ダイエットや健康維持に役立つ中国茶、プーアル茶。豊富なミネラルを有していることから体の機能を正常に保つ効果が期待でき、健康を気にする人から注目を集めています。そのほかにも抗酸化作用やリラックス効果などうれしい効果がたくさんあり、日常に取り入れたいという方も多いのではないでしょうか。
しかしプーアル茶はたくさんのメーカーから販売されているため、どれが良いか悩んでしまいがち。そこで今回は、プーアル茶の選び方を解説するとともに、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。国産の商品も紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
目次
この記事でおすすめする商品
健康・美容・ダイエットにおすすめ！プーアル茶とは
プーアル茶はもともと中国雲南省をメインに生産されていた黒茶です。中国のほかにはラオス・ミャンマー・ベトナム・タイでも生産されています。原料になっている茶葉は緑茶や紅茶と同じものですが、茶葉をコウジ菌などで熟成させたものがプーアル茶になります。
プーアル茶は抗酸化作用があるため、アンチエイジングに効果的です。また、便秘解消や胃もたれを防止する効果も期待できます。さらに体を温めて腸を活性化させる効果もあり、冷え性の方におすすめです。胃腸の運動を促進する効果や便秘解消の効果により体重減少に繋がるため、ダイエットにも効果的だと言われています。
プーアル茶の選び方
プーアル茶を選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
プーアル茶の品質は香りで分かる！「乾燥ナツメのような香り」のものを選ぼう
プーアル茶を実際に見て選べるなら、必ず香りをチェックしましょう。プーアル茶は長期間発酵や熟成をさせて製造します。しかし管理が行き届いていないと発酵が上手くいかず、カビによる臭いが出てしまうのです。カビ臭いプーアル茶は発酵時に細菌が繁殖しているため、避けるようにしましょう。
きちんとした管理のもと発酵したプーアル茶は、乾燥ナツメに似た香りがします。この匂いを目安に選ぶようにしましょう。また、プーアル生茶の場合は天日乾燥ができないときに木を燃やして乾燥する手法があり、焦げや煙の臭いが気になることがあります。過剰に焦げや煙の臭いがする場合は、購入を避けるようにしてください。
産地によって栄養価や品質が異なる！「標高が高く寒暖差が大きい産地」のものがおすすめ
できるだけ質の良いプーアル茶を選ぶためには産地のチェックも欠かせません。高品質なプーアル茶は、中国雲南省の南部にある標高が高い山に自生している老木から採れるものと言われています。プーアル茶は、標高が高く寒暖差が激しいほどミネラルやコクが増すのです。
中国雲南省と似た環境であれば、同様の品質が期待できるでしょう。例えば雲南省の国境近くのベトナムやミャンマーなどでも老木が自生しており、香り高いプーアル茶が収穫・生産されています。しかし、生産地が良ければ品質が高いとは限りません。プーアル茶は収穫後に熟成させて完成します。この熟成の過程も品質に大きく関わってくるのです。国産を求めるのなら、国内でしっかりと品質管理されたものを選んでください。
気軽に飲むならティーバッグが◎飲みやすさや保存を考えて「タイプ」を選ぼう
プーアル茶にはいくつかのタイプがあります。それぞれ異なるメリット・デメリットがあるので、飲みやすさや保存しやすさを考えて最適なタイプを選びましょう。
酸化しにくいから長期保存しやすく、コスパも優れた「圧縮タイプ」
プーアル茶を理想的に熟成させるためには、酸素のない状態が理想と言われています。プーアル茶の中には酸素を完全にない状態にするのに圧縮させたものがあり、これが圧縮タイプです。一昔前のプーアル茶は鉄餅と呼ばれるほど強く圧縮させていました。現在はゆるめに圧縮したものが主流になっています。
圧縮タイプのプーアル茶は、酸化しにくく保存しやすいのが利点です。しかし飲む際に砕く必要があるため、毎日飲むとなると手間に感じる方も多いでしょう。圧縮タイプでできるだけ手間を省くなら、沱茶（とうちゃ）と呼ばれるお椀状に小さく圧縮されたものを選ぶのがおすすめ。大きな塊を砕くよりも楽に砕くことができますよ。
急須に入れてお湯を注ぐだけで手軽に飲める「散茶タイプ」
圧縮されていない茶葉の状態のものを散茶と呼びます。プーアル茶の本場雲南省では、散茶のものが一般的です。産地の生産者から仕入れたものを、各仕入先が圧縮などの加工を施して流通に至ります。
散茶は熱や水分を加えていない状態なので、新鮮なプーアル茶の香りを堪能できるのが特徴。雑味も少なく、非常に飲みやすいのも利点のひとつです。圧縮されているものは砕く手間がかかりますが、散茶はそのまま淹れることができるので手軽に楽しめます。しかし、圧縮されているものより保管しにくく、劣化しやすいため長期的な保存には適していません。
携帯しやすく外出先でも飲みやすい「ティーバッグ・ペットボトルタイプ」
より手軽にプーアル茶を楽しみたいなら、ティーバッグやペットボトルのものを選ぶのがおすすめ。ティーバッグやペットボトルのプーアル茶なら出先でも簡単に飲むことができ、手間もかかりません。
ティーバッグタイプは大容量のものを購入すればコスパもそれほど悪くはありませんが、毎日飲むためにペットボトルを購入するのはコストが気になるところ。ペットボトルタイプはプーアル茶を初めて飲む方が試しに購入したり、携帯用として活用するのが良いでしょう。
効果を実感するためには継続が大切！続けやすい「価格」かチェックしよう
健康維持や美容・ダイエットのためにプーアル茶を飲む場合、ある程度継続しなければ効果を実感することはできません。そのため、継続しやすい価格かどうかも大切なポイントになります。お試し気分で購入したプーアル茶が良かったとしても、価格が高ければ続けにくいですよね。
プーアル茶を購入する際は、価格をしっかりとチェックしてください。ただし、単純に安ければ良いというわけではありません。1杯あたりのコストと、毎日飲む場合は1ヶ月のコストを考えて選ぶようにしましょう。長期的なコストをあらかじめ算出しておくことで、継続して飲めるプーアル茶の価格の目安がつきやすくなりますよ。
プーアル茶のおすすめ人気ランキング10選
ここからは前述の選び方を踏まえた上で、おすすめのプーアル茶をランキング形式でご紹介します。プーアル茶選びに悩んでいる方は、ぜひランキングを参考に自分に合った商品を見つけてくださいね。
なお掲載商品は、上記の選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている効果・効能をご確認ください。
1位 オリヒロ お徳用プーアル茶
形状：ティーバッグ
内容量：60包
原産地：中華人民共和国
プーアル茶の風味がしっかり感じられる
オリヒロのお徳用プーアル茶は、中国広東省産の厳選したプーアル茶のみで作られた商品です。じっくり丁寧に焙煎することでプーアル茶独特の風味をしっかりと感じられるお茶に仕上げています。
ティーバッグタイプで簡単に飲めるのもうれしいポイント。冬はホットで夏はアイスでというように、好みの楽しみ方ができます。コクのある風味ながら、含まれているサポニンの効果でさっぱり感を得られるので、油っぽい料理のお供としてもおすすめですよ。
2位 ユウキ製薬 徳用 黒プーアル茶
形状：ティーバッグ
内容量：3g×60包×3個
原産地：中華人民共和国
コスパが良いから続けやすい
ユウキ製薬の徳用 黒プーアル茶は厳選したプーアル茶を100％使用し、独自の二度焙煎法で味や香りを生かしたコスパの良いプーアル茶です。プーアル茶ならではのまろやかさと深い滋味と甘味がしっかりと感じられます。
プーアル茶の人気でもある、香気の中に漂う発酵臭も感じられる本格的なお茶です。体内の老廃物を一層するようなすっきり感があり、脂肪分の多い食事が多い方や水太りが気になる方に試してほしいプーアル茶です。
3位 ORBIS 陳香プーアール茶 ティーバッグ
形状：ティーバッグ
内容量：2g×50袋
原産地：中華人民共和国
胃腸にやさしくノンカロリーのダイエット茶
ダイエットにプーアル茶を取り入れたい方におすすめなのが、ORBISの陳香プーアール茶 ティーバッグです。陳香(ツンシャン)とは芳醇な香りとまろやかさを兼ね備えたプーアル茶の中でもハイグレードなもの。香り高く胃腸にもやさしいノンカロリーのプーアル茶です。
独自の焙煎方式を採用し、成分が浸出しやすい若葉だけを使用しているのも特徴のひとつ。プーアル茶が持つ成分を無駄なく摂取できます。香ばしくクセのない味わいなので、プーアル茶を初めて飲む方にもおすすめです。
4位 久順銘茶 陳さんの自信作 熟成15年プーアル茶
形状：茶葉
内容量：80g
原産地：日本
長期熟成させた本格的なプーアル茶
久順銘茶の陳さんの自信作 熟成15年プーアル茶は、中国雲南省で野生の茶樹から手摘みしたプーアル茶です。手摘み後、15年間かけてじっくりと熟成させており、カビ臭さを感じないまろやかな味わいを楽しめます。
お湯を入れるだけで楽しめる散茶タイプなので、手間をかけずに飲めるのもおすすめのポイント。プーアル茶の香りが感じられるお茶なので、香りを好む方におすすめです。
5位 荒畑園 国産プーアール茶 茶流痩々
形状：ティーパック
内容量：5g×30ヶ
原産地：静岡産
純国産の高品質が魅力
荒畑園の国産プーアール茶 茶流痩々は100％国産のプーアル茶です。原料となる茶葉は、自社農園がある静岡・牧之原の日当たりの良い台地で育ったやぶきた茶を採用。土作りからこだわり、プーアル茶専用工場で一貫体制を貫くことで高品質を実現しています。
高品質のプーアル茶ながら、独特のクセを感じないのも茶流痩々の特徴。ポリフェノールやミネラルはたっぷり含んでいるため、健康維持やダイエットに役立ちます。国産にこだわりたい方や、プーアル茶のクセが苦手な方におすすめです。
6位 台湾茶工房 雲南省産プーアル 小沱茶
形状：ティーバッグ
内容量：175g
原産地：雲南省
一粒ずつ個包装された本格派
本格的なプーアル茶を手軽に楽しみたい方におすすめなのが台湾茶工房の雲南省産プーアル 小沱茶です。1粒ずつ個包装されたタイプのプーアル茶で、マグカップに入れてお湯を注ぐだけで簡単においしいプーアル茶を飲むことができます。
ティーバッグに入っていますが、中の小沱茶は圧縮された本格的な茶葉です。ティーバッグ用ではないため、独特の香りや味わいを感じられます。1粒で約4～5杯のプーアル茶を淹れることができるため、たっぷり楽しめるのもうれしいですね。
7位 ティーライフ スッキリプーアール茶 90194
形状：ティーバッグ
内容量：120個
原産地：中華人民共和国
マイルドな味わいで飲みやすい
ティーライフのスッキリプーアール茶は、カビ臭さの発生を抑えるために高圧釜で蒸気殺菌した商品です。口当たりがマイルドで飲みやすく、プーアル茶のクセが苦手な方でも飲みやすいお茶に仕上げています。
味に深みと奥行きを出すために、2種類の温度帯で茶葉を焙煎してブレンドしているのも特徴。渋みを抑えながら旨味をアップさせています。ティーバッグは植物由来の素材を使用しており、安全性を重視する方にもおすすめです。
8位 アルファ プーアル茶
形状：茶葉
内容量：400g
原産地：中国
中国福建省産一級茶葉を使用
アルファのプーアル茶は中国福建省の一級茶葉を厳選して製造されているプーアル茶です。こだわりの焙煎で高品質に仕上げており、プーアル茶の旨味や香りをしっかりと感じられます。
ティーバッグを急須やカップに入れてお湯を注ぐだけで手軽に飲めるのもおすすめのポイント。色が出なくなるまで何回でも飲めるため、コスパも悪くありません。レモンやハチミツを入れて飲むのもおすすめですよ。
9位 本気モード 健康茶 プアール茶
形状：茶葉
内容量：50包
原産地：中華人民共和国
大容量パックがうれしい
本気モードの健康茶 プアール茶は、50包という大容量パックで毎日飲みやすい商品です。一等級茶葉を国内で加工し、高い品質と安全性を実現しています。
一般的なプーアル茶よりも飲みやすく、ごくごくと飲めるのも続けやすいポイント。黒麹菌で発酵させることで、キレイに役立つ成分がたっぷり含まれたお茶になっています。ダイエットや美容のためにプーアル茶を始めたい方におすすすめです。
10位 山本漢方製薬 お徳用プアール茶
形状：ティーバッグ
内容量：5g×52包
原産地：中国
油っこい食事のお供に
山本漢方製薬のお徳用プアール茶は、遠火で焙煎することで独特の発酵臭を抑えたプーアル茶です。発酵臭を抑えることでまろやかな風味になっており、食事と一緒に飲んでも食べ物の味を邪魔しません。
後味はすっきりとしているので、油っこい食事のお供として飲むのがおすすめ。1袋52包と大容量ではありますが、湿気防止のため26包ずつに分かれているので幾分眺めに保存ができます。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| オリヒロ お徳用プーアル茶 1 | 355円 |   4.1 |     |
| ユウキ製薬 徳用 黒プーアル茶 2 | 1,771円 | 4.35 | |
| ORBIS 陳香プーアール茶 ティーバ…… 3 | 1,296円 | 4.28 | |
| 久順銘茶 陳さんの自信作 熟成15年…… 4 | 1,296円 | 4.4 | |
| 荒畑園 国産プーアール茶 茶流痩々 5 | 2,480円 | 4.04 | |
| 台湾茶工房 雲南省産プーアル 小沱茶 6 | 2,052円 | 3.8 | |
| ティーライフ スッキリプーアール…… 7 | 9,770円 | 4.66 | |
| アルファ プーアル茶 8 | 725円 | 3.87 | |
| 本気モード 健康茶 プアール茶 9 | 1,000円 | 4.38 | |
| 山本漢方製薬 お徳用プアール茶 10 | 280円 | 4.56 | |
まとめ
プーアル茶を選ぶ際は、高品質なものを見極めるためにできるだけ香りを確認するのがおすすめです。カビや煙の臭いが気になるものは避け、乾燥ナツメのような香りがするものを選びましょう。香りを確かめられないときは、口コミなどを参考にするのもおすすめです。
プーアル茶は健康維持やダイエット・美容に効果があるお茶ですが、少量ながらもカフェインが含まれているため妊娠・授乳中の女性や寝る前に飲むことはおすすめできません。また、消化酵素が含まれているので食前に大量に飲むと胃に負担をかけてしまいます。食中や食後に適量飲むことを心がけ、長期的に続けるようにしましょう。