太巻きや恵方巻などのり巻きを作る際に欠かせない「巻きす」。豆腐や茹で野菜の水切りなど幅広いシーンで活躍します。貝印やパール金属から販売されていますが、材質や大きさなどさまざまで選ぶ際に迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで、この記事では巻きすの選び方とおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。初心者でもあつかいやすい竹製から伊達巻きを作れる鬼すだれまで、あなたのお気に入り製品を見つけてのり巻き作りに挑戦しましょう。
目次
この記事でおすすめする商品
巻きすの選び方
巻きすを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
お手入れしやすさや巻きやすさが異なる！使い勝手にあわせて「素材」を選ぼう
巻きすの素材は竹製・プラスチック製・シリコン製にわかれます。種類の違いによってお手入れのしやすさや耐久性が異なるのでそれぞれの特徴を確認しましょう。
伸縮性が高く力の微調整がしやすい、初心者でもきれいに巻ける「竹製」
竹製の巻きすは竹ひごをひとつずつ糸で結びあわせて作られているのが特徴です。伸縮性が高く適度に弾力があるので、食材の感触をしっかり感じながら調理できます。力の微調整がしやすいため、初心者の方でもきれいに巻けるでしょう。
カリフォルニアロールなど酢飯が巻きすにくっつきやすい裏巻きを作る際は、サランラップを敷くのがおすすめ。竹ひごの隙間に挟まるのを防いでくれ、その後のお手入れがラクになります。洗浄後はカビ防止のため、しっかり乾燥させてから収納してください。
食材をしっかり押さえて型崩れを防止、洗いやすくお手入れに手間がかからない「プラスチック製」
プラスチック製は適度な硬さで食材をしっかり押さえて巻けるのが特徴です。巻きすと食材の隙間ができにくく巻きムラが少ないので、時間が経っても型崩れしないきれいなのり巻きに仕上がるでしょう。
また、お手入れしやすいのも魅力のひとつ。耐熱性に優れており、煮沸消毒や食洗器に対応している製品なら常に清潔に使用できます。竹製に比べてカビに強いので、洗浄後にふきんで水分を拭き取ったらすぐに収納できるのもメリットです。
耐熱性が高く電子レンジやオーブンに対応可能、お菓子作りにも転用できる「シリコン製」
シリコン製はやわらかく柔軟性が高いのが特徴です。ほかの素材に比べて手のひらのフィット感が強いため細かな力の微調整が可能。ロールケーキなど型崩れしやすい食材を巻くのに適しています。
また、耐熱性に優れているのもポイントです。電子レンジやオーブンに対応している製品もあり、クッキーを焼く際の受け皿などお菓子作りでも活躍するでしょう。オールラウンドに活用できる巻きすを購入したい方におすすめです。
乾燥に強く長期間愛用できる皮ありがおすすめ、竹製の巻きすを選ぶ際は「皮の有無」を確認しよう
竹製の巻きすを選ぶ際には皮の有無を確認するのも重要です。皮ありは手に馴染みやすく食材がくっつきにくいのが特徴。皮があるぶん竹が乾燥して劣化するのを防止できるため、長期間愛用したい方にぴったりでしょう。
一方で、皮なしは竹ひごの形状が丸みを帯びているのが特徴です。柔軟性が高くやわらかいため、細巻きやカリフォルニアロールなど力の微調整が難しいのり巻きを作る際に活躍します。
やわらかい食材には竹ひごが細めの細口がおすすめ、作りたい料理にあわせて「タイプ」を選ぼう
巻きすはおもに細口・太口・鬼すだれの3種類にわかれます。細口は柔軟性と弾力性が高く、手に馴染みやすいのが特徴。力加減がダイレクトに食材に伝わるので、繊細な調理に向いています。細巻きやロールケーキなどやわらかい食材におすすめです。
太口は竹ひごが太めに作られており、耐久性が高いのが特徴です。力を込めやすいので、食材を多く入れても型崩れしにくいのり巻きに仕上がります。友人とのホームパーティーなど、大人数で食べる太巻きを作る際に活躍するでしょう。
鬼すだれは三角形の凸凹が特徴の巻きすです。おもに伊達巻きを作るときに用いられ、三角形の面を内側にして巻くことで、伊達巻き特有の波型模様を付けられます。正月など本格的におせち作りをしたい方におすすめです。
汎用性の高い27cm～30cmがおすすめ、海苔がはみ出ないゆとりがある「サイズ」を選ぼう
巻きすのサイズは作りたい料理にあわせて選びましょう。使用頻度の高い巻きすはおもに24cm・27cm・30cmのサイズです。24cmは取り回ししやすく、細巻きなど繊細な調理に向いています。ただし、長さが足りず太巻きが作れないなど汎用性が低いのが難点です。
おすすめするのが27cm～30cmの大きさ。海苔がはみ出ない適度なサイズ感で、細巻きから太巻きまでさまざまなのり巻きを作れます。野菜の水切りにも使用できるので、万能な巻きすを購入したい方にぴったりでしょう。
竹ひごの間隔や糸の結び目に注目し、価格に見合った「品質」か確認しよう
巻きすを選ぶ際には価格に見合った品質かしっかり確認しましょう。とくに竹製を選ぶ場合は、糸の結び目がきれいか、竹ひごの間隔が等しくなっているかがポイント。実物が見られないネット通販で購入する際は、商品レビューを必ずチェックしましょう。
巻きすのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、巻きすのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。人気メーカーの貝印や、食材がくっつきにくいエンボス加工まで紹介しているので、ぜひ購入の際に参考にしてくださいね。
1位 貝印 プラスチック巻き DH7045
皮の有無：無し
竹ひごのタイプ：‐
サイズ：25.6×26cm
食材がくっつかないエンボス加工、飾り巻き寿司に◎
調理用品メーカー、貝印が販売するプラスチック製の巻きすです。ごはんや食材がくっつきにくいエンボス加工を施しているのが特徴。巻きすに直接酢飯をのせてもこびりつかないので、カリフォルニアロールなどの飾り巻きを作る際に活躍します。
また、お手入れしやすいのも魅力のひとつ。洗剤で水洗いしても劣化しないので、常に清潔を保ちたい方にもぴったりでしょう。耐熱温度110度に対応しており、定期的に煮沸消毒できるのもメリットです。
2位 酒井産業 炭化竹の鬼すだれ
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：鬼すだれ
サイズ：約24×24cm
炭素加工でカビの発生を防止、正月の伊達巻きに最適
生活用品メーカー、酒井産業が販売する鬼すだれです。竹に炭素加工を施しており、カビや虫の発生を防止しているのが特徴。長期間使用しても変色せず劣化しにくいので、長く愛用できる鬼すだれを探している方におすすめです。
また、竹ひごの結び目が表出ないよう設計されているのもポイント。玉子を巻く際に結び目にくっつかないので、きれいな波型の伊達巻きに仕上がるでしょう。正月料理を手作りしたい方におすすめです。
3位 パール金属 ENJOY KITCHEN 竹巻きす 細口 C-4811
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：細口
サイズ：約240×210mm
細めの竹ひごで力の微調整が簡単、やわらかい食材も◎
金属製台所用品メーカーのパール金属が販売する竹製の巻きすです。柔軟性と弾力性に優れた細めの竹ひごを使用しており、手に馴染みやすいのが特徴。力の微調整が簡単にできるので、ロールケーキなどやわらかい食材でも型崩れせずに巻けるでしょう。
24cm×21cmの取り回しのよいサイズ感もポイントです。細巻きを作るのに最適な大きさで、軽い力でも具材がしっかり酢飯に馴染みます。ただし太巻きを作る際には、のりがはみ出る恐れがあるので注意してください。
4位 長谷川化学工業 抗菌巻きすJMK-S BMK4401
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：‐
サイズ：250×165mm
優れた耐熱性が魅力、煮沸消毒で常に衛生的
調理用品メーカー、長谷川化学工業が販売するポリプロピレン製の巻きすです。耐熱性に優れており、食洗器で洗浄できるのがメリット。熱湯消毒にも対応しており常に清潔を保てるので、小さな子供がいる家庭でも安心して利用できます。
また、全15種類とカラーラインナップが豊富なのもメリットです。万が一異物混入した場合でも発見しやすく、誤飲するリスクを減らせるでしょう。
5位 萬洋 寿司巻 9寸 29-006
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：‐
サイズ：27×27cm
6本撚りの頑丈な作り、皮つきで食材離れも◎
調理器具メーカー、萬洋が販売する竹製の巻きすです。6本撚りの頑丈なひもで竹ひごを結んでおり、耐久性が高いのが特徴。竹皮つきのため滑らかな手触りで食材離れも抜群、酢飯が外側になるカリフォルニアロールなどを作る際に重宝するでしょう。
27cm×27cmのゆとりあるサイズもポイントです。力を込めやすく、具材を多く入れた太巻きでも型崩れぜずにきれいに仕上がるでしょう。初心者の方が細巻きを作る際にはサイズが大きいぶん、慣れが必要なため注意してください。
6位 ルクエ マキス LUKI 62034
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：‐
サイズ：タテ20.4×ヨコ24.0cm
洗いやすいシリコン製、電子レンジ対応で加熱調理にも
スペインの調理器具メーカー、ルクエが販売する巻きすです。細かい波型が施されたシリコン製で食材離れしやすいのが特徴。ごはんがこびりつかないので水洗い簡単、お手入れの手間を短縮したい方におすすめです。
耐熱性能に優れており、電子レンジやオーブントースターなどの加熱調理に対応しているのもポイント。クッキーを焼く際の受け皿にするなど、お菓子作りにも活用できるでしょう。
7位 貝印 まきす 花型 DH-7048
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：花型
サイズ：282×90cm
かわいい花型の巻き寿司、子供の弁当を華やかに
貝印が販売するポリプロピレン製の巻きすです。食材をのせてクルクル巻くだけでかわいらしい花型の巻き寿司を作れるのが特徴。ホームパーティーや小さな子供のお弁当用など、見た目が華やかな巻き寿司を作りたい方におすすめです。
また、竹製と異なり隙間がなく、ごはんや食材が間に挟まらないのもポイント。サッと水洗いするだけできれいに汚れが落ちるので、お手入れの手間を短縮できます。
8位 江部松商事 なんでも巻きす
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：‐
サイズ：W26×D25.5cm
耐熱性能の高い樹脂製、茹で野菜の水切りにも転用可能
調理道具の総合商社、江部松商事が販売する巻きすです。巻きすの両面にエンボス加工を施しており、食材がくっつきにくいのが特徴。ごはんとのりの位置を逆にした裏巻きなどを作る際に活躍するでしょう。
耐熱性能の高いポリプロピレン素材を使用しているのも見逃せません。豆腐はもちろん茹で野菜の水切りなどにも転用可能、オールラウンドに使用できる巻きすを探している方におすすめです。
9位 まるわ 巻きす 太口
皮の有無：有り
竹ひごのタイプ：太口
サイズ：270×270mm
ワンコインの低価格が魅力、初心者のお試し用に◎
食卓雑貨の総合商社、まるわが販売する竹製巻きすです。27cm×27cmの大きめのサイズで、のりをのせてもゆとりがあるのがメリット。具材を多くのせても巻きやすいので、太巻きや恵方巻を作る際に活躍するでしょう。
また、実売100円前後の低価格ながらコストパフォーマンスに優れているのもポイントです。竹ひごは太口で耐久性が抜群、巻きすをお試しで購入したい初心者方にもぴったりでしょう。
10位 小久保工業所 我が家はお寿司屋さん くるっと巻きす
皮の有無：‐
竹ひごのタイプ：太巻き
サイズ：横25×縦30cm
くら寿司とコラボ開発、フック穴付きで簡単吊り干し
家庭日用品メーカーの小久保工業所が回転寿司チェーン店くら寿司とコラボ開発した巻きすです。表面に凹凸加工を施しており、食材や酢飯がくっつきにくいのが特徴。フック穴が搭載されており簡単に吊り干しできるので、洗浄後はすばやく乾燥できます。
クックパッドやYOUTUBEで巻きすを使ったメニューを紹介しているのもポイントです。巻き寿司の作り方を動画で学びたい方や、新たにレパートリーを増やしたい方は参考にするとよいでしょう。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| 貝印 プラスチック巻き DH7045 1 | 591円 |   4 |     |
| 酒井産業 炭化竹の鬼すだれ 2 | 2,200円 | 4.1 | |
| パール金属 ENJOY KITCHEN 竹巻き…… 3 | 130円 | 4.1 | |
| 長谷川化学工業 抗菌巻きすJMK-S B…… 4 | 1,873円 | 4 | |
| 萬洋 寿司巻 9寸 29-006 5 | 216円 | 4.4 | |
| ルクエ マキス LUKI 62034 6 | 2,496円 | 4.3 | |
| 貝印 まきす 花型 DH-7048 7 | 468円 | 4 | |
| 江部松商事 なんでも巻きす 8 | 341円 | | |
| まるわ 巻きす 太口 9 | 110円 | 5 | |
| 小久保工業所 我が家はお寿司屋さ…… 10 | 421円 | 3.55 | |
まとめ
巻きすを選ぶ際には素材や大きさなど、使い勝手にあわせて選びましょう。なにを選んでよいか迷ってしまう方には、汎用性の高い竹製・27cm～30cm前後のサイズがおすすめです。
予算がある方は作る料理にあわせてタイプを使い分けましょう。なかでも伊達巻きを作りたい方には、きれいな波型が形成できる鬼すだれがおすすめです。この記事の選び方を参考に、ぜひあなたにぴったりの巻きすを見つけてください。