暑い季節になると日陰を作るアイテムとして注目を集めるすだれ。すだれは日差しを遮り日陰を作るだけでなく、目隠しにもなる優れものです。しかし、一口にすだれと言っても種類は様々。どのすだれを選べば良いのか分からない人も多いでしょう。
そこで今回は、すだれを選ぶ際のポイントとおすすめの商品を紹介します。サイズや素材などをしっかり選んで、あなたにぴったりのすだれを見つけましょう。
目次
この記事でおすすめする商品
すだれを使うメリット
すだれを使うことで簡単に窓際に日陰を作ることができます。日差しを遮り、外からの熱気を遮断する効果があるので、室内の暑さを和らげることが可能です。冷房の効果を上げることもできるため、節電にも繋がります。
また、窓を開けた際の目隠しにもなります。カーテンでも同じことはできますが、すだれの方が風通しが良いので夏場はすだれがおすすめです。
すだれの選び方
ここからは、すだれの選び方を紹介します。すだれの選び方のポイントは主に4つ。使用する窓のサイズ・すだれの素材・すだれの目の荒さ・巻き上げ機能の有無です。
それでは、この4つのポイントを詳しく解説していきます。しっかりとポイントを押さえて、自分の目的に合ったすだれを購入してください。
窓に合わせてサイズを選ぶ
すだれを購入する際は、使用したい窓に合わせてサイズを選ぶようにしましょう。設置する窓にぴったりのサイズでなけでば、日差しを遮れないだけでなく、目隠しの効果も薄れてしまいます。
また、長さは窓だけでなく窓枠のサイズも考慮しましょう。すだれは窓より少し上の部分から引っ掛けて使用します。そのため、引っ掛けた部分から窓枠の下の部分までカバーできるサイズがベストです。
一般的な窓ガラスには幅88cm
一般的な窓ガラスに使用するのであれば、幅88cmのすだれがおすすめ。ほとんどのすだれがこのサイズに作られているため、好みのデザインも見つけやすいです。特殊な窓でない限り、幅88cmであればしっかりカバーすることができます。
しかし、すだれを使用したい窓のサイズを事前に測っておくことに超したことはありません。一般的な窓ガラスであっても事前に窓のサイズを確認してからすだれを購入しましょう。
特殊な窓ガラスには幅100cm以上
オーダーメイドなどの特殊な窓ガラスについては、幅100cm以上の大判サイズのすだれを選ぶと良いでしょう。大判サイズのすだれでも補えない特殊な窓ガラスの場合は、すだれを2枚使用すると全体を覆うことができます。
ただし、2枚使用する場合はすだれの間隔に注意が必要です。すだれは風が吹くと揺れるため、間隔が狭すぎるとぶつかって破損してしまう恐れがあります。そのため、すだれを2枚使用する場合は、2cmの間隔を開けるのがマストです。
すだれの素材で選ぶ
日光の遮断以外の機能も考慮したすだれが欲しい方は、すだれの素材で選ぶのもおすすめ。すだれに使用されている素材は様々で、素材によって得られる効果も多種多様です。
また、素材によってすだれの見た目も異なります。それぞれの素材について詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。
お手頃価格のヨシ
中国の天津地方で採れるヨシを使用したすだれは天津すだれと呼ばれ、現在の日本では非常にポピュラーなすだれとなっています。値段が安いため、お試しで買いたい方にもおすすめ。バリエーションが豊富で好みのデザインも見つけやすいです。
しかし、素材にヨシを使用したすだれは、虫がつく・耐久性に欠けるというデメリットがあり、購入後1~2年程度での買い換えが必要になります。いぶし焼き加工や防虫加工してあるものを選ぶと長く使用できるでしょう。
高級感がある竹
見た目が綺麗なものが欲しい方には、高級感のある竹を使用したすだれがおすすめ。竹特有のつるっとした質感は上品さだけでなく、清涼感も与えてくれます。家の雰囲気作りにもぴったりです。
ヨシ製のすだれに比べると価格は上がりますが、耐久性が高いというメリットもあります。長く使用することが可能で、使い続けることで味のあるすだれに変化します。
遮光・遮熱性が高いアルミ
冷暖房のない部屋や熱がこもりやすい部屋に使用するなら、遮光・遮熱性が高いアルミ製のすだれが適しています。室内を涼しく保ってくれるので、温度の上がりやすいキッチンでの使用が特におすすめです。
また、天然素材特有の悩みである虫が付くこともありません。風通しは天然素材に比べると劣りますが、その分目隠しとしての効果が抜群。機能面を重視するのなら、アルミ素材のすだれが良いでしょう。
メンテナンスが簡単なプラスチック
メンテナンスのことを考慮するなら、お手入れが簡単なプラスチック製のすだれがおすすめ。プラスチック素材はカビが生えにくく、まるごと水洗いができるので衛生的に使用できます。
重量が軽いものが多く、女性や年配の方でも簡単に取り付けが可能。耐久性が高い上に虫が付く心配もありません。デザイン製に優れているので、洋室に似合うデザインのすだれもすぐに見つかります。
すだれの目の荒さで選ぶ
一見するとすだれの目の荒さはどれも統一されているように見えますが、実際は違います。目の粗さは見落としがちな部分ですが、遮光性・通気性を左右する重要な部分です。
目の細かいタイプは遮光性は高いですが、通気性が悪いです。反対に目が粗いものは遮光性は劣りますが、通気性が高くなります。それぞれ、メリットもあればデメリットもあるので、設置する部屋に合わせて目の荒さを選びましょう。
巻き上げ機能があると便利
「必要な時にだけ使えるすだれがあればいいのに…」と思ったことはありませんか。その願いを叶えてくれるのが、巻き上げ機能が付いているすだれです。巻き上げ機能のあるすだれは、昇降紐をひっぱるだけで上げ下ろしができます。
必要な時にのみ使用できるので、室内の明るさや通気性を心配する必要がありません。巻き上げ機能は後付けできるものもあるので、購入前に確認しましょう。
すだれのおすすめ人気ランキング10選
ここまでは、すだれを選ぶ際のポイントを解説しました。すだれは窓の大きさや機能面を考慮して、サイズや素材などを選ぶ必要があります。
ここからは、実際に販売されているおすすめのすだれをランキング形式で紹介していきます。様々な商品があるので、選び方を参考に自分に合うものを見つけてください。
1位 二村製簾 Futamura Seiren 天津すだれ
素材:本:葦・上下桟:竹・網糸:綿
巻き上げ機能:記載無し
1,000円台の高コスパ
すだれを選ぶ際にコスパを重視する人も少なくありません。そんな人におすすめなのが、驚異の1,000台という価格を実現している二村製簾の天津すだれ。幅88cm×丈180cmで、一般的な家庭の窓にぴったりなサイズです。
天然素材製なので、耐久性の弱さや虫が付くデメリットがありますが、シーズン毎の買い換えで避けることができます。高コスパであるからこそ、天然素材のデメリットをカバーできます。
2位 株式会社ライフ life すだれ LF073B08b000
素材:本体:ポリプロピレン・桟:塩化ビニル・編糸:混紡
巻き上げ機能:記載無し
すだれとは思えないシャープな色合い
株式会社ライフのすだれ LF073B08b000は、すだれとは思えないシャープな色合いが特徴です。5つのカラーバリエーションはどれも落ち着きのある色で、洋風にも和風にも合います。
素材にアルミを配合しており、遮光性84%・UVカット率94%とすだれとしての性能が高いのも魅力の一つ。機能面とインテリア性の両立を実現しています。
3位 ワタナベ工業 Watanabe Industry 4段階スリットシェード ass-2020
素材:本体:ポリエチレン・ロープ:綿・ハトメ:スチール
巻き上げ機能:無し
4段階スリット構造で室内快適
4段階のスリット構造で室内をより快適にしてくれるすだれです。上部から下部にかけて4段階にすだれの目を粗くしていくことで、上部で遮光性・下部で通気性の機能を最大限に活かしています。そのため、遮光性99.7%・UVカット率99.8%と驚異の数値です。
4つのサイズ展開もポイント。普通のサイズの窓から特殊な形の窓まで、ぴったりの大きさが見つかります。取り付け用のロープも付属するので、届いたらすぐに使用できます。
4位 Oromany すだれ 200×300cm
素材:高密度ポリエチレン
巻き上げ機能:無し
お手入れ簡単な水洗いOK
185GSMの高密度ポリエチレン生地を採用しており、お手入れが簡単なすだれです。汚れても水洗いできるので、いつでも綺麗な状態で使用できます。また、使用しないシーズンはコンパクトに畳んで収納が可能です。
UVカット率が90%以上と高く、大判サイズなのでベランダやバルコニーの日除けにも最適です。目隠しにもなるため、道路に面した部屋でも安心して使用できます。
5位 三宅製簾 すだれ GLANTS
素材:本体:PP(ポリプロピレン)・上下レール:PVC(塩化ビニール)・編糸:エステル
巻き上げ機能:有り
独特な風合いが高級感を演出
独特な風合いで高級感のあるすだれです。深みのあるダークブラウンのカラーなので、洋室・和室のどちらにも相性が良く、使用する場所を選びません。
遮光率約87%・UVカット率約80%でデザイン性だけでなく、すだれとしての性能も優れています。丈夫な作りなので、屋外での設置も可能です。
6位 萩原 HAGIHARA サンシェード 350101351
素材:ポリエチレン
巻き上げ機能:記載無し
物干し竿に取り付け可能
物干し竿があれば取り付けができるすだれです。上部に物干し竿を通すことができるループが付いており、誰でも簡単にすだれを設置できます。
ポリエチレン製で雨に濡れても問題ありません。水洗いもできるので、衛生的に使い続けることができます。また、使用しないシーズンは小さく畳んで省スペースで収納可能です。
7位 藤久 FUJIKYU 遮熱アルミすだれ 1276110
素材:ポリエチレン・ポリエステル・アルミ
巻き上げ機能:無し
暗くなりすぎない適度な遮光率
遮光性が高いと室内が暗くなりすぎるというデメリットがあります。こちらの商品は、遮光率約69%と適度な遮光性で、室内の明るさを絶妙に保つことが可能です。部屋の中から外も見やすいです。
カラー展開も豊富で、ブラウン・ホワイト・グリーンの全3色。カラーによって遮光率・遮熱効果も変わるので、好みの数値のすだれを選べます。
8位 大湖産業 DAIKO SANGYO すだれ PG-13197
素材:葦
巻き上げ機能:記載無し
燻すことにより天然素材の欠点をカバー
大湖産業のすだれ PG-13197は、天然素材である葦を使用しています。燻し加工を施すことにより、天然素材の欠点をカバー。安心して葦のナチュラルな風合いを楽しむことができます。
熟練の職人が一つ一つ手作りしているのも魅力。味のあるすだれは、細部にまでこだわりを感じられます。本格的なすだれを求めている人におすすめです。
9位 三宅製簾 すだれ 51134
素材:本体:ポリプロピレン・上下レール:PVC・編糸:綿糸
巻き上げ機能:有り
巻上げ器付きで簡単上げ下げ
「すだれを下げっぱなしにするのは気になる」「使いたい時にだけ使えるものが欲しい」という人におすすめの、巻き上げ機能付きのすだれです。紐を引っ張るだけで簡単にすだれの上げ下げができます。
ポリプロピレン製で、軽い上に丈夫で長持ちするのも魅力です。設置も巻き上げもストレスなくできます。高級感のあるグリーンカラーでインテリア性も抜群です。
10位 三宅製簾 すだれ mosaic88180
素材:PP(ポリプロピレン)・上下レール:PVC(塩化ビニール)・編糸:エステル
巻き上げ機能:有り
メンテナンスしやすいプラスチック製
プラスチック製でメンテナンスがしやすいすだれです。水洗いできるため、汚れても簡単に綺麗にできます。お手入れが簡単なので、屋外でも気兼ねなく使用できます。
デザイン製にも優れており、スタイリッシュなグレーが上品です。遮光率約85%・UV効果約75%と、すだれとしての性能も高く、暑い夏でも室内を涼しくしてくれます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
二村製簾 Futamura Seiren 天津す…… 1 | 598円 | 3.7 | |
株式会社ライフ life すだれ LF073…… 2 | 1,998円 | 4.79 | |
ワタナベ工業 Watanabe Industry 4…… 3 | 2,230円 | 4.33 | |
Oromany すだれ 200×300cm 4 | 2,800円 | 3.7 | |
三宅製簾 すだれ GLANTS 5 | 1,880円 | 4.56 | |
萩原 HAGIHARA サンシェード 35010…… 6 | 2,739円 | 4.2 | |
藤久 FUJIKYU 遮熱アルミすだれ 12…… 7 | 3,278円 | 4.29 | |
大湖産業 DAIKO SANGYO すだれ PG-…… 8 | 9,981円 | ||
三宅製簾 すだれ 51134 9 | 1,880円 | 4 | |
三宅製簾 すだれ mosaic88180 10 | 2,196円 | 4.32 |
おすすめのすだれの口コミをチェック
おすすめのすだれの口コミをご紹介します。ご購入の際の参考にしてみてくださいね。※口コミはあくまで個人の感想です。
二村製簾 Futamura Seiren 天津すだれの口コミ
清涼感
部屋が1階で道路側なので窓を開けてもカーテンで仕切っていましたが、カーテンだと風とうしが悪く部屋が暑かったですが、このすだれをつけて思ったより風とうしもよく涼しく感じます、また外からも中が見えないので安心して窓を開けれます
ワタナベ工業 Watanabe Industry 4段階スリットシェードの口コミ
これから夏に向かうのでよしずが欲しいと思いましたが、風で飛ばされるのも嫌だな・・と
日よけになって雨もはじいてくれるので喜んでいます
いつまで撥水が持つかな・・・
Oromany すだれ 200×300cmの口コミ
丁度良い長さ
2階のベランダから下げて使っています。長さが2階から垂らすのにぴったりです。軽いので垂らす作業がしやすいです。色も日本家屋に合います。夏の日差しよけ に役立ちます。外部からの目隠しにもなり、家族も喜んでいます。紐が付いています。滑りやすい素材で、もっと締まりやすいと良いと思います。紐そのものは雨には強いです。
まとめ
今回は、すだれの選び方とおすすめの商品を紹介しました。一口にすだれと言っても、様々な種類があります。すだれを選ぶ際には、素材やサイズなどに着目して慎重に選びましょう。
使用されている素材によっては、メリットだけでなくデメリットもあるので、確認するのを忘れないようにしてください。好みのすだれを購入してQOLを向上させましょう。