ひとりで歩けるようになったり、手先が器用になってきたりと目まぐるしく成長する1歳。言葉の理解も進んでくる時期なので、「絵本の読み聞かせ」で豊かな心を育んであげたいですよね。まだ長いお話を聞くのは難しい1歳児に、どんな絵本を選んであげたらいいか悩むパパママもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、1歳向け絵本の選び方とおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。世代を超えたベストセラーから、さまざまな仕掛けで知育に役立つ絵本まで、幅広いラインナップ。1歳さんが親しみやすいポイントを押さえて、読み聞かせが楽しくなる一冊を見つけてくださいね。
目次
この記事でおすすめする商品
1歳児は言葉が増え、行動範囲も広がり好奇心いっぱい!絵本で想像力や記憶力・感受性を育もう

1歳は言葉を話し始めたり、歩けるようになったりと、世界が広がりぐんぐん成長する時期です。そんな1歳児の好奇心を伸ばすのに欠かせないのが、絵本の読み聞かせ。「絵本は心の栄養」といわれるのをご存じでしょうか。大好きなパパママのやさしい声を聞きながら絵本の世界に入っていくことで、子供の心は安心感と好奇心で満たされます。
絵本の読み聞かせは、想像力や記憶力、感受性も育んでくれますよ。いきいきとしたイラストを見ながら、美味しそうな食べ物の味をイメージしたり、「次はどうなるのかな?」とわくわくすることでしょう。また、繰り返し読み聞かせをするうちに絵本のフレーズをいつの間にか暗記して、パパママを驚かせることも。
じっとして聞けなかったり、どんどんページをめくってしまっても、がっかりする必要はありません。子供のペースにあわせて、無理のない範囲で読み聞かせを続けていくことが大切。すぐに変化が現れなくても、ふとした時に子供の心が豊かに成長していることに気づくでしょう。
1歳向け絵本の選び方
1歳向け絵本を選ぶ際に重要な6つのポイントを見ていきましょう。
リズミカルな音・いきいきとした鮮やかな絵など、1歳児が親しみやすい「タイプ」を選ぼう
1歳児は、長い文章や複雑なストーリーを理解するのは難しい時期です。なるべく文字が少なく、リズミカルな音を楽しめたり、わかりやすいイラストで目だけでも楽しめる絵本がおすすめですよ。
言葉の発達にも効果的!わんわん、もこもこなど「言葉のリズムを楽しむ絵本」

赤ちゃんにとって「ワンワン」や「ブーブー」などのオノマトペ(擬音語や擬態語)は、覚えやすく発音しやすい言葉。大きなイラストとともにオノマトペだけで構成された絵本は、言葉の発達にも効果的ですよ。大人から見ると「内容が薄いな」と感じるかもしれませんが、リズミカルな音を楽しむ気持ちで読んでみてください。
ロングセラー絵本「じゃあじゃあびりびり」は、「みず じゃあじゃあじゃあ」など、物と音を結び付けた内容。1歳にも理解しやすく、いつの間にかマネして言えるようになることも。そのほか、言葉のリズムを楽しめる絵本は「もこ もこもこ」「てん てん てん」「ごぶごぶ ごぼごぼ」などがおすすめです。
1歳が喜ぶシンプルなストーリーが◎だるまさんシリーズなど「同じパターンを繰り返す絵本」

1歳頃の子供は、気に入った遊びを何度でも繰り返しますよね。大人と違って物事を一度では理解できないので、何度も繰り返すことで学んでいるのでしょう。そんな1歳児にとって親しみやすいのが、「同じパターンを繰り返す絵本」。ストーリーが単純で理解しやすく、同じことを何度も体験したい幼児の心を満たしてくれます。
代表的な「だるまさんシリーズ」は、「だ る ま さ ん が」のお決まりのフレーズの後に予想外のだるまさんが描かれており、わくわく感も楽しめる内容。ロングセラー「いないいないばあ」は、お顔が見える瞬間のびっくりする気持ちやうれしい気持ちを繰り返し味わえる人気作品です。
カラフルな色やリアルな絵、丸や三角のようなはっきりした形など「イラストがわかりやすい絵本」

1歳の時点では、視力はまだ成長途中。カラフルな色づかいの絵本や、丸・三角・四角などはっきりとした形を描いた絵本は、小さな子の目にも認識しやすいですよ。読み聞かせを嫌がる子も、ページをめくっていくだけで楽しめるでしょう。人気の「しましまぐるぐるシリーズ」は、色や物の名前を覚えるきっかけ作りにもおすすめ。
また、大人も見入ってしまうほどリアルに描かれた絵本も、子供たちの想像力を広げてくれます。ジューシーな味まで想像できる絵本「くだもの」や、思わず撫でてあげたくなる絵本「どうぶつのおやこ」、細部まで緻密に描かれ観察力も身に付く「ぶーぶーじどうしゃ」などがあります。
ぎゅっとしたりくっついたり、親子のコミュニケーションにおすすめ「スキンシップの絵本」

知育やしつけの面でも活躍してくれる絵本ですが、読み聞かせでもっとも大切なのは、親子の絆を育み子供に安心感を与えること。親子の触れ合いをテーマにしたスキンシップの絵本は、ぎゅっとくっついて大好きなパパママの愛情を感じられ、子供の心の安定につながりますよ。
「くっついた」は、最後にパパとママと赤ちゃんみんなでくっつくストーリー。家族みんなの気持ちが温かくなりますよ。そのほか「ぎゅう ぎゅう ぎゅう」「なでなでなーで」、やや文字が多めですが「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」もおすすめのスキンシップ絵本です。
食べ物や動物・乗り物など1~2歳が好きな「テーマ」を選んで、読み聞かせをより楽しく

まだ絵本に興味が薄い子の場合、食べ物や動物など1歳児が関心を示しやすいテーマを選ぶのもおすすめです。とくに食べ物の絵本は種類が多く、1歳に人気のジャンル。絵本に出てくるおいしそうな食べ物を、パクっと食べるマネをして楽しんでみましょう。好き嫌いがある子や少食の子も、食事に興味を持つきっかけになるかもしれません。
また1歳頃の男の子は、乗り物が大好きな子が多いですよね。お散歩中に電車や自動車、工事車両を飽きることなく見ている子には、乗り物をテーマにした絵本を用意してあげると、本に親しむきっかけに。1歳頃におすすめの絵本は「がたん ごとん がたん ごとん」「いろいろバス」「バルンくん」などがあります。
知育にも◎子どもの成長にあわせて学習タイプで選ぶ
体も心も大きく成長する1歳児。発達にあわせた絵本を選んで、楽しく遊びながら能力を伸ばしてあげたいですよね。ここでは、子供の可能性をより広げてくれるおすすめのタイプを4つご紹介します。
あんよやジャンプなど活発になってきたら、まねっこして楽しめる「一緒にからだを動かす絵本」

1歳はひとり歩きができるようになったり、2歳近くになるとジャンプができる子もいたりと、どんどん活発になる時期。一緒にからだを動かす絵本なら、読み聞かせ中にじっとしていられない子も、自由に絵本の世界を楽しめます。絵本に集中してくれなくて困っているママにもおすすめですよ。
「できるかな?あたまからつまさきまで」「ぺんぎんたいそう」などの絵本は、動きが難しすぎず1歳児も取り組みやすい内容。パパママがお手本を見せてあげると、大人のまねっこが大好きな1歳さんは喜んで体を動かしてくれることでしょう。
おしゃべりが上手になってきたら、さらに語彙が広がる「ものの名前が覚えられる絵本」

1歳になると少しずつ単語が言えるようになり、1歳の終わり頃から2歳にかけては「言葉の爆発期」ともいわれどんどんおしゃべりが上手になっていきます。指差しできるようになり、物や絵を指さして名前を聞いてくる子も増えるでしょう。この時期は言葉をぐんぐん吸収するので、幼児用の図鑑などを与えるのもおすすめです。
身近な食べ物や生き物を取り上げた「アンパンマンはじめてのことばえほんシリーズ」は、パパママが指さししながら読んであげると語彙が一気に増えるきっかけに。リアルさにこだわるなら、「はじめてずかん これ、な~に?650」のような写真を使ったタイプもおすすめです。
歯磨きや寝かしつけなど、絵本の力を借りて楽しくしつけするなら「生活習慣をテーマにした絵本」

「歯磨きを嫌がって暴れる…」「早寝させたいのに遊びだしてしまう…」など、1歳の生活習慣やしつけに悩んでいる人もいることでしょう。叱ってもなかなか理解できない年齢ですから、絵本の力を借りて親子ともに楽しくしつけができたら理想的ですよね。
絵本を見ながら、「上手に歯磨きしてるね」「一緒にやってみよう」など声掛けしてあげると、まねっこ好きな1歳さんは、自分もやってみようという気持ちになるかもしれません。ねんねやお月様など、夜をテーマにした絵本を使って、寝る前の読み聞かせを習慣化するのもおすすめです。
ひとり遊びが上手になってきたら、手指の発達や知育にもつながる「音や仕掛けつきの絵本」

1歳になると、機嫌よくひとり遊びする時間も少しずつ増えてきますよね。集中力をより高めるためにも、子供の興味を引く「音や仕掛けつきの絵本」を用意してあげるのがおすすめ。家事などでママが忙しく、相手をしてあげられないときにも頼れるアイテムです。
「はらぺこあおむし」や、いしかわこうじさんのシリーズ「どうぶついろいろかくれんぼ」「のりものいろいろかくれんぼ」は、仕掛けページがあり手指の発達にも効果的。「ピカピカひかるピアノ」のような歌や音楽が聴けるものや、英語の音声が聞けるものも飽きずに遊べて、知育におすすめですよ。
日本の四季やクリスマスなど、季節のイベントのわくわく感を味わえる絵本もおすすめ

暖かい風が吹きはじめる春や、葉っぱがきれいに色づく秋など、四季の変化を感じる豊かな心を小さな頃から育んであげたいですよね。お散歩などで自然の中に連れて行ってあげるのはもちろん、季節を感じられる絵本の読み聞かせもおすすめですよ。
また、お正月やひな祭り、お月見やクリスマスなど、季節のイベントをテーマにした絵本も。1歳児はまだイベントを理解するのは難しいですが、親子で楽しい雰囲気やわくわく感を味わうのも楽しいですよ。
1歳児も楽しめるクリスマス用の絵本は、人気作家五味太郎さんの「まどから おくりもの」や、図形に親しむきっかけにもなる「さんかくサンタ」などがあります。
厚紙製の「ボードブック」なら、絵本をかじったり破ってしまう子に与えても安心

1歳児は、ものを口に入れてしまう子が多いですよね。絵本も例外ではなく、目を離すとページを食べてしまいそうで心配なママもいることでしょう。また、好奇心旺盛だったり力加減がわからず、絵本を破ってしまうこともあります。
そんな1歳児には、なるべく丈夫な絵本を与えると、親子ともにストレスなく過ごせます。厚紙製のボードブックは、かじったり少々乱雑に扱っても壊れにくいのでおすすめ。絵本を破ってしまったときは、「絵本さんが泣いてるよ」と教えてあげたり、修理する姿を見せてあげると、ものを大切にする心が少しずつ育つでしょう。
ベストセラーやセット商品は、お誕生日や出産祝いなどのプレゼントにもおすすめ

1歳向けの絵本は、お誕生日や出産祝いの贈り物としても喜ばれます。プレゼントしたいけれど、自分でチョイスするのは難しいと感じている人は、ベストセラーやセット商品を選ぶと失敗が少ないですよ。
世代を超えたベストセラーを贈るなら、松谷みよ子作「あかちゃんの本 Aセット(全3巻)」や、せなけいこ作「いやだいやだの絵本 プレゼントBOX」などがおすすめ。ちょっとレトロな雰囲気が魅力です。ノンタンシリーズや、ミッフィー(うさこちゃん)シリーズもロングセラーの人気商品ですよ。
圧倒的人気を誇る「だるまさんシリーズ 3冊ケース入り」や、「やさいさん」「くだものさん」など幼児に大人気の作品がセットになった「ツペラツペラしかけえほん 3冊セット」、ももんちゃんシリーズも、プレゼントに最適です。
1歳向け絵本のおすすめ人気ランキング16選
ここからは、各通販サイトで人気の1歳向け絵本を、ランキング形式でご紹介します。読み聞かせが大好きな子や、まだ絵本に興味が薄い子など、1歳頃は個人差が大きい時期です。どの子も無理なく楽しめる、お気に入りの1冊を探してみてくださいね。
PR 絵本ナビ 絵本クラブ

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年齢に応じた本を知見豊富な専門スタッフが選書してくれる
絵本の選び方が分からない、忙しくて絵本を選んでいる時間が無いなどのお悩みを持っている方はいませんか。そんな方には、お子様の年齢に合わせて作品を選ぶことができる絵本クラブがおすすめです。
こちらは、専門スタッフが出版社からの情報や40万件を超えるレビューなどを元に絵本を選書しお届けしてくれるサービスです。1歳児コースでは、お子様の好奇心を刺激する絵本をもとに選定されます。幅広い作品があるので、お子様の年齢に応じて絵本を読むことができますよ。
すべてwebで完結するから簡単に始めることができる
また、普段お忙しい方でも大丈夫。お申し込みから配本内容の確認や変更・退会まですべてWEBで行うことができるので簡単に使うことができます。 読まなくなった絵本の引き取りサービスやおねだり機能※1などさまざまなサービスがあるのも嬉しいですね。
年齢に応じた絵本を手軽に読めるこちらのサービス。3月末までオリジナルグッズがもらえる入会キャンペーンを行っているので是非チェックしてみてくださいね。あなたも絵本クラブを使って、絵本とともにお子様の成長を見届けませんか。
1位 偕成社 はらぺこあおむし ボードブック

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ページ数:24
サイズ:17.78 x 1.78 x 12.7 cm
本の素材:-
何度も見たくなる色使いとしかけ、数や曜日も学べる
色鮮やかで愛らしいあおむしが主人公の、世界中で愛されるロングセラー絵本。たまごからあおむしが生まれ、さなぎになり最後に美しい蝶へと成長するストーリーです。あおむしが食べた果物やお菓子、葉っぱには穴が空いており、ついつい指で触りたくなる楽しいしかけ。あおむしの食いしん坊ぶりもよく表現されています。
「きんようび オレンジをいつつ たべました」など、ストーリーに曜日や数を盛り込んでおり、自然と知識が増えますよ。独特のカラフルな絵は、コラージュによるもの。まだお話がわからなくても、見ているだけで楽しめますよ。1歳には、多少乱暴に扱っても壊れにくいボードブック版がおすすめです。
2位 福音館書店 きんぎょが にげた

しかけ:-
ページ数:24
サイズ:20.5 x 0.7 x 21.5 cm
本の素材:-
金魚の絵を探すロングセラー!指差しや単語の練習にも
人気絵本作家、五味太郎さんの代表作である絵探し絵本。金魚鉢から逃げだし、お部屋の中に隠れるきんぎょを探していくストーリーです。お花のふりをしてみたり、三面鏡に写ってみたり、ユーモアたっぷりのきんぎょさんに子供も夢中になりますよ。五味太郎さんならではの絵や色づかいは、何度読んでも飽きない美しさ。
1歳頃の発達において重要といわれる「指差し」を、自然と身につけるきっかけにもなります。きんぎょを見つけたときの得意げな顔も、自信や達成感の表れですよ。絵本に出てくるいちご、きりん、ロケットなどの単語を覚えたりと、楽しく言葉を増やすのにもおすすめの絵本です。
3位 偕成社 じゃあじゃあびりびり

しかけ:-
ページ数: 24
サイズ:14cm×14cm
本の素材:-
絵本デビューに◎まねしたくなる言葉のリズムが楽しい
はっきりした色づかいと、オノマトペを使ったシンプルな構成でファーストブックにもぴったりの絵本。赤ちゃんにとって身近なもの、例えば車の絵と「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」といった言葉が見開きページに描かれています。明快でわかりやすい絵とリズミカルな言葉が1歳頃の子供を引き付ける、人気の一冊。
ストーリーは無く、どこから読んでも楽しめるので、読み聞かせに慣れていなかったり集中できない子にもおすすめです。繰り返し読んでいるうちに、「わんわん」「かんかん」などマネして言えるようになることもありますよ。破れにくいボードブックなのもうれしいポイントです。
4位 ブロンズ新社 「だるまさん」シリーズ 3冊ケース入り

しかけ:-
ページ数:20
サイズ:-
本の素材:-
だるまさん、次はどうなる?笑ってほしいならこれ
子供たちに大人気の絵本「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊セット。「だ る ま さ ん が」のフレーズが繰り返されるわかりやすい構成で、1歳でも絵本の世界に入り込めます。ページをめくると、だるまさんがぺちゃんこになったり伸びたりと、大人も子供も思わず笑ってしまう絵本ですよ。
1歳頃の子供は、繰り返しが大好き。大人は一度でさまざまなことを理解できますが、小さな子供は何度も繰り返すことで理解し、身につけていくのでしょう。だるまさんシリーズは、やさしいイラストとリズミカルな音で子供の繰り返し遊びをサポートしてくれる絵本ですよ。ケース入りで、プレゼントにもおすすめです。
5位 ひさかたチャイルド おべんとうバス

しかけ:-
ページ数:21
サイズ:22 x 1.5 x 19 cm
本の素材:-
元気にバスに乗り込むおかずたち、お返事の練習にも◎
子供たちの大好きな、乗り物と食べ物が登場する絵本。おいしそうなハンバーグやエビフライ、ブロッコリーやおにぎりなど、お弁当のおかずが真っ赤なバスに元気よく乗っていき、見ているだけでお腹が空いてきます。最後は「いただきます!」で食べるマネっこも楽しい一冊。食べ物の好き嫌いがある子にもおすすめですよ。
バスに乗り込むときには、どのおかずも「はーい!」と元気なお返事。読み聞かせるうちに、子供たちも元気に手を挙げてお返事できるようになるかもしれません。はっきりとした色づかいと、おかずの可愛らしいお顔で何度も読みたくなる絵本ですよ。
6位 朝日新聞出版 ピカピカひかるピアノ

しかけ:あり
ページ数:46
サイズ:17 x 20 x 3 cm
本の素材:-
光る鍵盤と楽しいメロディで飽きずにひとり遊びできる
幼児が親しみやすい曲を収録した、小さなピアノとして使える絵本。1歳では曲を弾くのは難しいですが、鍵盤をたたくだけでも光って音が出るのが楽しく、集中してひとり遊びができますよ。大きくなってきたら楽譜を見ながら弾くのにトライしたりと、長く使えるのも魅力です。
「ぶんぶんぶん」や「きらきらぼし」「かえるのがっしょう」など、1歳が楽しめる童謡を中心に21曲を収録。親子で一緒に歌って、気軽に音楽に親しめますね。鍵盤の音色を、犬や猫など動物の鳴き声に変更することもでき、1歳児が飽きずに遊べる工夫が満載です。
7位 童心社 いないいないばあ

しかけ:-
ページ数:20
サイズ:21 x 18.6 x 0.7 cm
本の素材:-
繰り返しのシンプルな構成と美しい日本語が人気の名作
発売から50年以上、世代を超えて愛されるロングセラー絵本。やさしいタッチで描かれたにゃあにゃが、くまさんが、可愛いお顔で「いないいないばあ」を繰り返すシンプルな内容です。テンポよく美しい日本語で、読み聞かせに慣れていない子も飽きずに楽しめますよ。
0歳~1歳頃の子供は、いないいないばあ遊びが大好き。ママのお顔が見えなくなっても、また現れるという、期待通りの結果が楽しいのでしょう。繰り返すことで、記憶力や予測力も鍛えられるといいます。この絵本は、1歳児の好きな「いないいないばあ遊び」を繰り返しながら、自然と能力を高めてくれる一冊です。
8位 学研プラス しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ)

しかけ:-
ページ数:-
サイズ:-
本の素材:-
目を引く鮮やかなイラスト、読み聞かせを嫌がる子にも
コントラストが強めのカラーで、しましま模様やぐるぐる模様が描かれた絵本。月齢の低い赤ちゃん向けとしても人気の一冊ですが、絵本に慣れていなくても目だけで楽しめるので、読み聞かせをはじめたばかりの1歳にもおすすめです。逆さまに読んでいたり、途中から読んでも気にならない構成。子供のペースで自由に絵本に親しめますよ。
「すいすい」「にょろにょろ」などオノマトペ中心の言葉で、リズミカルに読み進められます。マネして言えるようになる子もいることでしょう。はっきりした色づかいだから、「これは赤だね」など声掛けしてあげると、色を覚えるきっかけにもなりますよ。頑丈なボードブックなのも安心ですね。
9位 文研出版 もこ もこもこ

しかけ:-
ページ数:29
サイズ:-
本の素材:-
不思議な言葉と絵の世界が、子供の豊かな感性にヒット
詩人、谷川俊太郎さんの不思議な世界観が魅力のロングセラー絵本。「しーん」と静まり返った空間に、「もこ」と何かが現れます。「ぱく」と食べたり、「ぱちん」とはじけたり…。どこなのか、何なのかは不明の不思議な作品ですが、小さな子供たちはすっかり絵本の世界に入り込み、大喜びする名作です。
具体的なものを取り上げた絵本ではないので、読む人によって、また読むたびに感じ方が変わるのが面白い一冊。子供の豊かな感受性を伸ばしてあげたい人におすすめです。文字は非常に少なく、擬音語のみで構成されているので、1歳でも十分に楽しめますよ。
10位 こぐま社 しろくまちゃんのほっとけーき

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ページ数:-
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本の素材:-
ふっくらいい匂いまで感じるストーリー、1歳後半に◎
こぐまちゃんシリーズの中でも高い人気を誇るロングセラー作品。しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作ります。材料を用意するところから、ホットケーキが焼けていく様子、お友達と美味しく味わってお片付けをする様子まで、まるで自分のことのように楽しさを共有できる絵本ですよ。
少し文字が多めで、ストーリーもしっかりした絵本なので、1歳後半頃から少し長めの絵本にトライしたいときにおすすめ。ホットケーキがだんだん焼けていくシーンでは、いい匂いまで感じられそう。くっきりした線と鮮やかな色づかいで、子供たちの記憶に残る一冊です。読んだあとには、実際にホットケーキを作ってみても楽しいですね。
11位 こぐま社 くっついた

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ページ数:24
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本の素材:-
ほっぺをくっつけて思わずニコニコ、親子の絆が深まる
パパママとのふれあいを楽しめる、人気のスキンシップ絵本。きんぎょさんやあひるさんなど、生き物たちがくっついていき、最後はパパママと赤ちゃんがくっつく、繰り返しのシンプルなストーリーです。文字は少なく、どんどんめくっていけるので、はじめての読み聞かせにもぴったりですよ。
動物たちがくっつくのを見ていると、不思議と幸せな気持ちに。お母さんとお父さん、わたしがくっつく場面で喜びは最高潮になることでしょう。はじめはあまり反応してくれなくても、読み聞かせを続けるうちに子供のほうからほっぺをくっつけてきてくれたりと、心の成長も感じられますよ。親子の絆が深まる、温かい絵本です。
12位 福音館書店 がたん ごとん がたん ごとん

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ページ数:20
サイズ:18cm
本の素材:-
次は何を乗せる?リズミカルな音と繰り返しが楽しい
真っ黒な汽車がお客さんを乗せて目的地へと向かう、ロングセラーの絵本。お客さんと言っても人ではなく、哺乳瓶だったり、りんごだったり…。「最後にはどんなことが起こるんだろう?」とわくわく感も楽しめる作品ですよ。汽車のうれしそうな顔やまじめな顔など、ちょっとずつ変化する表情にも注目です。
「がたんごとん がたんごとん」「のせてくださーい」の繰り返しのシンプルな展開とリズミカルな言葉で、1歳にもわかりやすく楽しめる一冊ですよ。シンプルながらも鮮やかなイラストは、時代を超えて子供たちの心を掴みます。電車などの乗り物好きの子にもおすすめです。
13位 フレーベル館 アンパンマンはじめてのことばえほん わくわく

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ページ数:-
サイズ:17.1 x 1.8 x 19.2 cm
本の素材:-
指差しの練習にも◎身近な動物や食べ物を楽しく覚える
アンパンマンのキャラクターとともに、身近なものの言葉を覚えられる絵本。1歳頃になると、動物や食べ物など、身の回りのものにより一層興味を持ちはじめます。こちらの絵本は、動物や水の生き物、野菜、果物などをジャンルごとにイラストで紹介。幼児の「もっと知りたい気持ち」を満たしてあげられますよ。
1歳頃の子供に大人気のアンパンマンが登場するから、楽しみながら知識を広げられます。子供が指差した絵の名前を、ママが答えてあげると言葉が増えるきっかけになりますよ。英語も併記されており、長く使えるのも魅力です。他のシリーズでは乗り物や様子を表す言葉を扱っており、さらに語彙を増やしたい人におすすめ。
14位 福音館書店 ぶーぶー じどうしゃ

しかけ:-
ページ数:20
サイズ:-
本の素材:-
車好きの男の子必見、リアルなイラストが感性に響く
本物さながらの精巧なイラストで、男の子の大好きな乗り物を描いた絵本です。乗用車、パトカー、消防車、救急車など、男の子の心を掴む乗り物がずらり。細部まで非常にリアルに描かれていますが、写真よりも温かみが感じられるのも、子供たちに長く愛される理由なのかもしれません。
それぞれの車の違いを見ていくうちに、観察力も身につきますよ。文字は少なく、イラストを存分に楽しむタイプの絵本。車好きの子のはじめての一冊にもおすすめです。山本忠敬さんは、車や電車をテーマにした人気絵本を多く制作しています。本書が気に入ったら、ほかの作品もぜひチェックしてみてくださいね。
15位 福音館書店 ねないこだれだ

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ページ数:24
サイズ:16.5 x 0.8 x 16.5 cm
本の素材:-
おばけに連れていかれたら?ちょっと怖い寝る前の一冊
貼り絵を使った独特の世界観が人気の、せなけいこさんのロングセラー絵本。夜9時、こんな時間におきてるのはだれだ?こんな時間におきている女の子は、おばけの世界に…?1歳ではまだおばけの怖さはわからなくても、「どうなっちゃうんだろう?」と想像がふくらむ絵本です。
夜なかなか寝てくれず、寝かしつけに苦労しているママにもおすすめの一冊。1歳頃だと面白がって効果がないかもしれませんが、2歳、3歳と成長して想像力や理解力が高まると、本気で怖がってしまうかも。ちょっと怖いけれど、大好きなパパママの隣で何度も読んでもらいたくなる、不思議な魅力のある絵本です。
16位 成美堂出版 音と光のでる絵本 いっぱいスイッチ

しかけ:あり
ページ数:6
サイズ:18.3 x 3.3 x 19.8 cm
本の素材:-
ボタンやダイヤル、コンセント遊びで手指の発達を促す
音と光で子供の興味を引きつけるしかけが満載の絵本。ボタンを押すと毎回異なる音が出たり、ダイヤルやボールをくるくる回して楽しんだり、コンセントをさすと音楽が流れたりと、1歳児が飽きずに楽しめますよ。おうちの家電のスイッチやコンセントに興味を持って、いたずらされて困っているママにもおすすめです。
簡単なしかけから、コンセントなど1歳には少し難しいしかけまで、達成感を感じながら手指の発達を促してくれるのもポイント。ママが忙しいときも集中して遊んでくれるので、こういった音やしかけで楽しめる絵本もひとつ持っておくと助かりますよ。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() 偕成社 はらぺこあおむし ボード…… 1 | 748円 | | |
![]() 福音館書店 きんぎょが にげた 2 | 990円 | | |
![]() 偕成社 じゃあじゃあびりびり 3 | 660円 | | |
![]() ブロンズ新社 「だるまさん」シリ…… 4 | 2,805円 | | |
![]() ひさかたチャイルド おべんとうバス 5 | 990円 | | |
![]() 朝日新聞出版 ピカピカひかるピアノ 6 | 2,530円 | | |
![]() 童心社 いないいないばあ 7 | 770円 | | |
![]() 学研プラス しましまぐるぐる (い…… 8 | 968円 | | |
![]() 文研出版 もこ もこもこ 9 | 1,430円 | | |
![]() こぐま社 しろくまちゃんのほっと…… 10 | 880円 | | |
![]() こぐま社 くっついた 11 | 880円 | | |
![]() 福音館書店 がたん ごとん がたん …… 12 | 880円 | | |
![]() フレーベル館 アンパンマンはじめ…… 13 | 1,100円 | | |
![]() 福音館書店 ぶーぶー じどうしゃ 14 | 880円 | | |
![]() 福音館書店 ねないこだれだ 15 | 770円 | | |
![]() 成美堂出版 音と光のでる絵本 いっ…… 16 | 2,200円 | | |
まとめ
1歳向け絵本を選ぶときは、リズミカルな言葉を使った絵本や繰り返しのパターンの絵本など、1歳児が親しみやすいポイントを押さえましょう。食べ物や乗り物など、子供が喜ぶテーマを選んであげたり、活発な子は体を動かせる絵本、おしゃべりが上手になってきたら幼児用の図鑑など、子供の様子にあわせて選ぶのもおすすめですよ。
「絵本の読み聞かせ」は、まだ文字が読めない1歳児にとって、パパママのお膝でやさしい声を聞きながら想像力をふくらませる、心満たされる時間です。少しの時間でもいいので、お気に入りの一冊とともに親子の時間を楽しんでくださいね。