フリーエディター/ライター
藤原 綾さん
フリーエディター/ライター。
出版社での女性誌編集部を経て、2007年にフリーの編集者として独立。
以後、『sweet』や『SPRiNG』などの女性誌、コレクションブランドからストリートブランドのムック本や
カタログのビジュアル制作を手掛けるなど幅広いジャンルで活動中。手掛けた作品は数百冊に及ぶ。
冬、ど真ん中! 一番寒い2月ももうすぐだし、スノボに向かう人も多いのでは?
今まではレンタルや友達に借りていた人も、ハマったら買ってしまった方がいいと思います。愛着も沸くし、友達とのファッションチェックも楽しいひと時。
アイテムによっては普段使いもできるし、なんといっても機能性の高さも魅力。スノボシーン以外でも活躍してくれます。
ということで今回は、スノー系のファッションについてお送りします!
アウターとパンツは保温性と防水性をきちんと考慮したものを選びましょう。
インナーは吸湿速乾性が高く、動きやすい薄手アイテムのレイヤードを。動いたら体温が上がっていくので、厚着をしすぎると汗をたくさんかいて体を冷やしてしまうので要注意です。
帽子やネックウォーマー、ゴーグル、グローブなども必要ですね。それぞれ、デザインだけでなく機能性も考慮して選ぶと快適さが全く違います。毎シーズン使い続けるアイテムなので、あまりケチらず高品質なものを選んで長く使いましょう。ただし、失敗しないように、自分に合うものかどうかしっかり吟味してくださいね。
トップスのファーストレイヤー(直接肌に触れるインナー)は、汗を吸ってすぐに乾く素材を、その上に重ねるセカンドレイヤーは、吸湿性と保温性が高いものを選ぶといいと思います。
動いている間も、汗を感じることなく、ぬくもりを感じながらスノボに没頭できます。
気候の変化にも、ロンT、フリース、フーディなどセカンドレイヤーを変えることで対応します。極寒エリアでは、インナーダウンを取り入れるのもおすすめ。暖かさがかなり変わりますよ!
ボトムのファースとレイヤーは、防寒に適したレギンスやタイツ+厚手のソックスを。セカンドレイヤーは動きやすさを考えて、ストレッチがきいたものや着心地のいいスウェットなどが最適です。
ここからはメインとなるスノボウェアのご紹介! デザインと機能性を両立したアイテムが揃います。コーディネートを参考に、この冬のアクティブシーンを存分にお楽しみくださいませ!
ジャケットは、程よくシェイプされたきれいなシルエットなので、スポーツシーンでも女性らしいスッキリとした着こなしが楽しめます。ボトムはビブパンツをセレクト。程よくゆとりのあるワークテイストで、ジャケットを選ばずすっきりと馴染むのも嬉しいポイント。トップスに存在感があるので、ブーツはシンプルなデザインのものを選んで。BOGSのウィンターブーツは、裏地がボアで防水性と耐久性に優れた逸品です。タウンユースとしても使用可能。
テラコッタカラーのアノラックは、程よく体のラインに沿う絶妙なフィット感が特徴。フロントには大きなポケットが付いているので、すぐに取り出したいものを入れておくのにも便利です。耐水性や透湿性はもちろん、メッシュ付きのベンチレーションや、袖のパスポケット、大きさを調節できるフードなど嬉しい機能も満載。パンツは、ジャケットのテラコッタと馴染みのいいカーキを。手持ちのジャケットとも合わせやすい、ワークテイストのスタンダードなデザインで、機能性も充実。動きやすく快いはき心地です。シンプルながらキルティングが可愛らしいブーツは、グリップ力が高くすべりにくいアウトソールを採用。キルティング部分には保温性に優れた断熱材を、ライニングには優しい肌あたりのフリースを使用しているので、暖かさこの上なし。
印象が異なる2つのコーディネート。自分らしさを表現できるアイテムを選んで、ゲレンデのヒロインに! 昔から、スキー場では可愛さ1.5倍増しと言われているので、ファッションにこだわりつつ、恋の予感も。
私は残念ながら、この時期は毎年忙しくて、なかなかスノボに行く時間がないのですが、ぜひ皆さん、私の分まで楽しんできてください!