Zippoライターはとてもタフなライターです。
長い年月をかけて少しずつ改良を加えられた部品の重要な働きと呼び名を知ることは、Zippoライフをもっと楽しくします
実はZippoは製造された年月が分かるようになっています。
底部Zippoロゴの横に刻印された数字や記号で判別できます。
しっかり勉強して「これは○○年に作られたZippoだね」
なーんて友達に教えちゃおう!
YEAR | 製造年コード | |
1932 | Patent pending | |
1937 | Patent 2032695 | |
1950 | Patent 2517191 | |
1955年から57年にかけて製造されたいくつかのライターには製造年が刻まれているようですが、ジッポー社の記録では当時の具体的なコードについては定かではありません。 | ||
1957 | Full stamp with patent pending | |
1959 | ・・・・ | ・・・ |
1960 | ・・・ | ・・・ |
1961 | ・・・ | ・・ |
1962 | ・・ | ・・ |
1963 | ・・ | ・ |
1964 | ・ | ・ |
1965 | ・ | |
1966 | |||| | |||| |
1967 | |||| | ||| |
1968 | ||| | ||| |
1969 | ||| | || |
1970 | || | || |
1971 | || | | |
1972 | | | | |
1973 | | | | |
1974 | //// | //// |
1975 | //// | /// |
1976 | /// | /// |
1977 | /// | // |
1978 | // | // |
1979 | // | / |
1979年はZIPPO社が誤って刻印した 左1本、右2本 「/ //」 のスラッシュ刻印が存在します。 |
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1980 | / | / |
1981 | / | |
1982 | \\\\ | \\\\ |
1983 | \\\\ | \\\ |
1984 | \\\ | \\\ |
1985 | \\\ | \\ |
1986 | \\ | \\ |
1986年7月1日以降、製造年はローマ数字、製造月はアルファベット (A=1月、B=2月・・・L=12月) |
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1986 | G to L | ? |
1987 | A to L | ? |
1988 | A to L | ? |
1989 | A to L | ? |
1990 | A to L | ? |
1991 | A to L | ? |
1992 | A to L | ? |
1993 | A to L | ? |
1994 | A to L | ? |
1995 | A to L | ?? |
1996 | A to L | ?? |
1997 | A to L | ?? |
1998 | A to L | ?? |
1999 | A to L | ?? |
2000 | B to L | ?? |
2001年よりローマ数字による製造年代表記がアラビア数字に 変更になりました。(2001年=01、2002年=02・・・) |
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2001 | A to L | 01 |
2002 | A to L | 02 |
2003 | A to L | 03 |
2004 | A to L | 04 |
2005 | A to L | 05 |
2006 | A to L | 06 |
2007 | A to L | 07 |
2008 | A to L | 08 |
20** | A to L | ** ※西暦下二桁が刻印されます。 |
ジッポ・ライターには様々なバリエーションが存在ます。
基本的な素材と形状を抑えておけば、いままで漠然と眺めていたカタログも違った見方ができるようになります。
現在製造されているZIPPOライターには大まかに分けて6種類のタイプがあります。それぞれに魅力があり、目的や用途に応じて使い分けるのもZIPPOの楽しみ方と言えるのではないでしょうか。
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レギュラータイプ ほとんどのZIPPOライターがこの形をしています。真鍮の本体にクロムメッキが施され、ブラッシュ加工と呼ばれる左右に流れるような研磨後があります。縦長であるにもかかわらずどっしりとした印象を受けます。またある程度光沢を落としてあり、傷が目立ちにくい定番タイプです。 |
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1941レプリカ ラウンドコーナーモデルと呼ばれるZIPPO社40年代初期の名品の復刻版。四方が丸みを帯びた特徴的なデザインです。ヒンジは4連になっています(レギュラータイプは5連)。今やスタンダードとも言える地位を確立している人気モデルです。 |
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フラットトップビンテージ その名の通り、トップ(蓋)の上部がフラット(平ら)になったモデルです。創業当時のZIPPOをイメージして作られました。当時ケースはブラスの角材を輪切りにし溶接でヒンジを付けた物で、かなり角張ったモデルでした。また、角の斜線もライターに装飾を施す創業当時の試みでした。 |
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ARMOR(アーマー) レギュラータイプの1.5倍の厚みを持ち、重さは約70g。ボトムにはAOMORの”A”の刻印があります。外観はレギュラータイプとほとんど変りませんが、重さと開閉音はレギュラータイプにはない魅力があります。 |
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スリムタイプ 通常のレギュラータイプに比べ、2mm薄く、幅約7mm小さいのが特徴です。ヒンジはレギュラータイプと同じ5連。インサイドユニットもスリムタイプ専用の物が入っています。 |
ZIPPOライターのケースはほとんどが真鍮で出来ています。スチール(鉄)で出来ていると思っていた方も多いのでは?他にも銀や銅など素材を生かした魅力たっぷりのZIPPOがあります。
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BRASS(真鍮)製 ほとんどのZIPPOケースにはブラス(真鍮)が使われています。ブラスは銅を主体に亜鉛を混ぜた合金で、固く加工がしやすいのが利点です。過去には、戦時の材料不足からスチール製になったこともありました。普段目にするZIPPOは腐食防止と装飾のためにブラスケースの上にメッキやコーティングを施しています。 |
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SILVER925(スターリングシルバー)製 純度92.5%の銀が使用されています。通常スターリングシルバーモデルと呼ばれます。ZIPPO社創業間もない時期からケース素材として銀のモデルは存在していました。柔らかく、可視光線の90%を反射するという独特の輝きと、重み、手触りが今も昔も人々を引きつける素材です。 |
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COPPER(銅)製 現在製造されていません。 新品時には独特の赤みを持ちますが、使い込むうちに変色します(10円玉を想像すると分りやすいです)ので、使い古した感じを手軽に楽しめることが出来ます。ケース素材のなかでも際立った個性を持っています。 |
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GOLD(金)製 純金と呼ばれる24Kでは柔らかく、ライターのケースに合わないため18K(純度75%),又は14K(純度58%)に落として強度を確保してあります。(日本では14Kは余りなじみがありませんが、アメリカでは10K、14Kは一般的です。)14KのZIPPOケースに一流アーティストが彫刻した芸術品と呼べるモデルも存在します。 |
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TITANIUM(チタン)製現在製造されていません。 2001年にZIPPOケースに採用された素材です。軽量、高強度、不腐食の金属です。従来のライターより12gも軽くなっています。チタンコーティングされた物ではありません。純チタン製ケースなのでボトムに「SOLID TITANIUM」の刻印があります。 |