ベッドパッドはマットレスを清潔に保つために便利です。西川・ニトリ・無印良品などの有名メーカーも発売しています。価格の安い海外製・高級な日本製など種類もさまざまです。寝心地がよくなることにもつながるため、腰痛などの改善などにも効果が期待できるでしょう。
しかしウール（羊毛）・コットン（綿）など素材や特徴の異なる多くの商品のなかから、自分にぴったりのものを見つけるのはなかなか大変です。そこで今回は、ベッドパッドのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。お気に入りの商品を見つける参考にしてくださいね。
目次
この記事でおすすめする商品
マットレスを汗・汚れから守り清潔に保てるから長持ち◎寝心地調整にも役立つ「ベッドパッド」
ベッドパッドと敷きパッドは混同されがちですが、実は役割が異なります。敷きパッドはシーツのうえに敷くもの。冷感や心地いい肌触りなど、主に寝心地をよくするために用いられます。対してベッドパッドはマットレスとシーツの間に敷き、汗・汚れから守るのが役割です。
ベッドパッドが汗を吸い取ることでマットレスのカビやへたりを防ぎ、長持ちにつながります。また厚みがあるタイプなどは寝心地調整にも便利です。マットレスの買い換えは大変ですが、ベッドパッドなら比較的お手軽。快適な睡眠を得るためにぜひチェックしてくださいね。
ベッドパッドの選び方
ベッドパッドを選ぶ際に重要な7つのポイントを見ていきましょう。
吸汗・防汚などの役割を果たすため、ダブル・クイーンなどマットレスに合った「サイズ」を選ぼう
ベッドパッドの機能を最大限に活かすためには、使用しているマットレスとサイズを合わせることが重要です。大きすぎると寝心地が悪くなり、小さすぎると吸汗・防汚の役割が果たせなくなってしまいます。
少し大きめにできているものが多くなっていますが、ダブルにはダブル・クイーンにはクイーンを合わせれば問題ないでしょう。購入前にしっかりと確認するようにしてくださいね。
保温性・寝心地・お手入れのしやすさ・価格などがそれぞれ異なる「中綿の素材」を比較しよう
ベッドパッドは中綿の素材によって、保温性・寝心地・お手入れ・価格などが異なります。それぞれの特徴を比較し、自分に合ったものを選びましょう。
吸放湿性に優れ保温性も抜群◎春夏秋冬オールシーズン快適に眠れる「ウール（羊毛）」
ウールは吸放湿性に優れており、春夏秋冬オールシーズン快適に眠れる素材です。もこもこしているので暑い夏には不向きなイメージですが、汗をしっかり吸ってくれるため非常に快適。心地よい睡眠が得られます。
一方で、洗濯しにくいのが難点。洗うと固く縮んでしまう可能性があります。そのため汚れてしまった場合はその箇所だけつまみ洗いするか、クリーニングに出すのがおすすめです。丸洗いできるものも増えているので、購入前に確認しておくといいでしょう。
吸湿性抜群で寝汗をかいても寝心地快適、代謝のいい男性・子供の使用に最適な「コットン（綿）」
コットンは吸湿性に優れた素材です。寝汗をしっかりと吸い取ってくれるため、快適な寝心地がキープできます。保温性も高く、春夏秋冬どの季節でも問題なく使用できるでしょう。
一方で、放湿性はウールより低め。カビ・へたりや重くなってしまうことを防ぐために、定期的な陰干し・洗濯が必要です。汗をかきやすい時期などはローテーションできるよう、何枚か用意しておくと便利でしょう。
比較的安い価格も魅力、軽くて乾きやすいから丸洗いできてお手入れも簡単な「ポリエステル」
ポリエステルは比較的安い価格が魅力の素材です。多くのベッドパッドに使われています。軽量かつ速乾性に優れているため、お手入れも簡単。洗濯しても、その日のうちに乾く場合が多いでしょう。家庭用洗剤を使用しても、劣化が進みにくいのもいいところです。
しかし吸湿性が低いため、ムレやすいのが難点。汗をかきやすい方は避けるのが無難でしょう。また価格が安すぎるものは耐久性が低い可能性があります。価格・性能のバランスがいいものを選ぶのがおすすめですよ。
吸湿・速乾性に優れた天然繊維、通気性抜群で蒸し暑く寝苦しい夏におすすめな「麻（リネン）」
麻は吸湿性・速乾性に優れた天然繊維です。寝汗をしっかりと吸収・発散してくれるため、蒸し暑い季節に最適。寝苦しさを軽減できるでしょう。価格がやや高めなのが難点ですが、汗をかきやすい方にはいちおしの素材です。
夏場の使用だけでなく、汗をかきやすい方なら春や秋でも利用できるでしょう。また肌触りも柔らかい特徴もあるので、寝心地にこだわる方にもおすすめです。
ウールにも勝る優れた吸湿性でオールシーズン快適◎絹のような滑らかさも魅力の「テンセル」
テンセルは木材を原料とした再生繊維です。人の手で管理された森の木を使い、製造過程の溶剤を99%再利用。環境に配慮した、エコな素材として注目されています。
ウールの約3倍ともいわれる優れた吸湿性をもち、速乾性も抜群。オールシーズン快適に使用できる素材です。絹のように滑らかな柔らかさを感じる寝心地も、魅力のひとつでしょう。
吸水性抜群の綿がおすすめ、中綿の性能を活かすために重要な「側生地」もチェックしよう
中綿の性能をしっかり活かすためには、側生地の素材も重要です。おすすめは綿。しっかりと汗を吸い取ってくれるため、中綿の素材がもつ能力をしっかりと発揮できます。
一方、ポリエステル生地は吸湿性が低いのが難点。汗を充分に吸収できず、中綿の吸放湿性を活かしきれない可能性があります。また綿とポリエステルの混紡生地の場合は、綿の割合が多めのものを選ぶといいでしょう。
シングルなら1kg以上が目安、ふかふかで柔らかい寝心地を求めるなら「中綿の量」も要チェック
ベッドパッドはそれぞれ中綿の量が異なります。マットレスの寝心地改善を求める場合はしっかりとチェックしましょう。シングルサイズのものであれば中綿量1kg以上を目安にするのがおすすめ。弾力性のある、ふかふかの寝心地が期待できるでしょう。
しかし中綿の量が増えると、そのぶん重くなったり洗いづらくなったりします。お手入れが大変になる可能性もあるため、その点にも注意して選ぶようにしましょう。
清潔に保つには必要不可欠、自宅の洗濯機で洗えるかなど「お手入れのしやすさ」もチェック
ベッドパッドを清潔に保つためには、定期的に洗濯する必要があります。自宅で洗濯できるものを選んでおくと、比較的お手入れが楽でしょう。ウールの中綿は手洗いやドライクリーニングが必要なものも多く、少し面倒かもしれません。
お手入れのしやすさを重視するなら、綿・ポリエステルの中綿がおすすめ。自宅で丸洗いできるものが多く、乾くのも早いので便利ですよ。
蒸れやすい夏場や梅雨の時期も安心◎あると便利な「防ダニ・抗菌・防臭性能」もチェックしよう
ベッドパッドは毎日洗えるものではありません。そのため、防ダニ・抗菌・防臭性能があると便利。マットレスの劣化を防ぐためにも、これらの機能は非常に重要です。
とくに梅雨の時期などは湿気が多く、カビや雑菌による臭いが気になる時期。雨が続くと思うように洗濯もできません。抗菌・防臭機能があればカビ・雑菌の繁殖を防ぎやすいため、重宝するでしょう。
理想の寝姿勢キープ◎マットレスのへたりのカバーもできる「ウレタンフォーム」もチェックしよう
ウレタンフォームはクッション性に優れた素材です。マットレス・敷き布団のうえに敷いて使用する、寝心地調整マットなどに使用されることが多くなっています。ほどよい硬さが体の圧を均一に分散させ、理想の寝姿勢のキープに繋がります。
ベッドパッドではカバーできない、へたったマットレスの寝心地改善にも役立ちます。しかしウレタンフォームだけでは汗を吸えないため、ベッドパッドとの併用がおすすめです。ベッドパッドだけでは寝心地の調整が足りないという方は、ぜひチェックしてくださいね。
ベッドパッドのおすすめ人気ランキング10選
ここからはベッドパッドのおすすめ人気ランキング10選を紹介していきます。選ぶ際の重要ポイントを押さえ、ご自身にぴったりな商品を見つけてくださいね。
1位 丸三綿業 03BASIC 洗えるベッドパッド ウール100％ キナリ
中綿素材：ウール100％
側生地素材：綿100％ブロード生地(防縮加工)
信頼の日本製◎ウール100%の洗えるベッドパッド
群馬県にある寝具メーカー「丸三綿業」が作った信頼の日本製。ウール100％の洗えるベッドパッドです。綿作りから綿入れ・検品まで自社工場で行っています。ウールの能力を活かしやすい、綿100％の側生地も快適さのポイントです。
寝心地のよさだけでなく、洗いやすさも抜群です。1日で乾くよう計算された中綿の量になっています。洗濯しても綿がよらないように施された、こだわりのキルティングも魅力。コスパにも優れた、人気売れ筋商品です。
2位 Daily Collection（デイリーコレクション） 洗えるベッドパッド
中綿素材：ポリエステル綿100％
側生地素材：ポリエステル65％、綿35％
綿35%・ポリエステル65%の「黄金ブレンド」
「マットレスを清潔に保ち長持ちさせる」という役割をしっかり果たす、本格的なベッドパッドです。国内ベッドメーカーの標準に合わせて作られたサイズ・位置や長さにもこだわった四隅の取り付け用ゴムで、マットレスをしっかりとホールドするフィット感の高さが魅力です。
速乾性が高くシワになりにくい、綿35%・ポリエステル65%の「黄金ブレンド」も特徴のひとつ。低価格ながら品質をよくするためのこだわりをしっかりと感じる商品です。
3位 nishikawa（西川） 洗えるベッドパッド BY510
中綿素材：ウール100％
側生地素材：綿100％
生地はコットン・中綿はウール100%で寝心地快適
寝具の老舗メーカー「西川」のベッドパッドです。中綿は高い吸放湿製を誇るウール100％、側生地は吸水性に優れた綿100％のこだわり品質。夏は涼しく冬は暖かく、オールシーズン快適に使えます。
ウール製ながら自宅の洗濯機で丸洗いできるのもうれしいポイント。四隅をゴムバンドでとめて使うタイプなので、着脱も簡単です。機能性とお手入れのしやすさを兼ね備えた商品といえるでしょう。
4位 nissen（ニッセン） 吸汗速乾汗取りベッドパッド
中綿素材：ポリエステル100%
側生地素材：ポリエステル100%
シングルからクイーンサイズまで選べてコスパも抜群
汗をすばやく吸い取る吸汗性の高さが特徴の、汗っかきの方におすすめのベッドパッドです。中綿・側生地ともにポリエステル100％。気兼ねなく手軽に洗濯できるため、お手入れのしやすさ抜群です。
シングルからクイーンサイズまで、幅ひろいサイズから選べます。ベッドだけでなく敷き布団用としての利用もおすすめ。シングル・セミダブルサイズなら1,000円台で購入できる安さも魅力的な商品です。
5位 夢の小屋 フランス産ウォッシャブルウールベッドパッド
中綿素材：ウール100%
側生地素材：綿100%
丸洗い可能◎ふかふかのフランス産ウール100%
高品質といわれるフランス産のウール100％でつくられたベッドパッドです。フランス産ウールの魅力は、ふっくらとした厚みとクッション性。ふかふかの寝心地にも期待できるでしょう。
側生地もこだわりの綿100％。吸放湿性にも優れ、年間通して快適に使えます。お家での丸洗いも可能なウォッシャブルタイプです。洗濯する際は念のため、洗濯表示をしっかりとチェックしてくださいね。
6位 billerbeck（ビラベック）羊毛ベッドパッド
中綿素材：毛100％
側生地素材：綿100％
ドイツの高級寝具メーカーこだわりの高級ベッドパッド
ビラベックはドイツの高級寝具メーカーです。1948年にヨーロッパで羊毛布団の製造・販売を開始した、パイオニアでもあります。最高品質の羊毛だけを使い、薬品加工を一切しないことがこだわり。羊毛特有の縮れが活きて、断熱効果を高めます。
ナチュラルなウールの性能を最大限に活かすため、側生地には抜群の通気性を誇る高級エジプト綿「マコ・トリコット」を使用。快適な寝心地にこだわり抜いた老舗寝具メーカー製の高級ベッドパッドを、ぜひお試しください。
7位 nissen（ニッセン） ベッドパッド 吸汗速乾 ボックスシーツ 一体型
中綿素材：ポリエステル100％
側生地素材：ポリエステル100％
ボックスシーツと一体化◎お手入れ取り付けも楽々
ベットパッドとボックスシーツが一体化した、非常に便利なひと品です。ニッセン独自の基準をクリアした、吸汗速乾性に優れた生地を使用しています。寝汗をすばやく吸い取り早く乾くため、朝までサラッと快適な寝心地です。
全周ゴム入りなので女性・子供でも簡単に付け外しできます。マットレスをすっぽりと覆って使うためフィット感も抜群で、見た目もすっきりです。シーツとベッドパッドがまとめて洗えてお手入れも楽々。お部屋に合わせて選べるカラーも魅力的なベッドパッドです。
8位 こだわり安眠館 洗えるベッドパッド TEIJIN MIGHTYTOPⅡ（マイティトップⅡ）使用
中綿素材：ポリエステル100％
側生地素材：綿100％
防菌・防臭・防ダニ機能付きの中綿を使用した日本製
テイジン社の抗菌・防臭・防ダニ機能を備えた「マイティトップⅡ・ECO」を中綿に使用。細菌の増殖を抑えていやなにおいを防いでくれるので、いつでも清潔・快適に使えます。
側生地は、肌に優しい綿100％です。寝汗をしっかり吸い取ってくれます。中綿がしっかり充填された、ほどよいクッション性も魅力。ふっくらとした寝心地にも期待できるベッドパッドです。
9位 シーツ工房COCORON 洗えるふわふわベッドパッド
中綿素材：ポリエステル100％
側生地素材：ポリエステル100％
洗ってもほつれにくい適度な弾力のダイアキルトが魅力
適度なクッション性をもつダイヤキルトの、ふっくらした弾力があるベッドパッドです。洗濯してもほつれにくい縫製が魅力。自宅の洗濯機で気兼ねなく洗えます。
ポリエステル素材で速乾性も高いため、洗濯後も乾きやすくお手入れのしやすさも抜群。耐久性にも優れています。こまめに洗濯したいきれい好きな方にもおすすめのひと品です。
10位 France Bed（フランスベッド） グッドスリーププラス バイオパッド
中綿素材：ポリエステル100%
側生地素材：ポリエステル65%、綿35%
制菌レベルの抗菌性能でオールシーズン清潔に使える
日本のベッドメーカー・フランスベッド製のベッドパッドです。高いレベルの抗菌・防臭性能を備えた中綿を使用。においの原因となる菌などの増殖を抑制してくれるため、年間通して清潔に保ちやすいでしょう。
ポリエステルタイプの中綿で、自宅での洗濯も可能です。洗濯後も乾きやすくお手入れも楽々。マットレスの寝心地を損なわない、ほどよい柔らかさも魅力的な商品です。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| 丸三綿業 03BASIC 洗えるベッドパ…… 1 | 5,500円 |  4.52 |     |
| Daily Collection（デイリーコレク…… 2 | 2,999円 |  4.44 | |
| nishikawa（西川） 洗えるベッドパ…… 3 | 3,980円 | | |
| nissen（ニッセン） 吸汗速乾汗取…… 4 | 1,290円 | 4.14 | |
| 夢の小屋 フランス産ウォッシャブ…… 5 | 4,850円 | | |
| billerbeck（ビラベック）羊毛ベッ…… 6 | 33,000円 | 4.5 | |
| nissen（ニッセン） ベッドパッド …… 7 | 1,980円 | 4.19 | |
| こだわり安眠館 洗えるベッドパッ…… 8 | 4,400円 | 4.65 | |
| シーツ工房COCORON 洗えるふわふわ…… 9 | 3,125円 | | |
| France Bed（フランスベッド） グ…… 10 | 4,337円 | 4.86 | |
ベッドパッドを清潔に保ち、傷めずに使うための「洗う頻度・洗濯方法」もチェックしよう
ベッドパッドを洗う頻度は、使い方によって異なります。シーツをかけて使っている場合は3ヶ月に1度程度が目安。季節ごとに洗うといいでしょう。肌に触れた状態で使っているとそのぶん洗濯の回数が増えてしまうため、きちんとシーツをかけて使うのがおすすめです。
洗濯方法もペッドパッドごとに異なります。洗い方や使用する洗剤などは、洗濯表示をしっかりと確認して決めましょう。洗濯後は、風通しのよい場所で陰干しを。直射日光に当てると側生地の変色・変質に繋がる可能性があるため、注意してくださいね。
まとめ
ベッドパッドを購入する際は使用するマットレスと同じサイズを選ぶことが大切です。また中綿の素材の特徴を比較し、寝心地・保温性など重視するポイントを押さえたものを選びましょう。お手入れのしやすさもチェックしておくのがおすすめです。
マットレスを清潔に保ち、長持ちさせるために便利なアイテム・ベッドパッド。ご自身にぴったりな商品を見つけて、快適な睡眠に役立ててくださいね。