おうちでできる衣類ケア
「洗濯のキホン」
2022.6.3
普段何気なくこなしている洗濯。実は何度も繰り返している間に、お洋服にはじわじわとダメージが蓄積されています。大切なお洋服を長く着るためにも、ここで一度、「洗濯のキホン」についておさらいしましょう!
① 粉末?液体?洗濯用洗剤の選び方
■粉末洗剤の特徴
- ・洗浄力に優れ、食べこぼし・皮脂・泥など幅広い汚れの除去が得意
- ・コストパフォーマンスが良い
こんな時は粉末洗剤
食べこぼしや作業着などの頑固な汚れにおすすめです。洗浄力の強い酸素や漂白剤の入ったものは、洗濯槽の防カビ効果も期待できます。液体に比べると水に溶けにくい傾向があるのでしっかりすすぎを行いましょう。
■液体洗剤の特徴
- ・汚れ落ちがおだやかなので洗濯物を傷めづらい
- ・水に溶けやすいので溶け残りの心配がない
- ・汚れに直接散布できる
こんな時は液体洗剤
粉末洗剤に比べて洗浄力は劣りますが、日常的な汚れなら十分。色落ちしにくく、幅広い素材に対応できるのも大きなメリットです。おしゃれ着やデリケートな素材のお洋服は中性の液体洗剤がおすすめです。
② 洗剤と洗濯コースの使い分け
普段着、肌着、タオル、靴下の場合
(綿・麻・合成繊維)
- ■洗濯表示
- ■洗剤の種類
- 粉末洗剤/液体洗剤
- ■洗濯コース
- 通常・標準コース
おしゃれ着や制服の場合
(毛・絹・綿・麻・合成繊維)
- ■洗濯表示
- ■洗剤の種類/特徴
- 液体洗剤
※おしゃれ着用洗剤がおすすめです - ■洗濯コース
- おしゃれ着コース・手洗い
③ 漂白剤の種類と使い方
漂白剤の種類
- 種類
- 酸素(液体)
- 漂白力
- ★
- 対象
-
色柄物
白物
毛・絹
- 対象の
洗濯記号 -
- 種類
- 酸素(粉末)
- 漂白力
- ★★
- 対象
-
色柄物
白物
- 対象の
洗濯記号 -
- 種類
- 塩素系
- 漂白力
- ★★★
- 対象
-
白物
- 対象の
洗濯記号 -
※この洗濯表示マークがついている衣類は漂白不可となります。
■頑固な汚れは漂白剤のつけ置きがおススメ
- ①つけ置き方法
- 40℃くらいのぬるま湯に衣類がつかる程度の水、洗濯1回分の洗剤と酸素系漂白剤を入れ、衣類を浸して30分〜2時間ほど放置。
- ②普段通りに洗濯
- 洗濯機に①の洗剤液ごと投入し、通常通りに洗濯機で洗濯してください。他の衣類と一緒に洗濯してもOKです。