カニの剥き方、解凍方法、サイズ感
通販・お取り寄せが初めてでも安心!
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カニをお取り寄せしたりいただいたりして「どうやって食べるの?」と戸惑うこと、ありますよね。ここでは、初めての方でも実践しやすいカニのむき方・さばき方のほか、冷凍かにの解凍方法をご紹介します。
カニのお取り寄せ商品をチェックかに調理におすすめの道具


- キッチンばさみ、料理用はさみ
- まな板
- 布巾、キッチンペーパー(すべり止めに)
- カニスプーン(あると便利)
- 軍手、手袋(手を傷つけないため)
基本のさばき方(ボイル済みカニ)


ここでは、スーパーや通販でも手に入りやすい「ボイル済みのカニ」を想定した手順をご紹介します。生のカニや活ガニは専門的な処理が必要なため、まずは扱いやすいタイプから挑戦しましょう。
1. 甲羅をはずす
- お腹側を上にして置き、左右にある“はかま”(三角のふたのような部分)を外します。
- その後、甲羅をゆっくり引きはがします。
- 中にあるカニ味噌はスプーンなどで取り出しておきましょう。
2. 体を左右に分ける
- 胴体を半分に割ります。手で割れることもありますが、硬い場合は包丁を添えて優しく押し切るようにすると◎
- 中に詰まっている身は、スプーンや竹串でほぐすように取り出せます。
3. 脚と爪を切り分ける
関節部分を持ち、手で折って脚を1本ずつ外します。キッチンばさみで関節を切ると、きれいに分けられます。
カニ脚・爪の剥き方

カニ調理で失敗しないポイント


- 冷凍カニの場合は、完全に解凍してから作業を始めましょう。凍ったままだと殻が割れづらく、身が壊れてしまうこともあります。
- はさみは刃先が細いものがおすすめ。隙間に入りやすく、無理なく殻を切れます。
- 無理に力を入れすぎないことも大切。身をつぶさず、きれいに取り出すためには“ゆっくり丁寧に”がコツです。
慣れてくると、まるでフルーツをむくような感覚で殻をするすると外せるようになります。まずは1〜2本から試してみてくださいね。
カニスプーンの使い方


カニスプーンは、細長い形状でカニの身をきれいに取り出すための専用アイテムです。脚や胴体の細い部分に差し込み、殻に沿ってすくうように使うと、崩さずにしっかり身を取り出せます。
反対側がフォーク状になっているものは、爪の奥や関節のすき間にも便利。力を入れすぎず、やさしくなぞるのがコツです。特に毛ガニなど繊細な身には大活躍します。カニ好きの必携道具です。
冷凍かにの上手な解凍方法


冷凍されたカニは、保存性に優れるためお取り寄せに最適な形。でも「解凍の仕方を間違えて水っぽくなった…」という声は意外と多いものです。ここでは、冷凍かにをおいしく味わうための解凍方法や、ちょっとした注意点をご紹介します。
解凍の基本は“ゆっくり”が合言葉
カニの解凍は、スピードよりも“丁寧さ”が鍵です。おすすめは、冷蔵庫での低温解凍。冷凍かにを冷蔵庫に移して時間をかけてじっくり解凍すると、ドリップ(旨みを含む水分)の流出を防ぎやすくなります。
約8〜12時間、冷凍庫で解凍
- カニをパックごと、または新聞紙やキッチンペーパーに包む
- 水気を受け止めるためのバットやお皿にのせる
- ラップをふんわりとかけて、冷蔵庫へ
- 半日〜一晩おく(脚のみなら6〜8時間ほど)
カニがしっかり冷たい状態で、身が柔らかくなっていれば食べごろです。
室温での自然解凍はNG?
急いで食べたいときは、室温に出しておくという方もいるかもしれません。室温解凍は、表面が先に解けて中がまだ凍ったままになりやすく、ドリップも多く出やすい方法です。風味や食感が損なわれるリスクがあるため、できる限り避けましょう。
どうしても時間がない場合は、氷水に漬ける「氷水解凍」がおすすめです。パックに入れたまま、または密閉袋に入れて氷水に浸ければ1〜2時間で均一に解凍されやすく、ドリップも最小限に抑えられます。
再冷凍はできる?
一度解凍したカニは、再冷凍しないのが鉄則です。解凍と再冷凍を繰り返すと、旨みや水分がどんどん失われてしまいます。風味だけでなく食感もパサついてしまうため、一度で食べきれない場合は小分けにして解凍するのがベストです。
「冷凍カニは扱いが難しそう」と思われるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば、あとは待つだけでOK。冷蔵庫でゆっくり解凍したカニは、まるで獲れたてのような甘みと旨みが広がります。
特に、ボイル済みの冷凍カニなら、解凍後すぐに食べられるのもうれしいところ。解凍したあとに軽く蒸し直すと、ふっくら感がアップしてより一層おいしくいただけます。
カニのお取り寄せ商品をチェックかにの解凍失敗?原因と対策


1. 身がスカスカ、水っぽい
ドリップ(旨み成分を含む水分)が大量に出てしまうと、身が縮んだような印象になってしまいます。
原因
高温で急いで解凍してしまった。もしくは室温に長時間放置した。
対策
冷蔵庫でじっくり解凍することで、カニ本来のふっくら感を保ちやすくなります。
2. 解凍したら、なんだか生臭い
カニは解凍後の劣化が早いため、食べる直前に解凍するのがベスト。
原因
解凍後に時間が経ちすぎた。もしくはドリップをそのままにしておいた。
対策
ドリップには臭みの原因も含まれているため、キッチンペーパーなどでしっかり吸い取ると、風味もすっきりします。
3. 解凍後、食べきれず再冷凍
再冷凍は風味を損ねるだけでなく、食品衛生上も注意が必要です。
原因
計画的に解凍せず、一度に多くの量のかにを解凍してしまった。
対策
食べる分だけ小分けで解凍するようにしましょう。
4. 中身がまだ凍ったまま
解凍ムラは食感のバラつきにもつながります。
原因
室温解凍で温度ムラが発生した。または外気に直接触れさせた。
対策
氷水解凍を活用するか、冷蔵庫の中でも平らに並べて、なるべく均一に解凍できるようにしましょう。
失敗しないためのひと工夫
- 冷蔵庫での解凍時間を逆算して、前日から準備しておく
- ドリップを受けるバット+キッチンペーパーの組み合わせを活用する
- 食べきれる量を見極めて解凍する
カニ1キロで何人前?


通販でカニを選ぶとき「1kg」という量をよく見かけますが、一体何人前の量なのでしょうか。
食べ方やカニの種類によっても異なりますが、一般的にはカニ1kgは2〜4人前が目安とされています。ここからは、カニの種類ごとの人数の目安をご紹介します。
タラバガニ
脚が太く身がぎっしり詰まっているタラバガニは、食べ応えたっぷりです。脚の可食部が多く、一肩分の1kgあれば2〜3人でカニしゃぶやバター焼きなどをメインディッシュとして十分に楽しめるでしょう。
ズワイガニ
繊細で上品な甘みが特徴のズワイガニ。姿(丸ごと)の状態で1kgの場合、カニ味噌も楽しめて2人前が目安です。脚のみ(ポーションやセクション)であれば、3〜4人前ほどになります。
毛ガニ
濃厚なカニ味噌が魅力の毛ガニ。身も美味しいですが、カニ味噌をじっくり味わいたい場合に選ばれます。1kgの毛ガニは大型サイズで、2〜3人で楽しむのにちょうどよいサイズです。
カニは「美味しい」だけでは終わらない、体にうれしい成分を多く含む優秀な食材です。美容や健康に気をつかいたい方にこそ、自信を持っておすすめできるごちそうといえるでしょう。
特別な日のごちそうとしてはもちろん、健康を意識した食卓にも。「おいしくて、体にもいい」カニをそんな視点で味わってみると、またひとつ楽しみ方が広がりそうですね。
カニのお取り寄せ商品をチェック- 本記事は、au PAY マーケットによって企画・制作されています。各店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。
- 写真はイメージとなります。
カニのガイド・コラム









