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ミニ四駆モーターの選び方とおすすめ人気ランキング10選【コースに合わせて最速を目指す!】

enyライター5

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子供だけでなく大人も熱狂するミニ四駆。様々な競技がある中、最も人気となのがサーキットでの速度を競うレースで、現在ではジャパンカップや世界大会まで開かれています。レース人気に伴いグレードアップパーツも充実し、好みの改造をしてより速く走らせることに力を注いでいる方も多いのではないでしょうか。

マシンのセッティングやカスタムには、やはりモーターのグレードアップがかかせません。モーターにはそれぞれ特徴があり、好みによって選ぶタイプが違ってきます。今回は、そんなモーターの特徴や性能などを解説し、選び方とおすすめ人気商品をご紹介します。

この記事でおすすめする商品

ミニ四駆とは

出典:amazon.co.jp

ミニ四駆は模型・プラモデルメーカーのタミヤが発売しているモーター搭載の四輪駆動自動車模型です。初代ミニ四駆は82年に発売され、発売当初は外での遊びが想定されていましたが、低車体化やタイヤのオンロード仕様などへと進化しました。

登録商標(日本第2168392号ほか)であり、商標権はタミヤが保有しているため、ミニ四駆の公式協議ではモーターを含めたパーツはタミヤ製のものを用います。競技車の仕様については「ミニ四駆公認協議会規則」に記載されています。

ミニ四駆モーターの選び方

ミニ四駆のモーターは電池と直結しています。スイッチを入れた後、出力は全開となりレース中の調整はできません。つまり、ラジコンカーのようにカーブの前で減速するなどの操作ができないまま走行します。

そのため、モーター選びで重要となってくるのはコースレイアウトです。ストレートが多い、コーナーが多い、アップダウンが多い、それぞれ走らせるコースによってモーターを選びます。

さらに、ストレートの距離、カーブやアップダウンの数、最高速度や加速・減速の位置などを分析していきましょう。

モーターの形に違いあり!ミニ四駆用とミニ四駆pro用

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まず、知っておいていただきたいのがミニ四駆とミニ四駆Proでは異なる形状のモーターを使用するということです。

ちなみに、ミニ四駆Proとは「ミニ四駆を超えるミニ四駆」をテーマとして2005年11月から発売されたシリーズ。従来のミニ四駆は一般的な片軸シャフトを使用し、ミニ四駆Proは両軸シャフトのモーターを使用します。

初心者向けor上級者向けで選ぶ

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ミニ四駆のモーターは大きく3種類に分かれます。1つ目は「ノーマルモーター」でミニ四駆キット付属のモーター、ゆっくり走りコースアウトはしない程度で、性能は期待できません。

2つ目は「チューン2系モーター」で初心者向けです。3つ目は「ダッシュ系モーター」(ハイパワー&ハイスピード系)で上級者向けなので、初心者の方には使いづらいモーターです。

コースレイアウトで選ぶ

モーター選びで重要な点はコースに合わせたものを選ぶことです。ストレートの長さ、コーナーの数、最高速ポイント、減速ポイント、減速から加速の距離など、コースを把握することで適正なモーターを選びましょう。

どんなコースでも使えるバランス型モーター

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コースレイアウトを把握し、性能のあったものを選ぶためには経験も必要です。初心者がいきなりパワーのあるモーターを使うと、コントロールしきれずコースアウトの連続…なんてことも。まず初めのうちはバランス型モーターを選んでおくのがおすすめです。

ストレートの多いコースには回転数の大きいモーター

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カーブやアップダウンが少ないコースでは、トップスピードを重視しましょう。その場合、モーターの回転数(RPM)がカギとなります。

回転数(RPM)は1分間に繰り返される回転を示したもの。この数値が大きいほど最高速度は速くなります。直線を猛スピードで飛ばしたい方は、ぜひチェックしておきたいポイントです。

アップダウンの多いコースにはトルクの大きいモーター

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アップダウンが多いコースでは、モーターにトルクの大きさが要求されます。トルクとは、モーターがタイヤを回す力のこと。減速しがちな上り坂もペースを落とさず走り抜きたいなら、トルクの大きいモーターがおすすめです。

トルクの大きさと加速の関係、あるいはアップダウンでの働きは自転車を例にするとわかりやすいかと思います。ペダルを思いきり踏み込むと出だしが良くなりますし、坂道もグングン上がっていくことができますよね。

このように、トルクが大きいと加速も速くなりますので、スタートダッシュを求められるコースにもよいでしょう。

コーナーの多いコースにはパワーを抑えたモーター

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コーナーの多いコースの場合、あまりスピードが出すぎると遠心力でコースアウトしてしまう可能性があります。ミニ四駆ではコースアウトは即失格。

数ある対策の中では、やはりモーターの選択がとても重要です。スピードが速いほど遠心力が増すので、トップスピードを落とすためにあえてパワーを抑えたモーターを選択するのも一つの手です。

ちなみにコースアウト対策は色々あり、例えば車体の重心が高いほど遠心力がかかりますので、重心を下げるなどもその方法です。

コースよりもスピード重視で楽しむならプラズマダッシュモーター

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レースのためにコースレイアウトを考え対策するのも楽しいのですが、コースアウトも考えず単純に速さを追求してみたい方もいるのではないでしょうか。そのような方にはプラズマダッシュモーターで思い切り走らせてみることをおすすめします。

かつてのミニ四駆にはないような超ハイスピードな世界を体感してみてください。

ギヤとの組み合わせで選ぶ

ギヤとは歯車のことで、モーターの回転数を調節し変速する部品。回転数は組み合わせる歯車の歯の数で調節します。例えば、ギヤA(歯数10)とギヤB(歯数20)をかみ合わせるとギヤAが1回転する間にギヤBは1/2回転しかしません。この回転の比率をギヤ比といいます。

ミニ四駆では主に5種類のギヤ比があります。例えば、ギヤ比が3.5:1の場合はタイヤが1回転するのにモーターが3.5回転しているという意味です。レースではコースに合わせたギヤ比を選び、そのギヤ比に合わせて組み合わせるモーターを選択します。

超速ギヤ

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レースで定番の超速ギヤ。ギヤ比は3.5:1です。つまり、モーターのトルクが3.5倍、モーターの回転数が1/3.5となります。最も速いのですが、トルクが小さい重いギヤです。そのため、トルクのあるモーターとの組み合わせ補う使い方が主流です。

平坦でストレートの多いコースでは、アトミックチューンモーター、ライトダッシュモーター、ハイパーダッシュモーター、スプリントダッシュモーターなどと組み合わされます。

ハイスピードEXギヤ

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ギヤ比は3.7:1です。スピードでは超速ギヤに劣りますが、トルクは大きくなります。

平坦でストレートの多いコースでは、アトミックチューンモーター、ライトダッシュモーター、ハイパーダッシュモーター、スプリントダッシュモーターなどと組み合わされます。

ハイスピードギヤ

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ギヤ比は4:1です。スピードでは上の2つに劣りますが、トルクの面で勝ります。カーブやアップダウンの多いコースに向きます。

急なコーナー、ウェーブ、ジャンプセクションの多いコースではトルクチューンモーターと組み合わされ、ハイパーダッシュと組み合わせるとトルクが安定します。

スピードギヤ

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ギヤ比は4.2:1です。トルクが大きくスピードはあまり出ないため、レースでもほとんど使われません。

急なコーナー、ウェーブ、ジャンプセクションの多いコースではトルクチューンモーターと組み合わされます。

標準ギヤ

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ギヤ比は5:1です。トルクが最も大きいので加速も早くなりますが、スピードは最も遅くなります。急なアップダウン、すぐにコースアウトしてしまうような複雑なコース、特別に重く組んだマシンを走らせる以外は、ほとんど使うことはありません。

そのようなコースではトルクチューンモーターと組み合わせるとよいでしょう。

【片軸】ミニ四駆モーターのおすすめ人気ランキング5選

それではおすすめのミニ四駆のモーターを、片軸と両軸で5選ずつご紹介します。モーターはコースなどで使い分けますので、ぜひ、複数台チェックしてみてください。

まずは片軸モーターをご紹介します。

1位 アトミックチューンモーター2

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
推奨負荷トルク:1.5~1.8mN・m
回転数RPM:12700~14900r/min
消費電流:1.8~2.2V
公認レースでの使用:可能
エンドベル:ブラック

初心者にもおすすめのバランス型モーター

トルクとスピードのバランスが良く、初心者にもおすすめのモーターです。ハイスピードコース、テクニカルコースともに適しています。金属ブラシを使用しています。

2位 レブチューンモーター

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
回転数RPM:13400~15200r/min
消費電流:1.6~2.0A
公認レースでの使用:可能
エンドベル:ブルー

ハイスピードコースに適したモーター

ストレートの多いハイスピードコースに適しています。高回転モーターですが加速が弱く、コーナーなどで減速するとスピード出るまでに時間がかかります。金属ブラシを使用しています。

3位 スプリントダッシュモーター

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
推奨負荷トルク:1.3~1.8mN・m
回転数RPM:20700~27200r/min
消費電流:2.8~3.8A
公認レースでの使用:可能
エンドベル:グレー

最高速度を目指すならこのモーター

公式戦使用可能モーターでは最高の回転数です。ロングストレートなどのスピード重視のコースに適しています。ギヤとの組み合わせでコースアウト対策をするとよいでしょう。カーボンブラシを使用しています。

4位 トルクチューン2モーター

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
回転数RPM:12300~14700r/min
消費電流:1.7~2.0V
公認レースでの使用:可能
エンドベル:オレンジ

スタートダッシュで選ぶならこのモーター

チューン2系での加速は最も早いモーターです。トルクが強いのでコーナーや上り坂でもパワーが落ちにくく、テクニカルコースに向いています。金属ブラシを使用しています。

5位 プラズマダッシュモーター

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
推奨負荷トルク:1.4~1.9mN・m
回転数RPM:25000~28000r/min
消費電流:4.1~5.2A
公認レースでの使用:不可

高トルク・高回転の最強モーター

とにかく早く、高性能ですが、公式戦では使用できません。レース以外で記録を伸ばして楽しんでみてください。放熱用のスリットが入ったエンドベルが使われるほど熱くなる高性能モーターです。

公式戦用では使用できないのでブラシホルダーが取り外せ、メンテナンスが可能になっています。カーボンブラシを採用しています。

【両軸】ミニ四駆モーターのおすすめ人気ランキング5選

ここからは、両軸モーターをご紹介します。

1位 レブチューン2モーターPRO

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0v
回転数RPM:13200~14900r/min
消費電流:1.5~1.8A
公認レースでの使用:可能
エンドベル:ブルー

高回転でハイスピードコースに適すモーター

ストレート主体のハイスピードコースで実力を発揮します。カーブやアップダウンの多いコースはあまり得意ではありません。タイヤは小径を装着するとよいでしょう。金属ブラシを使用しています。

2位 両軸トルクチューン2モーターPRO

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
推奨負荷トルク:1.7~2.1mN・m
回転数RPM:12200~14400r/min
消費電流:1.7~2.0A
公認レースでの使用:可能
エンドベル:オレンジ

テクニカルコースに適したトルク型モーター

カーブや上り坂でもパワーの低下が少なく加速に優れています。電気効率に優れ、電池の持ちのいいモーターです。金属ブラシを使用しています。

アトミックチューン2モーターPROとスピードは同等で、パワーはこちらのほうが優れています。どちらを選ぶか迷ったら、こちらのトルクチューン2モーターPROを選択すればよいでしょう。ただし、初心者にはアトミックチューン2モーターPROが使いやすいです。

3位 ライトダッシュモーターPRO

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
推奨負荷トルク:1.3~1.9mN・m
回転数RPM:14600~17800r/min
消費電流:1.5~2.2A
公認レースでの使用:可能
エンドベル:イエロー

使いやすいバランス型モーター

性能的にはハーパーダッシュモーターPROとトルクチューンモーターPROの中間に位置するモーターです。バランスが良いので、多くのコースで利用しやすいのが魅力。金属ブラシを使用しています。

上級者向けのモーターで、別売のピニオンギヤの取り付けが必要です。

4位 ハイパーダッシュモーターPRO

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
推奨負荷トルク:1.4~1.9mN・m
回転数RPM:17200~21200r/min
消費電流:1.6~3.0A
公認レースでの使用:可能
エンドベル:レッド

上級者向けのチューンナップモーター

ハイスピードコースからテクニカルコースまで幅広く対応する高性能モーターです。耐久性が高く、電動性に優れた高効率ブラシを採用しています。

上級者向けで、別売の8Tピニオンギヤ(ITEM.15289 8Tピニオンギヤセット)の取り付けや、カウンターギヤ、ピニオンギヤのメンテナンスが必要。高性能ゆえにコースアウトも増えるので、マシンセッティングにも高度な技術が要求されます。

5位 マッハダッシュモーターPRO

詳細情報
適正電圧:2.4~3.0V
推奨負荷トルク:1.3~1.8mN・m
回転数RPM:20000~24500r/min
消費電流:2.6~3.5A
公認レースでの使用:可能
エンドベル:レッド

両軸最速モーター

高速サーキットに適していますが、パワーが少ないので平坦なコース向きです。小径タイヤとの組み合わせがおすすめです。速すぎて扱いが難しいので、初心者よりも上級者向きです。

おすすめの商品一覧

製品最安値評価リンク

アトミックチューンモーター2

1

273円

5

レブチューンモーター

2

181円

スプリントダッシュモーター

3

304円

4.4

トルクチューン2モーター

4

274円

4.7

プラズマダッシュモーター

5

608円

レブチューン2モーターPRO

6

274円

両軸トルクチューン2モーターPRO

7

416円

4

ライトダッシュモーターPRO

8

293円

4

ハイパーダッシュモーターPRO

9

410円

マッハダッシュモーターPRO

10

335円

4.5

モーターの慣らし方

実は買ったばかりのモーターは、慣らしをしないと100%の性能を発揮することができません。慣らしとは、モーター内部にあるブラシを削って電気の流れを大きくし、これによりモーターの性能を上げることです。

金属ブラシの場合

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金属ブラシはトルク系などのモーターに使われています。慣らすときは、ミニ四駆に使うアルカリ3Vやニッケル水素2.4Vの電池だと時間がかかりモーターが熱を帯びてしまうため、9V電池などで高電圧をかけて一気にブラシを削ります

カーボンブラシの場合

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カーボンブラシは金属ブラシより耐久性に優れているため、高回転モーターに使用されています。耐久性が高いことで、高電圧をかけてもなかなかブラシを削ることができません。

そこで、ニッケル水素電池を使い本来のミニ四駆に使われる半分の電圧で長時間回します。普通の電池とダミー電池を1本入れて行い、モーターに熱を持たせないため冷蔵庫の中に入れておくのもポイントです。

モーターメンテナンスと寿命

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回転部の滑らかな動きは、ミニ四駆のスムーズな走りを維持するために必要不可欠なポイントです。オイルペンなどで定期的に注油したり、オイルを綺麗に保っておくことで、滑らかな走りを目指しましょう。

モーターを長持ちさせるためには、熱を持たせないことが重要です。使用時間の2~3倍程度休ませるなど工夫して調整しましょう。スイッチを入れたままタイヤを止めて負荷をかけるのは、モーターを痛める原因になるので控えてください。

また、モーターの寿命はスピードチェッカーで測定できます。「なんだかスピードが出ないかな」と感じた時にはチェックしてみましょう。

分解でゲットするお宝ワッシャー

出典:amazon.co.jp

モーターは一度でも分解すると公式大会で使用できなくなるため、まだ使えるモーターの分解はおすすめできません。

ただし、使えなくなったモーターは分解することで「お宝ワッシャー」と呼ばれる部品を取り出すことができます。市販されておらず、一つのモーターから一つしか取れない貴重な部品で、ギヤの位置出しなどに使われます

また、薄くて白い「絶縁ワッシャー」も取り出せますので、分解の機会があればぜひ試してみてください。

まとめ

ミニ四駆はコースの条件に合わせてセッティングを変えて楽しみます。せっかくならモーターも複数所有し、使い分けて理想の走りを目指したいものですよね。

レースや練習で経験を積み、試行錯誤しながらモーターを選びマシンをセッティングしていく楽しさを、ぜひ味わってみてください。

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