聖夜を華やかにしてくれる
クリスマスケーキの選び方
クリスマスケーキの選び方


毎年のクリスマスケーキ選び。さまざまなケーキが販売されていますね。今年はいつもとは違うクリスマスケーキを選んでみませんか。 聖夜をより華やかにしてくれるクリスマスケーキの基本と選び方をチェックしていきましょう。
ケーキを食べるようになった理由

小さな頃からクリスマスといえばケーキを食べるのが当たり前のようになっていますよね。そもそもクリスマスにケーキを食べるようになったのはなぜなのでしょう。
イエス・キリストの誕生を祝う
クリスマスは、イエス・キリストの誕生日だと思っていませんか。聖書には明確な誕生日は記されておらず、誕生を祝う日として制定されたのが12月25日です。その日にイエス・キリストの誕生を祝うために、各家庭でケーキを作って食べたのが始まりだとされています。
世界各国のクリスマスケーキ
意外にも、日本のようにクリスマスにケーキを食べるという国は少ないようです。クリスマス当日には、家庭でお祝いの料理を作るためオーブンがふさがってしまいます。そのため事前に作っておける保存性の高い甘いパンやケーキを作っておく国が多くあります。
フランスの「ブッシュ・ド・ノエル」
薪のような形をしたロールケーキです。ブッシュは薪、ノエルはクリスマスを意味します。キリストの生誕を祝い、何日も火を絶やさないように暖炉にくべて燃やす薪に由来しているのだとか。
イギリスの「クリスマスプティング」
ナッツやドライフルーツ、スパイスなど加えて湯煎焼きするプティング。大きなドーム型をしていて、テーブルに飾る時には、型から出してヒイラギなどで飾り付けるそう。
ドイツの「シュトーレン」
シュトーレンは坑道を意味し、トンネルのような形のパンに、ドライフルーツやナッツが練り込まれています。粉糖をまぶしているのが、白いおくるみに包まれた幼子キリストをイメージさせることから、クリスマスに食べられるようになったそうです。
イタリアの「パネトーネ」
ミラノの伝統的なお菓子で、ドライフルーツを生地に混ぜ込んだドーム型の甘いパンです。
「シュトーレン」「パネトーネ」ともに日持ちのするパンなので、クリスマス前に焼いておくのが一般的。クリスマスまでの数週間、少しずつ切り分けて食べるのが定番です。
アメリカのクッキーやパイ
クリスマスにケーキを食べるよりも、クッキーやパイを食べる家庭が多いアメリカ。クッキーは雪だるまや星形などクリスマスをイメージした形のもので、ツリーに飾る家庭もあります。アップルパイやパンプキンパイなどは、各家庭の味を楽しんでいるようです。
日本でのクリスマスケーキ
菓子メーカー不二家の創業者がアメリカで見たイチゴを使ったケーキに感銘し、日本に帰国後、日本向けにアレンジしたものがクリスマスケーキが広まるきっかけとなったとされています。イチゴの赤色とクリームの白色という紅白が、日本の伝統的なおめでたい紅白にもつながり受け入れられやすかったこともあるようです。
ケーキの大きさと予約のタイミング

最近では10月ごろからクリスマスケーキの予約を受け付ける百貨店やお店が増えています。あわてて予約してしまって失敗しないように、チェックポイントをおさえておきましょう。
大きさの選び方
幅や高さなど丁寧なサイズ表記をしているケーキもありますが、多くのホールケーキは号表記。この号は、日本の古い尺貫法に由来し、1号=1寸(約3cm)で計算されています。そのため5号サイズなら5号×3cm=15cmがケーキの直径サイズが目安です。何人分に切り分けられるかの目安は、5号が4〜6人分。7号くらいになると8人分くらいはあります。ロール状のケーキの場合は、1人分の目安は幅3cm。四角いスクエアケーキの場合は、4号とあれば一辺の長さが4号×3cm=12cm。12cm×12cmの大きさで、2人分くらいの量です。
予約時のチェックポイント
予約のタイミングが早いほど、ポイント還元や割引きサービスがあるなどお得です。また、有名店や人気のケーキは、早い時期に予約で売り切れとなってしまいやすいので、早めの予約が肝心。下記の5点を確認の上で予約をしてください。
受取時期と受取方法
多くのお店ではクリスマスケーキの受取期間を12月23日から25日と設定しています。2025年は火曜から木曜と平日。師走の忙しい時期でもあり、お店にクリスマスケーキを受け取りに行けるでしょうか。お店に行けないようであれば、指定場所への配送を選びましょう。クリスマス当日にケーキが受け取れないことがないように、日時指定をしておき確実に受け取れるようにしておきましょう。
支払い方法
クリスマスケーキの場合、予約時に支払いを求められる場合と受け渡し時に支払う場合があります。予約時にカード決済で支払う場合は、キャンセルが難しい場合もあるので注意しましょう。
キャンセルポリシー
予約していても予定が変わってしまうこともあります。そんなときに予約をキャンセルできるかどうかは大切なポイントです。クリスマスの1週間前までならキャンセル無料という対応をしてくれるお店もあれば、12月15日以降はキャンセル料が発生するというお店もあります。キャンセルについての取り決めも確認しておきましょう。
おすすめのクリスマスケーキ

クリスマスケーキといったら、白いクリームにイチゴを飾ったデコレーションケーキと決めている人もいるでしょう。なかには、毎年新作を狙っている人もいるかもしれませんね。誰と味わうクリスマスケーキなのかに注目し、タイプ別におすすめのケーキを紹介します。
子どもも喜ぶファミリー向けクリスマスケーキ
小さな子どもがいる家庭では、子どもの好みに合わせてクリスマスケーキを選ぶでしょう。そんなファミリーにおすすめしたいクリスマスケーキのポイントです。
キャラクター
ケーキの形がキャラクターを表現していたり、ホール上に鮮やかにキャラクターが描かれていたりと多様なクリスマスケーキがあります。子どもの好きなキャラクターを選べば、クリスマスプレゼントのように喜んでもらえるでしょう。
遊び心
ホールケーキを切ると中からお菓子が出てきたり、自分たちで砂糖菓子やプレートなどをトッピングして仕上げたりといった遊び心のあるクリスマスケーキもあります。ただ切って味わうだけのケーキよりも、子どもの思い出にも残るでしょう。
アイスケーキ
クリスマスの食事で豪華な料理をたくさん食べた後は、アイスなら口に入りやすいのではないでしょうか。子どもがお腹いっぱいで食べきれなかったら、冷凍庫で保存できるというのも安心です。
アレルギー対応
子どもにプレゼントするクリスマスケーキは、アレルギーにも注意しましょう。小麦や卵、乳製品は多くのケーキに使われています。こうした材料を使っていないケーキを選ぶのも大切なポイントです。
大人のホームパーティー向きクリスマスケーキ
甘さはひかえめでも美味しいケーキ、ワインやシャンパンにも合うようなケーキは大人が集まるホームパーティーにぴったり。おしゃれなケーキはテーブルを華やかにもしてくれますよ。
チョコレートケーキ
甘さをおさえたチョコレートケーキには、ビターなものや濃厚なケーキに酸味のあるジャムなどを合わせたものもあります。有名パティシエが手掛けるケーキなら話題性もありそうですね。
タルト
フルーツたっぷりなタルトはクリスマスのテーブルを華やかにしてくれるでしょう。甘さはひかえめで、フルーツの酸味や甘みを活かしているのが特徴。食後酒を飲みながら味わうのにもぴったりです。
アソートケーキ
ショートケーキやカップケーキを美しく並べたアソートケーキ。切り分ける手間がない上に、ホームパーティーに参加している人それぞれが、好みのものを選ぶといった楽しみもあります。
恋人と2人で味わいたい個性的なケーキ
夫婦や恋人と2人きりで過ごすクリスマスなら、サイズは小さくても個性的なケーキを選んでみては。「ミニケーキ」「2人用」の表示をチェックすると、3号ほどの小さいけれどおしゃれなケーキがみつけやすいでしょう。
まとめ
パンフレットで見たケーキを予約したけれど、届いたら思っていたのと違ったという失敗がないように、予約する前には再度情報をチェック。楽しい気分で味わえるよう、食べる人数や人に合わせて素敵なクリスマスケーキを選んでくださいね。
クリスマスケーキの商品一覧- 本記事は、au PAY マーケットによって企画・制作されています。各店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。
- 写真はイメージとなります。







