肉や野菜・魚など、ありとあらゆる食材を扱う中華料理で使われる「中華包丁」。プロの料理人だけに限らず家庭用の万能包丁としてもおすすめですが、刃の厚さや形状・刃渡り・柄の素材など何を基準に選べばいいのか分からず困っている方も多いはず。
そこで今回は、中華包丁の選び方と、各通販サイトで実際に購入されているものの中から特に人気のおすすめ商品をランキング形式で紹介致します。種類によって扱いやすい食材の種類や包丁の重さも変わってくるので、しっかりとチェックして使いやすい一本を手に入れてくださいね。
目次
この記事でおすすめする商品
野菜の千切りから肉の骨切りまで何でも使える、複数の和包丁の特性を兼ね備えた万能包丁
中華包丁はいくつかの和包丁の特徴を一つにまとめたような包丁で、これ1本あればどんな用途にも対応できるのが魅力です。「菜切り包丁のような四角い形状」「出刃包丁のような頑丈さと重さ」「三徳包丁のような万能さ」の3つの特徴を備えています。
ですが、慣れていない方にとっては重くて扱いが難しい包丁なので使用する際には怪我をしないように細心の注意を払っておきましょう。
中華包丁の選び方
中華包丁を選ぶ際に重要な4つのポイントをみていきましょう。
長方形の中華包丁は刃の厚さで3つに分類される、扱う食材や包丁の重さを考えて「種類」を選ぶ
中華包丁は刃の厚さによって「薄刃」「中厚刃」「厚刃」の3つの種類に分かれます。それぞれ特徴や適した食材が異なるので、しっかりとチェックしておきましょう。
柔らかい肉や野菜のカットに適していて軽く扱いやすい、家庭での普段使いにおすすめの「薄刃」
家庭用で使う中華包丁を購入するなら、肉や野菜などの柔らかい食材を切るのに適した「薄刃」がおすすめです。中刃や厚刃のものと比べて軽く取り扱いもしやすいので、初めて中華包丁を使う方や扱いに慣れるまでの練習用としてもぴったりの種類になります。
鳥や魚くらいの骨なら切断可能、慣れるまでコツはいるが様々な食材に使える万能型の「中厚刃」
薄刃と比べると少し重くて使いこなすには慣れが必要ですが、ある程度硬い肉や魚の骨などを切断するなら「中厚刃」の中華包丁がおすすめです。刃の厚みが程よく使い勝手のいい種類なので、幅広い食材に使用できます。
刃が厚く重いがブロック肉や骨などの硬い食材でも難なく切れる、プロの料理人におすすめの「厚刃」
「厚刃」の中華包丁は3つの種類の中で最も刃が厚く重みのある種類なので、大きな骨や冷凍食品を切断する際におすすめです。高い切断力を持っていますがその分扱いも難しく、中華包丁に慣れていない方の最初の1本にはあまり向いていません。
また、硬い食材を切る際には重みを活かして叩き斬ることが多いので、厚刃の中華包丁を扱う場合には分厚いまな板もセットで用意しておきましょう。
刃の形によって異なる適した作業や扱う食材、使用シーンや作る料理に合わせた「形状」を選ぶ
中華包丁と言えば長方形の刃をイメージする方も多いですが、刃先がカーブを描いた「円頭刃」や斧のような形状の「馬頭刃」などいくつか種類があります。扱いやすさが少し異なるので、こちらもしっかりとチェックしましょう。
中華包丁で最もスタンダードな長方形型の刃、あらゆる食材に対応可能な「方頭刃」
「方頭刃」は刃が長方形の形をしており、中華包丁と聞いて最も多くの方がイメージするスタンダードなタイプです。中国では主に広東料理や四川料理で使われており、肉や野菜・魚などあらゆる食材に対応しています。
刃の先端がカーブを描いた曲線状の刃、細かい作業や魚をおろすのに向いている「円頭刃」
「円頭刃」は刃先に向かってカーブをした形状が特徴で、魚を捌いたり細かい作業をするのに適したタイプです。魚の料理が多いという土地柄もあって上海地方で見かけることの多い中華包丁になります。
機能的には他の中華包丁と差はないですが、より細かい作業をすることが多い場合はこちらのタイプがいいでしょう。
峰から刃先に広がる斧のような見た目、あらゆる食材に対応していて硬いものも容易に切れる「馬頭刃」
「馬頭刃」は包丁のみねの部分から刃に向かって広がる斧のような形状が特徴で、硬いものから柔らかいものまであらゆる食材のカットに適しています。みねが厚めで重力感のあるものが多く、北京料理を作る際によく使われるタイプです。
家庭用ならコンパクトで短いものがおすすめ、台所やまな板のサイズに合わせて「刃渡り」を選ぶ
家庭用で使用する中華包丁を購入する場合には、使用するまな板や調理場のスペース・扱う食材などを考えた上で刃渡りを選ぶようにしましょう。食材を叩き切ることもあるため、まな板が薄くて脆いものだと破損してしまう恐れもあります。
ですが、あまりにも刃渡りが短いものを選んでしまうと一度に食材を切ることができず不便な思いをしてしまうことも。これらのことをしっかりと考慮した上でサイズや重さを選んでおくと、失敗せずに選ぶことができますよ。
柄の滑りにくさと握りやすさを求めるなら「木製」、耐久性と衛生面を重視するなら「ステンレス製」
中華包丁は普段使っている和包丁と違って重みがあるため、慣れていない方だと扱いが難しいです。重さに耐えきれず手から柄がすっぽ抜けてしまうこともあり、大変危険なので持ち手部分の素材にもしっかりとこだわっておきましょう。
中華包丁のおすすめ人気ランキング10選
ここからは、各通販サイトで実際に購入されているものの中でも特に人気が高かった商品をランキング形式で紹介致します。選び方を見ても何を購入すればいいのか悩んでしまうという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1位 Imarku 中華包丁 刃渡り177.8mm
刃の厚さ：2.5mm
重量：370g
高い耐久性と優れた切れ味、男女問わず使いやすい軽量設計
こちらはブレード材質にステンレス鋼を使用しており、耐久性の高さと優れた切れ味が特徴です。肉や野菜・魚など様々な食材に対応しており、刃先が摩耗しにくいので長期間使用しても鋭い切れ味が持続します。
また、軽量でサイズもちょうど良いため男女問わず扱いやすいのも魅力の一つ。人間工学に基づいてハンドル設計がされているので、長時間の仕込みでも手首や指の疲労をしっかりと軽減してくれます。
2位 貝印 中華包丁 刃渡り175mm AB-5523
刃の厚さ：-
重量：265g
初心者の方にもおすすめのスタンダードな中華包丁
肉や野菜・魚など、あらゆる食材を切るのに適した方頭刃のスタンダートな中華包丁です。切る・砕く・叩くなど色々な使い方ができるため、様々な料理を作る際に活躍してくれます。
刃はステンレス製で手入れがしやすく、錆びにくいのも嬉しいポイント。また、刃渡りが約175mmと大きすぎないため初心者でも扱いやすく、初めての1本を探している方にもぴったりな商品です。
3位 高山商店 中華包丁 刃渡り183mm
刃の厚さ：-
重量：-
長時間の使用でも手が疲れにくい、料理好きな方の心強い味方
長時間の使用でも疲れにくい設計と、握りやすい木製の柄が特徴の中華包丁です。指の痛みや手首の疲労を最小限に抑えてくれるため、初めての方でも安心して使えます。
また、ブレードにはステンレス鋼を使用しているため切れ味が落ちにくいのも魅力の一つ。食材を切る際にも力を入れずにスッと切ることができます。素材の性質上耐久性にも優れているので、1本の包丁を長く愛用していきたい方にもおすすめの一品です。
4位 富士カトラリー 中華包丁 刃渡り175mm
刃の厚さ：-
重量：325g
抜群の切れ味と高い耐久性、幅広い食材に使える汎用性に優れた一本
重量約325gと、スタンダートタイプよりもやや重みのある中華包丁です。重量があるため肉の骨を断ち切る際にも役立ちますし、野菜や魚などほとんどの食材に対応しているため汎用性にも優れています。
刃には強度の高いステンレス鋼を使用しており耐久性も抜群。また、持ち手部分は丸みのある自然木を使用しているため、握りやすくてよく手に馴染みます。
5位 MOON 関鍔蔵作 中華包丁 刃渡り200mm
刃の厚さ：-
重量：321g
自宅で気軽に本格中華、初めての方にもぴったりの中華包丁
柔らかい野菜から硬い肉まであらゆる食材に対応した万能型の中華包丁です。ブレードの材質にはステンレス刃物鋼を採用しており切れ味抜群。ハンドル部分も滑りにくい木製で初めての方でも使いやすいので、自宅で本格的な中華にチャレンジしたい方にはぴったりの一本です。
重量が321gと普通の包丁に比べればやや重たいですが、その分慣れれば硬い食材でもすんなりと切ることができます。本格的な中華包丁を購入しようと考えている方にはぜひおすすめしたい商品です。
6位 高山商店 中華包丁 刃渡り194mm
刃の厚さ：-
重量：-
オールステンレスでお手入れ楽々、長時間の使用でも疲れにくい
持ち手と刃が一つになったオールステンレスのスタイリッシュな中華包丁です。一体型で手入れもしやすく、中華包丁に慣れていない方でも扱いやすいタイプになります。刃先が鋭く切れ味が長持ちしやすいので、長く使いたい方にもおすすめです。
また、人間工学に基づいて設計されているためハンドル部分の持ちやすさも抜群。長時間の使用でも手の負担になりにくいので、普段からよく料理をする方や力の弱い方にはぴったりの商品です。
7位 FINDKING 中華包丁 刃渡り214mm
刃の厚さ：5mm
重量：911g
シャープな切れ味！あらゆる切り方ができる便利な中華包丁
こちらの中華包丁はシャープな切れ味が特徴で、硬い食材の切断はもちろんスライスやミンチ・さいの目切りなど様々な切り方ができます。大きな肉や骨などもしっかりカットできるので、一般家庭だけではなくプロの方にもおすすめです。
ハンドル部分にはウェンジウッドが使われており、おしゃれな雰囲気を演出しながらもしっかりとした握りやすさを兼ね備えています。
8位 JOYアイランド 中華包丁 登竜門 刃渡り175mm
刃の厚さ：-
重量：305g
力を入れずにあらゆる食材を簡単カット
切れ味抜群のJOYアイランドの中華包丁は、肉・魚・野菜などさまざまな食材を切る際に活躍します。力をかけずにスッと切れるため、女性の人も扱いやすい1本です。刃は錆びにくいステンレス鋼を採用しており、お手入れのしやすさも抜群。
また、ローズウッドで作られた柄の持ちやすさと柔らかい握り心地も魅力の一つ。長い時間使用しても疲れを感じにくいので、普段からよく料理をする方にはぴったりの商品です。
9位 天下中華物産店 十八子作 中華包丁 坎骨刀 刃渡り175mm
刃の厚さ：3mm
重量：415g
肉の骨も断ち切りやすい、本格タイプの中華包丁
本体重量415gと中華包丁の中でもやや重さを感じる商品で、慣れてしまえば硬い肉の骨でも簡単にカットすることが可能です。家庭用としてはもちろんレストランなどのプロの現場で使うのもおすすめ。耐久性に優れたステンレス製なので長く愛用できます。
また、ハンドル部分は人間工学に基づいて設計されているので持ちやすさも抜群。長時間でも問題なく使えるので、本格派の中華包丁を探している方にはぜひ使って欲しい一品です。
10位 佐竹産業 濃州孫六作 中華包丁 刃渡り180mm
刃の厚さ：-
重量：330g
硬い食材も綺麗に断ち切る、強度も高くバランスの良い一本
約400gと一般家庭で使われる通常の和包丁の2倍程の重さがあり、魚や野菜はもちろん硬い肉の骨を断ち切るのにも使える中華包丁です。刃には耐久性に優れたモリブデン鋼を使用しており、錆びにくいのも魅力の一つ。手入れが簡単なので長く使いたい方におすすめです。
また、刃の金属部分が柄元まで貫通しているフルタング構造になっているため中華包丁全体の強度も高く、バランスの良い一本に仕上がっています。
おすすめの商品一覧
| 製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
|---|---|---|---|
| Imarku 中華包丁 刃渡り177.8mm 1 | 円 |  | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| 貝印 中華包丁 刃渡り175mm AB-5523 2 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| 高山商店 中華包丁 刃渡り183mm 3 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| 富士カトラリー 中華包丁 刃渡り17…… 4 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| MOON 関鍔蔵作 中華包丁 刃渡り200mm 5 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| 高山商店 中華包丁 刃渡り194mm 6 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| FINDKING 中華包丁 刃渡り214mm 7 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| JOYアイランド 中華包丁 登竜門 刃…… 8 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| 天下中華物産店 十八子作 中華包丁…… 9 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
| 佐竹産業 濃州孫六作 中華包丁 刃…… 10 | 円 | | // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く |
まとめ
肉や野菜・魚などあらゆる食材に幅広く対応しており、硬い食材を切るときにも使えるためプロの現場から一般家庭まで幅広い人気を集めている「中華包丁」。刃の厚さや形状など様々な種類があり、それぞれ適した食材も異なります。
手にフィットした大きさや重さのものを選ぶことが怪我を予防して美味しい料理を作る大切なポイントなので、しっかりとチェックしてくださいね。この記事を参考に、あなたにぴったりの素敵な商品を見つけ出していただければ嬉しいです。