおすすめします。
肩まわりや腰、ふくらはぎなどの部位ごとにストレッチをするなら「ショートタイプ」
ショートタイプはロングタイプの約半分や30cmほどの大きさのヨガポールで、全身よりも肩・腰・ふくらはぎ・足裏などといった部位にピンポイントでアプローチしたい人におすすめのサイズです。ロングタイプよりも小さいぶん、収納場所にも困りにくいでしょう。
またショートタイプは芯が硬めのつくりになっているため、ロングタイプよりも筋肉のコリをほぐしやすいことも特徴です。そのため筋膜リリースにもおすすめで、なるべく強い刺激のほうが好きという人はショートタイプのほうが気持ちよく使用できます。
バランスに自信のない方や体が硬い方には「ハーフカットタイプ」
ヨガポールは円柱型をしているため、ある程度のバランス感覚や筋力がないとポールから落ちてしまいやすく、高齢な方や運動経験があまりない方には乗りつづけることが難しい場合があります。とくにポールから降りるときにバランス感覚を崩しやすいので注意が必要です。
そのためバランス感覚やポールに乗って安定させる筋力に自信がない方には、板かまぼこのような半円形の「ハーフカットタイプ」だと安心です。慣れてきたら円のほうを下にしてバランス感覚を鍛えたり、2個くっつけて通常の円柱型にできるものもあります。
本格的に体をほぐすなら「EPE（発泡オレフィン系樹脂）」の素材を選びましょう
ヨガポールには「EPE」「PE」「EVA」の3つの素材が使われており、それぞれ硬さ・弾力・耐久性などが大きく異なります。筋肉のほぐしやすさや使い心地なども変わり、これから本格的に体をほぐしていきたいなら「EPE」素材がベストです。
耐久性のある「EPE（発泡オレフィン系樹脂）」は長時間の運動を目的としている方におすすめ
「EPE（発砲オレフィン系樹脂）」素材のヨガポールは耐久性の高さが特徴なので、今後長く愛用していきたい方にはぴったりです。適度な弾力があり長時間乗っても変形しにくく、硬すぎず柔らかすぎないため初めてヨガポールを使う人でも快適に使えます。
素材がよいぶん値段はほかの材質よりも高いものがほとんどですが、最近は安めのEPEヨガポールも多く販売されてきています。これからヨガポールを使って長期的に体をメンテナンスしていこうと考えている人なら、長く使うことを考えると結果的にお得といえます。
初心者の方やとりあえず試してみたいという方にはお手頃な価格帯の「PE（ポリエチレン）」
「PE（ポリエチレン）」素材のヨガポールはほかの2つの素材と比べてもとくに安いことが特徴です。とりあえずヨガポールがどんなものなのか試しに買ってみようという人や、予算があまりなくとにかく安いものを探している人には最適でしょう。
ポリエチレン素材は使っているうちに変形しやすいため耐久性はほぼ期待できず、長くは使えませんが、素材が硬いためゴリゴリと強めに筋肉をほぐしたい人に向いています。また軽いので持ち運びがしやすいこともメリットです。
硬めの素材では痛みを感じる方や、あまり慣れていない方には弾力のある「EVA（エチレン酢酸ビニル共重合樹脂）」
「EVA（エチレン酢酸ビニル共重合樹脂）」素材はほかの2つの素材と比べると非常にソフトなタイプです。はじめてヨガポールを使う場合、最初は痛いと感じる人が多いですが、EVA素材ならあまり痛くなく安心して使い始めることができます。
EVA素材はクッション性が高く、肌触りが気になる人にもおすすめです。また柔らかいため体にしっかりフィットしてくれて使い心地がよいことが魅力です。重さがあるため持ち運びには向きませんが、ポールの上に乗る以外にもさまざまな使い方がしたい人にもおすすめ。
直径15cm程度の太さが主流だが、小柄な方は直径12.5cm程度の太さを選びましょう
一般的なヨガポールのサイズは、円柱の直径が約15cmです。小柄な人やスリムな体型の人は、このサイズだと左右の肩甲骨間にうまくポールが入らず、腕が動かしにくかったり背中をほぐしにくくなってしまいます。
そういった場合は、直径が12.5cmほどのスリムなタイプのヨガポールを選ぶと使いやすくなるでしょう。長さもできれば短めのほうが使いやすいです。サイズが心配な人は、あらかじめ自分の肩甲骨間のサイズを計測しておくことをお勧めします。
ポールの劣化や汚れなど衛生面を気にするのであればカバー付きの商品を選ぼう
とくにEPE素材などの長く使用していきたいヨガポールを選ぶなら、汗や皮脂などの汚れがついても簡単に拭き取ったり洗ったりできる、カバー付きのものを選びましょう。ヨガポールは体に密着させてゴロゴロするため、摩擦で劣化もしやすい商品でもあります。
またカバー付きの場合はファスナーが体に当たって痛い・気になるといったことがないように、ファスナー部分がカバーされていて気にならない仕様のものを選べばより安心です。
ヨガポールのおすすめ人気ランキング10選
それではここから、ヨガポールのおすすめ人気ランキングをご紹介していきます。リーズナブルなPE素材から徹底的にコリをほぐせるセットになっているものまでさまざまな商品がありますので、ぜひあなたにあったものを探してみてくださいね。
1位 Primasole（プリマソーレ） エクササイズポール PSS91NH069
重さ：1.2 Kg
素材：発泡オレフィン系樹脂、合成皮革
耐水カバー付きでお手入れ簡単なEPEロングタイプ
男女問わず使いやすい長さ98cmのロングタイプ。耐久性が高く長く愛用できるEPE素材のヨガポールです。また耐水性のカバーが使用されているため、汗がついても簡単にさっとお手入れできて清潔に使えます。プランクなどの体幹トレーニングにもおすすめです。
また耐荷重量は100kgと大柄な男性でも安心して使用できて、硬さもほどよく、筋膜リリースや首肩のコリもほぐしやすいでしょう。
2位 WONDER LABO ヨガポール yoga-01
重さ：1.1㎏
素材：低密度発泡オレフィン 合皮
トレーニングマニュアル付き！15色の豊富なカラー
カバーの素材が従来よりも改善されて、耐久性と耐水性に優れていてお手入れがしやすいロングタイプのヨガポールです。ファスナーは覆われているため体に触れることがなく、ほかにはない15色の豊富なカラーバリエーションでお気に入りの1本を見つけやすいでしょう。
またこのヨガポールにはトレーニング方法が掲載されたマニュアルが付属してくるので、ストレッチ初心者ではじめてヨガポールを買う人にもおすすめです。
3位 creer ヨガポール C094
重さ：85cm：約1.1kg 100cm：約1.3kg
素材：低密度発砲オレフィン、合皮
使い心地と絶妙な長さにこだわりインテリアにも馴染む
ファスナーが絶対に体に当たらないように使い心地にこだわった最高級合皮素材のカバーがついた、EPE素材のヨガポールです。全身で押したりゴロゴロしても芯が潰れないので、安心してお好みのストレッチができます。
またサイズが大きいため収納しても目立ちやすいロングタイプですが、インテリアとしても違和感がなく邪魔にならない3色のカラーが用意されています。小柄な人でも使える2サイズから選択可能です。
4位 Rondofy 筋膜ローラー式セット
重さ：1.51 Kg
素材：‐
全身のコリほぐし・ストレッチができる最強セット
長さ33cmの凹凸があり筋肉をよりほぐしやすいヨガポールと、さらに筋肉をほぐしたり筋肉リリースがしやすいローラースティック・マッサージボール・エクササイズバンドのセットです。徹底的に全身のストレッチをしたい人向けの商品がこれひとつで手に入ります。
メインはヨガポールでざっくりと全身を、部位ごとにはローラースティックを、さらにピンポイントでマッサージボールをというようにどんなニーズにも対応可能です。
5位 Hugger Mugger（ハガーマガー） スタンダードボルスタープリント BO-STNDRD-PRINT
重さ：2.3kg
素材：綿/フォームコア(中身) 綿(カバー)
耐久性に優れおしゃれなデザイン！老舗ヨガブランド
アメリカ発祥の老舗ヨガ用品メーカー「Hugger Mugger」正規販売店の、体に絶妙にフィットしてくれてカバーが心地いいヨガポールです。家具職人が創設したブランドであり、職人がひとつひとつ手作りで製作しています。
とくに耐久性・実用性・デザインにすぐれていることが特徴です。インテリアとしてもおしゃれなカバーの両端には、移動の際に持ち運びしやすいハンドルがさりげなくついていたりします。
6位 PURE RISE ヨガポール
重さ：‐
素材：低密度発泡オレフィン カバー：合皮
筋膜リリースマニュアル付きで初心者にもやさしい
耐久性が高く、汗がついても拭き取りやすいカバーがついているEVA素材のヨガポールです。長さは90cmと誰でも使いやすく、カバーの色のバリエーションが豊富に選べます。またファスナーが当たらない安全設計なので使い心地も快適です。
はじめてストレッチをする人にもやさしいマニュアル付きです。各部位の筋膜リリースのやり方やストレッチの際の動き方などが載っているので、商品が届いたらすぐに試すことができます。
7位 PURE RISE ヨガポール ロングタイプ AI600373-
重さ：774g
素材：EPEポリエチレン
安くてしっかりと筋肉をほぐせるPEロングタイプ
身長の高い男性にも使いやすい全長100cmのロングタイプのヨガポールです。ポリエチレン特有の材質は硬めなので、強めの刺激がほしい・しっかりと筋肉をほぐしたいという人は気持ちよく使えるでしょう。
カラーはビビッドピンクからシンプルなブラックまで選べます。価格も約2000円ほどと比較的安価なので、ヨガポールの使い心地を試してみたい、これからずっと使うかどうかわからないといった人にもおすすめです。
8位 東急スポーツオアシス リセットポール RP-800
重さ：670g
素材：本体：合成樹脂、カバー：PV
初心者でも完全版レッスン動画を見ながら使える
フィットネスクラブ「オアシス」がプロデュースした、直径がやや小さめの約14.5cmの軽くて扱いやすい入門編のヨガポールです。合成樹脂素材なので、はじめてヨガポールを使う人でも痛くなく快適に使用できます。
カバーもついているため、お手入れしやすく耐久性も問題ありません。またフィットネスクラブならではのメリットとして、このヨガポールを使用した約56分の完全版レッスン動画が視聴できます。
9位 ホノルルフィット ヨガポール hf-yoga-pole
重さ：約970g
素材：本体：EPE(発泡ポリエチレン) カバー：PUレザー
リーズナブルなEPE素材！直径がやや大きめの15.5cm
変形しにくく長く使えるEPE素材を採用した、長さ90cm・直径がやや大きめの約15.5cmのヨガポールです。通気性と耐久性が高い合皮レザーのカバーがついており、ブラック・ネイビー・ブルー・レッド・グリーンの5色のカラーバリエーションから選べます。
EPE素材としてはリーズナブルであり、安くて長く使えるものがほしい人におすすめです。ファスナー部分は二重構造になっているため、肌あたりも気にならず問題なく使えます。
10位 LEEPWEI ヨガポール
重さ：‐
素材：ABS樹脂(中芯部)+EVA素材(表面)
丸洗いできて足裏マッサージにも便利な凹凸付き
長さ約33cm・耐荷重量200〜300kgと、使いやすさと耐久性に優れたショートタイプのヨガポールです。浅めと深めの2種類の凹凸が全体的についており、足裏マッサージにも気持ちよく使用できます。汗が染み込まないEVA素材なので、汚れたら丸洗いも可能です。
凹凸により筋膜リリースにも最適なので、日々の疲れを寝る前にほぐすのもよいでしょう。さらに収納袋付きなので持ち運びにも便利です。
肩こりや腰痛を改善する方には材質の硬い「フォームローラー」も検討しよう
「フォームローラー」はヨガポールとよく似ていて違いがわからない人も多いと思いますが、フォームローラーは表面が硬くてでこぼこしていることが特徴です。ヨガポールよりもしっかりと筋肉に刺激を与えることができます。
そのためストレッチというよりは、筋肉のコリをほぐす・筋膜リリースのために使用する人が多い器具です。肩こりや腰痛は慢性的な血流の悪さからきていることが多いため、しっかりとコリをほぐして血流を改善したいならフォームローラーも検討してみてくださいね。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| Primasole（プリマソーレ） エクサ…… 1 | 3,817円 |   4.3 |   |
| WONDER LABO ヨガポール yoga-01 2 | 2,880円 | 4.34 | |
| creer ヨガポール C094 3 | 3,180円 | 4.53 |  |
| Rondofy 筋膜ローラー式セット 4 | 2,199円 | 3.9 | |
| Hugger Mugger（ハガーマガー） ス…… 5 | 14,080円 | | |
| PURE RISE ヨガポール yog 6 | 3,230円 | 4.28 | |
| PURE RISE ヨガポール ロングタイ…… 7 | 1,980円 | 4.27 | |
| 東急スポーツオアシス リセットポ…… 8 | 3,200円 | 4.44 | |
| ホノルルフィット ヨガポール hf-y…… 9 | 2,580円 | 4.67 | |
| LEEPWEI ヨガポール 10 | 1,433円 | 4.1 | |
まとめ
ヨガポールは汎用性が高くさまざま使い方ができるため、まずは自分の体格にあったサイズを選び、そこから素材や凹凸の有無などにこだわっていくとよいでしょう。長く使えるものならなおさら、体にフィットして心地よく使えるものがいいですね。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりのヨガポールを見つけてみてくださいね。