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ピペットチップのおすすめ人気ランキング8選【正確なピペッティング作業を実現】

eny編集部

あなたの「欲しい」を一緒に探し、最適なものをご提案して背中を押すことができたら…。そんな気持ちで心を込めて記事を公開しています。

医薬品や化学薬品を取り扱う場合、ピペットを使用される人もいるでしょう。ピペットチップを使用することでピペットを洗浄する手間が省け、試料の分注作業が楽に行えます。

そこで今回は、互換性にすぐれたピペットチップから、フィルターチップ・滅菌済みチップ・高粘度用チップの種類と使い方とおすすめ商品を紹介します。

この記事でおすすめする商品

ピペットチップとは

ピペットチップとはピペットといわれる器具とセットで使用する道具です。まずは、ピペットとピペットチップのそれぞれの役割を紹介します。

ピペット本体について

出典:amazon.co.jp

医療分野や理化学分野の研究になくてはならない道具として「ピペット」といわれる器具があります。ピペットは先端が細くなったガラス管、またはプラスチック管で目盛りが付けられているため、液体を一定量移しいれる作業に最適です。

研究で液体を取り扱う場合、100ml程度の液体を量り移し替える作業ではメスシリンダーが使用される場合が多いですが、0.1~10mlスケールではピペットが好適。さらに1μl~1mlスケールではマイクロピペットが適しています。しかし、試料となる液体を量り取るたびに洗浄が必要なため、手間のかかる器具でもあります。

ピペットを高機能化するピペットチップ

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ピペットチップをピペットに取り付けると、試料となる液体がピペット本体には接触しないので、ピペット本体の洗浄を毎回行う必要がなくなります。もちろん、液体に触れるピペットチップは毎回洗浄が必要となりますが、使い捨てのピペットチップを使用した場合は洗浄の手間が省けます。

試料同士の接触による汚染が起こりにくくなるのも使い捨てのメリットです。試料の性質や量る量によって多くの種類のピペットチップがあるので、取り扱う試料に合わせて最適なピペットチップを使い分けられます。

ピペットチップの使い方

ピペットチップの基本的な使用方法と、知っていると作業の際に役立つテクニックを紹介します。最初は難しいピペッティングの作業も慣れてくれば効率的に行えるようになるので、使い方をマスターしましょう。

ピペットチップの基本的な使用方法

出典:amazon.co.jp

  1. ピペットチップを取り付ける前にピペット本体が汚れていないかをチェックします。もしも汚れが付着している場合はエタノールで拭きとりましょう。
  2. ピペットチップをピペットに取り付けます。
  3. ピペットはしっかりと握り、垂直に持ちましょう。
  4. 慎重に液体を吸い込みます。この時、ピペットを倒してしまわないように注意しましょう。
  5. 試料を移し替えたら、チップイジェクタを使用してチップを取り外します。チップイジェクタを使用することで、使用済みのピペットチップに触れることなくピペットチップを排出できます。

使い方の注意点

まず、必ずピペットチップが正しく装着されたことを確認してから作業を開始する必要があります。また、液体を吸い上げた時、ピペット本体へ液体が吸い込まれないように注意しましょう。

もしもピペット操作が不慣れな場合は、コンタミネーション防止のためにフィルター付きのピペットチップの使用がおすすめです。間違った使い方をしていると、正確性の高いピペットチップを使っていてもミスが増えてしまうので気を付けましょう。

ピペットの操作方法

出典:amazon.co.jp

ピペットの操作方法には、主にリバース法・フォワード法・リンス法・リピート法があります。

■リバース法

リバース法は、2段階で試料を吸い上げて1段階分排出してからチップ内に残った試料を吐出する方法です。泡立ちやすい試料の操作に最適です。

■フォワード法

フォワード法は、試料を1段階吸い上げて全量を排出するスタンダードな操作方法。試薬の混合時にも使われる操作方法です。リンス法は血液など均一に混ざっていない試料の操作に最適で、吸い上げと排出を何度か操作してから試料を移します。

■リンス法

リンス法は、分注する前に試料の吸排を行えない場合や試料全てを試験に用いなければならない場合に取る方法で、血液など均質ではない試料に適しています。

■リピート法

またリピート法は、繰り返し同じ量の試料を移し替える作業に好適な方法です。複数の試験管やプレート上に試料を同じ分量移し替えるときに便利です。

ピペットチップの選び方

ピペットチップ選び方を種類別・サイズ別で紹介します。特にピペットチップには取り扱う試料によって最適な種類とサイズのものを選ぶ必要があるので、各ピペットチップの違いをきちんと確認しておきましょう。

種類で選ぶ

ピペットチップには試料の種類に応じて多くの種類があります。一般的なピペットチップから、フィルターチップ・滅菌済みチップ・高粘度用チップまで紹介します。

一般的なピペットチップ

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医療機関や理化学系研究機関で最も多く使用されているピペットチップは、スタンダードなタイプです。材質はポリプロピレンが主流で熱にも強く、オートクレーブで滅菌可能なものが多いです。

ユニバーサルフィットタイプのピペットチップは汎用性が高く、ほとんどのメーカーのピペットに取り付け可能なので幅広い分野で使用できます。一般的なピペットチップは価格がリーズナブルなので、テスト用としても活用されています。

フィルターチップ

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フィルターチップとは、名前の通りピペットチップの内部にフィルターが取り付けられているものです。フィルターのおかげで、液体を吸い過ぎた場合のコンタミネーションが防止できます。コンタミネーションとは、2種類の試料が混ざってしまうこと。コンタミネーションが起こると、正常な結果が得られないため、汚染防止対策が重要です。

ピペットチップのフィルターは、液体は通しませんが空気は通します。そのため、ピペットの機能を損なわずにスムーズな吸引と吐出が可能です。フィルターチップの排出方法もチップイジェクタを使用すると、通常のピペットチップと同様に手を触れることなく行えます。

滅菌済みチップ

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滅菌済みのピペットチップは、ピペットチップ本体に滅菌処理が施してあるので、そのまますぐに使用できます。電子線滅菌やガンマ線滅菌を施されている場合が多く、滅菌済みのチップもピペットチップ自体の性能は損なわれていません。

滅菌済みチップは未滅菌タイプのものと比べると、やや値段が高い傾向です。例えば同じ商品の場合、滅菌済みチップが1本5円、未滅菌タイプが1本4円などの違いがあります。

サイズで選ぶ

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ピペットチップは、吸引する液体の量によって最適なサイズを選ぶ必要があります。例えば、10μlまで対応しているタイプや、200μl~300μlのもの、1200μlまで量れるタイプなどがあるので、最適なサイズを選びましょう。

また、1μl~1mlの試料を取り扱う場合はマイクロピペット対応のもの、1ml~50ml程度の試料を取り扱う場合はマクロピペット対応のピペットチップを選ぶと効率的に作業が行えます。

ピペットチップのおすすめ人気ランキング8選

ピペットチップのおすすめ商品を紹介します。取り扱う試料によって最適なピペットチップは異なります。また、同じ商品でもサイズが複数選べるものもあるので、用途に応じてピペットチップを選んでください。

1位 アイビス(R)ピペットチップ (バルクパック) I-703C /2-3006-05

詳細情報
容量:1~200μL
材質:ポリプロピレン
仕様:エッペンドルフ・ピペットマン・バイオヒット・フィンピペット・ベンチメイト
オートクレーブ:可(121℃、20min以下)

細くて底の深いチューブからの分注にも最適

細い形のピペットチップなので、細身で底の深いチューブなどからの分注に最適です。低価格の商品ですが、製品本体の寸法のバラツキは少なく取り扱いしやすいと好評です。また、過度な包装がされていないのでゴミも少なく、すぐに使用できるのもポイントです。

2位 フィルターチップ バルク 1本個包装×100本 200μL

詳細情報
容量:10、50、100、200μL
材質:ポリプロピレン
仕様:Dnase,Rnase,Pyrogen,endotoxinフリー
オートクレーブ:記載なし

世界最大級の科学機器・試薬メーカー品だから信頼できる

世界最大級の科学機器・試薬メーカーのサーモフィッシャー・サイエンティフィックの滅菌済みピペットチップです。特にQSPピペットチップは、性能と価格の最適なバランスをとった高品質な商品がラインナップされています。

フィルター付きのピペットチップなので、コンタミネーションが防止できます。また、滅菌済みのため、すぐに使用できる点もおすすめです。

3位 151 PPLS マイクロピペット用 ピペットチップ 青1000μl 500本入

詳細情報
容量:1000μl
材質:ポリプロピレン
仕様:記載なし
オートクレーブ:可

大容量でコスパ最高のピペットチップ

株式会社ペパレス製作所が輸入販売しているマイクロピペット用のピペットチップです。500本という大容量なのでコスパも良く、テストなどで本数を気にせず使用できます。100~1000μl、200~1000μlのピペットに対応している商品です。

4位 uxcell 液体移送ピペットチップ プラスティック製 200ul クリア イエロー 1000個入り

詳細情報
容量:0.2mL
材質:プラスチック
仕様:記載なし
オートクレーブ:記載なし

1000個入りだからどんどん使える

200ulのピペットチップで、1000個入りの大容量なのがポイント。たくさんの試料をテストする場合でもどんどん使用できます。トップ内径は5.3mmで取り扱いサイズです。

5位 ワトソン 200uL ピペットチップ 53mm クリア 1000本

詳細情報
容量:200μL
仕様:RNase / DNase / Human-DNAフリー

厳しい品質基準をクリアした信頼できるピペットチップ

ラボ用品を多く取り扱っているワトソン株式会社のピペットチップ。信頼できる日本製の商品で、厳しい品質基準のもとで検査されているので安心して使用できます。また、製品の製造段階でもクリーンな環境で生産されているので、品質を重視したい人におすすめです。

ただ、超薄型成型技術によって先端部分が非常に細く成型されているため、液切れがしやすい特徴があります。ワトソンの他、エッペンドルフ・リファレンスやギルソン・ピペットマンなど主要メーカーのピペットに適合しています。

6位 ART MBPチップ(フィンピペット対応) 10μL 1000本入

詳細情報
容量:10μL
材質:ポリプロピレン
仕様:DNA・RNase・DNaseフリー
オートクレーブ:可(121℃・20分)

パイロジェンフリーだから医薬品にも好適

パイロジェンフリーのピペットチップです。パイロジェン(外因性発熱物質)として作用する物質が含まれていないので、医薬品の研究にも適しています。また、オートクレーブ滅菌も可能なので、滅菌消毒してから使用できるのも安心です。

MBPピペットチップは世界中で使用されている製品で、厳しい品質管理が行われる中で製造されています。そのため、手元に届く商品は高品質だと定評があります。特に、高い正確性が求められる作業にぴったりな製品です。

7位 uxcell 研究室用 液体フィルター ピペットチップ 1000 個入り 10ul

詳細情報
容量:10ul
材質:プラスチック

フィルター付きでコンタミネーション防止に役立つ

本体内部にフィルターが設けられているピペットチップです。高品質なフィルターのおかげで、試料がピペット本体に触れることを防止できます。特にコンタミネーションに気を付けなければならない試料を扱う場合に最適です。

また、ユニバーサルマイクロピペットチップなので、多くのメーカーのマイクロピペットに装着可能です。

8位 フィン フィンチップ(スタンダードチップ) 5~300μL 96本/ラック×10ラック

詳細情報
容量:5~300μL
材質:ポリプロピレン
仕様:記載なし
オートクレーブ:可(121℃・20分)

疎水性が高く液切れのよいピペットチップ

サーモフィッシャー・サイエンティフィックのフィンピペットに最適なピペットチップです。ピペットチップ本体は疎水性が高く、液切れもよいため、操作のしやすさが魅力です。細長いチューブからの分注も容易に行えるように細長いデザインになっているのもポイント。

また、未滅菌タイプと放射線滅菌済タイプの2種類から選択ができます。未滅菌タイプを選んだ場合でも、オートクレーブに対応しているので滅菌処理が行えます。容量は5~300μLと幅広いラインナップなので、最適なサイズを選んでください。

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まとめ

今回は、医学・理化学分野でよく使用されるピペットチップを紹介しました。ピペットの取り扱いは最初は難しいかもしれませんが、慣れれば取り扱いが容易になります。使用する試料の性質や量に合わせて最適なピペットチップを選びましょう。

eny編集部

あなたの「欲しい」を一緒に探し、最適なものをご提案して背中を押すことができたら…。そんな気持ちで心を込めて記事を公開しています。